初めての運転は不安だらけ…運転を上達させるコツと注意点！

まずは正しい姿勢で運転するように心がけましょう。運転する際の正しい姿勢は次のとおりです。

・アクセルやブレーキに足を乗せたとき、膝がある程度曲がるくらいの余裕を持って座る
・ハンドルを握る際は、肘が少し曲がる程度の余裕を持つ
・シートは少し高めに調整する
・ヘッドレストの中心が耳の後ろあたりに来るように調整する
・運転時の視線は道路の遠くを見るようにする

これが正しい運転姿勢です。
特に、膝や肘を少し曲がるくらいの余裕を持つようにすることが大切です。逆に、腕や膝が曲がりすぎると、ハンドルやアクセルの稼働範囲を狭めてしまうことになるので、適度な距離を保つようにしてください。

また、視線も常に遠くを見るように意識します。できるだけ視野を広く保っていないと、とっさのときの状況判断が遅れる原因になります。

初めての運転で気をつけることとしては正しい姿勢で運転する以外にも、次のような点に注意しましょう。

・車線変更や合流
・人通りの多い道
・ブレーキとアクセルの操作
・右左折
・駐車時
・カーブを曲がるとき
・高速道路の運転

特に高速道路での運転や車線変更など、速度が出ているときは気をつけましょう。スピードを出しているときに複数の動作を同時におこなうと、ビギナーは混乱しがちです。焦らずに、落ち着いて1つの動作に集中するように心がけてください。

また、人通りの多い道や入り組んだ道路など、こまめな操作が必要な状況のときも注意が必要です。焦りが思わぬ誤操作を招いてしまうこともあるので、周囲をよく見ながら、落ち着いて運転するようにしましょう。

車線変更や右左折では、目視とミラーの両方で確認します。確認をミラーだけですませたり、ミラーも目視もせずに車線変更をしたりすると、死角に入り込んだ車に気づかないこともあって非常に危険です。

初めての運転では、スピードが遅すぎる、またはスピードの出しすぎに気をつける必要があります。

また、安全運転を心がける気持ちは分かりますが、走行速度が遅すぎると後続車両から煽られたり、事故を招いたりといった可能性もあります。常にメーターを確認しながら運転するようにしましょう。

速度を意識すれば、「いつの間にかスピードが出ていた」というような事態も防げます。

運転を上達させるには、毎日運転するなどしてコツコツ練習することです。ここでは2つの上達方法をご紹介します。

朝の早い時間帯は通勤や買い出しなどに行く車の数も少なく、運転の練習には理想的な時間です。長時間の練習は必要ありません。短時間でも毎日欠かさず練習するようにして、感覚をつかんでください。

「朝は時間がなくて忙しい」という方は、運転席に座ってイメージトレーニングするだけでも効果があります。休日の朝は実際に車を走らせ、平日はイメージトレーニングでも運転の上達につなげることができます。

ペーパードライバー講習を受講して練習するのも効果的です。自動車教習所が講習会を開いているので料金が発生する場合もありますが、ふだん運転をしない人を対象にしているので練習には最適です。

今回は初心者が運転を上達させるためのコツについて解説しました。ポイントは次のようになります。

・まずは正しい運転姿勢から
・車線変更はミラーと目視で、スピードはメーターを確認しながら調整する
・早朝の練習やペーパードライバー講習を利用すれば上達が早い

初めての運転は誰でも不安になります。しかし、練習を怠らなければ必ず上達するので、コツコツと練習を続けていきましょう！