ゴールデンウィーク中の高速道路は全国的に混雑ひかえめ　GW中の高速道路の交通状況速報発表

　東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社の4社は5月6日、ゴールデンウィーク期間における高速道路の交通状況（速報）を連名で発表した。調査期間は4月28日（水）～5月5日（水）の8日間で、コロナ禍以前の一昨年と比べ、平均日交通量、10km以上の渋滞回数ともに大きく減少する結果となった。

　速報によると、期間中の平均日交通量は2万8900台で、一昨年の5万600台と比べ57％に減少。最大日交通量は3万4300台で、こちらも平均値同様に57％に減少となった。
　また混雑状況において10km以上の渋滞は92回を計測しており、こちらは一昨年の557回に対し、17％と大きく減少。そのうち30km以上の渋滞は6回にとどまり、一昨年の51回に対して12％とさらに減少した。
　期間中、渋滞回数が最も多かったのは、下り線は5月3日（月）、上り線は5月4日（火）だった。

　なお、対昨年比で見ると、平均日交通量は昨年の1万4600台に対し198％の増加だった。

　交通量調査については全国の40区間を対象に実施。比較対象である一昨年のゴールデンウィークは2019年4月26日（金）～5月6日（月）の11日間を調査期間としている。