ローカライズ
更新日:2024.02.07 / 掲載日:2024.02.06

【山形県天童市】町のシンボル「将棋駒」とソウルフードのルーツを辿る〈文化に触れるドライブ旅〉

今日も営業車を乗り回し、全国各地を駆け回るグーネット営業マンたちを見て、編集部員Eは思った。その土地のことはタクシードライバーに聞けばよく分かるのと同じように、毎日忙しなく担当エリアをひた走るグーネット営業マンだからこそ知る地元の魅力がたくさんあるはずだ、と。そんな思いつきから、ここでは「日本全国!グーネット営業マンのとっておき」をご紹介!

第2弾は、「文化に触れるドライブ旅」というコンセプトの元、営業マンたちの担当する街の”クールな文化”をご紹介! 歴史や民芸品、食に特産物、サブカルチャーなどなど、その土地ならではの魅力的な文化を掘り下げるべく、突撃取材を行いました。

山形県天童市のクールな文化を突撃取材!

普段は宮城県を担当する私ですが、今回は宮城のおとなり山形県へ! 山形には泊まりに行くことも多く、私は山形を知り尽くしているといっても過言ではありません! 今回は天童市が誇る歴史ある文化を私、Wが取材してまいりました。

今回の案内人はこの人!
宮城大好き!東北大好き!山形大好き!
ペンネーム:営業スタッフW
好きな車:夢はいつかレクサスRX
 

ユニークな町の象徴とソウルフード「鳥中華」

天童市は将棋の駒の生産数が日本一! 将棋の駒が町のシンボルとなっており、至る所に将棋の駒が見られる、ユニークな文化があるんです。

また、山形と言えば一般的に蕎麦が有名ですが、天童市は蕎麦だけでなく、蕎麦のつゆに使われる和風だしのスープにラーメンの中華麺を入れ、鶏肉、天かす、海苔などをトッピングした料理である「鳥中華」の発祥の地でもあります!

町のルーツを辿りに

上述の通り、天童市は将棋の駒生産量が日本一なこともあって、町の随所で将棋の駒が見られます。そんな個性的な文化を持つ天童市で将棋のルーツをたどるべく、今回は「将棋資料館」に突撃! そしてもう1件、B級グルメのコンテストで全国6位の実績がある山形のソウルフード『鳥中華』発祥のお店を取材してきました!

将棋駒は天童の財政難を救う希望だった

将棋のルーツは、古代インドで遊ばれた【チャトランガ】というゲームであると言われています。それが東に渡り将棋、西に渡りチェスになりました。日本に渡ったのは、11世紀(平安時代)と考えられています。
天童の将棋駒のおこりは、江戸時代末期、藩士の内職にはじまります。当時、この一帯を納めていた天童織田藩の財政は窮乏し、藩士は内職によって家計を補いました。まさに将棋駒の製作もそのひとつであったのです。

天童織田藩の用人職にあった吉田大八は「将棋駒製造は兵法にも通じる」として藩士の将棋駒づくりを積極的に奨励したのだそうな。そうして時は流れ、平成8年4月に天童の将棋駒は「伝統的工芸品」として指定を受けるに至ったというわけです。

現在では、将棋駒は天童のシンボルとして、モニュメントをはじめ、橋、マンホールのふた、春の一大イベント 「人間将棋」、食べ物に至るまで、市内のいたるところで目にすることができます。また、近年では藤井聡太さんのおかげで将棋の注目度があがり観光客も増えているそう。まさに将棋の町といえる天童。ルーツを知ることで町中に配された将棋駒により愛着が湧いてくるようです。

天童将棋資料館
・住所:山形県山形県天童市本町1-1-1
・電話番号:023-653-1690
・営業時間:9:00〜18:00 ※入館は午後5時30分まで
・店休日:第3月曜日 ※祝日の場合は翌日が休館 ※年末年始(12月29日~1月3日)
・駐車場:天童駅駐車場又は駅ビル「パルテ」駐車場を利用(1時間無料)
・ホームページ:https://bussan-tendo.gr.jp/museum/

天童のソウルフード「鳥中華」は、そば屋のまかないから始まった

手打水車生そばは、江戸末期にあたる1861年創業という老舗中の老舗。現在で六代目となる歴史を誇るこちらの自慢はなんといってもこだわりの詰まったそば。江戸時代から変わらず守り続けている製法で作られるそばは、無駄がなく洗練されていて、それでいて貫禄を感じさせる奥深さのある味でした。

江戸から脈々と受け継がれる伝統のそば。提供される桶も王将の駒がモチーフとなっているのは天童ならでは!

ご当地B級グルメである「鳥中華」発祥のお店としても知られており、様々なメディアに度々取り上げられている名店なんです。

鳥中華の歴史は遡ること約50年。元々は、お店の賄い食としてそばに使う和風だしと鶏肉でラーメンを食べていたものを、たまたま近所の方が見つけたことをきっかけに口コミで一部の人にだけ裏メニューとして提供していたことが始まりだそう。それから取材を受けることが決まり正式にメニューとしたところ、今では伝統のそばと並ぶ代人気メニューとなっているんです!

そばに並ぶ名物となっている元祖「鳥中華」

実際に私Wも食べてみましたが、老舗そば屋のだしとラーメンの融合、そりゃあ美味しいのはもう食べる前から分かっていました。深みのあるだしの絡んだラーメン、そして和風なだしとの相性抜群な鶏肉…。こうして書きながら味を思い出していたらお腹が空いてきました! そのくらい一度食べたら虜になる魅力がある手打水車生そばの元祖「鳥中華」は遠出してでも食べる価値ありです!

天童 手打水車生そば

・住所:山形県天童市鎌田本町1丁目3-26(天童温泉)
・電話番号:023-653-2576
・営業時間:11:00~23:00
・店休日:元旦
・駐車場:駐車場完備(普通車80台大型/マイクロバス※駐車は要予約)
・ホームページ:https://www.suisyasoba.com/access.html

個性的な天童市。他にも魅力いっぱい!

繰り返しになりますが、本当に至る所に将棋の駒がある天童。これまではただ漠然と将棋駒が有名なんだな〜と思う程度でしたが、やはりルーツをしることで見え方も変わり、なんだか将棋駒を見つけた際の喜びも増してくるようです。隠れミッ◯ーならぬ“隠れ将棋駒”を見つける楽しさもあったりなかったり……! 他にも、温泉やグルメなど、ここでは紹介しきれない最高なスポット・おいしいものがまだまだ沢山あるので、ぜひ泊まりがけでゆっくり過ごしてみてください!

天童の町をゆったり満喫するなら5つ星の宿「ほほえみの宿 滝の湯」で

現在、グーネットでは「マイカー・バイクで行く 5つ星の宿の旅」キャンペーンを実施中。グーネットにてキャンペーン対象販売店でご成約後、販売店のレビューを投稿し、お好みのお宿を選んで応募すると、抽選で150組300名様に10万円分の1泊2日ペア宿泊券が当たるチャンスです! 2024年2月6日(火)~3月18日(月)までの期間限定となっているので、このチャンスをお見逃しなく!

ほほえみの宿 滝の湯

「人と自然に優しい宿づくり」をテーマに、お客様が安心して快適にお過ごしいただく空間を、自然環境に配慮しながらつくり出す努力を続けております。また、当館への宿泊が特別の体験としてお客様の心に残るよう、接客、料理、清掃など衣・食・住全てに工夫を凝らし、日本の伝統文化と現代の快適性を併せ持つ旅館を目指し皆様をお迎えしています。

・住所:山形県天童市鎌田本町1-1-30
・電話番号:023-654-2211
・チェックイン時間:15:00~(最終チェックイン 20:00)※18:00を過ぎる場合は要連絡
・チェックアウト時間:~10:00
・駐車場:300台(無料・ご予約不要)
・ホームページ:https://www.takinoyu.com

▼キャンペーン詳細は下記特設サイトをご覧ください▼

グーネット マイカー・バイクで行く5つ星の宿の旅 キャンペーン
抽選で150組300名様にペア宿泊券10万円分が当たる!2024年2月6日(火)〜3月17日(日)に車を購入した販売店へのレビュー投稿および専用の応募フォームから応募された方が対象。
この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ