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更新日:2021.03.31 / 掲載日:2019.12.16

車内で音楽を聴く方法にはなにがある?音楽プレーヤー・スマホの接続方法とは

車内で音楽を聴く方法にはなにがある?音楽プレーヤー・スマホの接続方法とは

グーネット編集チーム

クルマを運転する際に、眠気を覚ますためや運転を楽しむために、音楽を聴きたいと考える人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、車内で音楽を聴く方法を紹介しつつ、音楽プレーヤーやスマホのスピーカーで再生するのではなくクルマに備え付けられたカーステレオへ音楽プレーヤーやスマホを接続して、音楽を流す方法を説明していきます。

普段音楽プレーヤーやスマホなど機器で聴いている音楽を、車内でも楽しく聞きたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

カーナビやカーオーディオで音楽を聴く

まず車内で音楽を聴く方法として定番なのが、カーナビやカーオーディオを使って音楽を聴く方法が挙げられます。ここではそれぞれの特徴を紹介しつつ、接続方法や注意点について説明していきます。

カーナビやカーオーディオの特徴

カーナビは主にクルマの案内用に開発された商品ですが、現在では、ナビゲーション機能に加え、音楽や聴くことをはじめ、TV・DVDなども再生できることができるAVナビがあり、カーナビを使って音楽を聴く方も多くなっています。また、AMラジオ・FMラジオに対応したものであれば、気になるラジオチャンネルの音楽を聴くことも可能でしょう。

カーオーディオはメーカーごとで特徴が異なってきますが、音質を自分好みに変更できる機能をはじめとした、音質にこだわった機能を持った商品が多く存在するのが特徴と言えます。
カーナビ自体のデザインや質感なども個性的なものがあるため、音質やデザインを重視する方にとっては、カーオーディオは魅力的な音楽再生機器と言えるでしょう。

カーナビやカーオーディオの接続方法

カーナビやカーオーディオを新しくクルマに接続するためには、配線を繋ぐ、オーディオパネルを外すなど難しい作業を行う必要があります。機器を間違って接続しないためにも、専門業者にお願いをして接続をしてもらうのが無難でしょう。

接続する際の注意点

もし自分で接続したいという人は、必ず配線接続に細心の注意を払って接続に臨みましょう。クルマの種類にもよりますが、高圧電量の流れる箇所があったり、バッテリーと繋がっている配線もあります。

配線を繋いでいくには、それなりのクルマの知識も必要になってくるので、分からない場合はプロにお任せしていきましょう。

FMトランスミッターに音楽プレーヤーを接続して音楽を聴く

FMトランスミッターに音楽プレーヤーを接続して音楽を聴く

グーネット編集チーム

中には音楽プレーヤーに入れている曲を車内でも聴きたいと考えている人もいるのではないでしょうか?そこでここでは、FMトランスミッターの接続方法について説明していきます。

FMトランスミッターの特徴

FMトランスミッターとは、簡単に言うと音楽プレーヤーから流れる音をFMラジオの周波数に変換することで音楽を送信するオーディオ機器になります。手に収まるほどの小型サイズのものが多く、持ち運びにも便利です。

接続方法

まず、カーナビやカーオーディオの電源を入れてFMラジオを受信できる状態にし、FMトランスミッターを車内にあるシガーソケットに差し込みます。次に、FMトランスミッターの専用ケーブルを音楽プレーヤーのイヤホンジャックに差し込んで、FMトランスミッターと音楽プレーヤーを接続していきます。

そしてFMトランスミッターで周波数を選択したら、カーナビやカーオーディオのFMラジオで、その周波数に合わせていきましょう。
最後に音楽プレーヤーの再生ボタンを押して、車内で音楽がかかれば接続完了です。

なお、クルマにシガーソケットがない場合は、アルカリ乾電池などで稼働する電池式のFMトランスミッターがありますので、そちらを使用しましょう。

注意点

FMトランスミッターは使用していると、ノイズが発生してしまうことがあります。クリアな音声を聞くためには、周波数を変えていく必要があります。ワンタッチで周波数を切り替えできるFMトランスミッターもあるので、購入の際には注意して選んでいきましょう。

スマホや音楽プレーヤーをカーナビにBluetooth接続して音楽を聴く

スマホや音楽プレーヤーをよく利用している人は、それぞれの機器に入っている音楽をクルマでも聴くためにカーナビとBluetooth接続できないかと考えるのではないでしょうか。
ここでは、Bluetoothを用いてスマホや音楽プレーヤーとカーナビを接続する方法について説明していきます。

Bluetoothの特徴

Bluetoothとは、スマホや音楽プレーヤーなどのデジタル機器に内蔵されている無線通信技術で、Bluetooth対応の機器同士であればケーブルなどを使わずデータ通信できることが特徴です。無線で対応機器同士を接続するという点ではWi-Fiと共通していますが、数百メートル先まで通信できるWi-Fiと違い、Bluetoothは10メートルほどの通信距離であるため近距離にある機器同士を接続することを得意としています。

Bluetoothの接続方法

スマホや音楽プレーヤーとカーナビを接続するには、まずカーナビのメニュー画面などから「Bluetooth設定」のメニューを探します。そのBluetooth設定画面で「新規機器登録」といったメニューを選択すると、画面に機器名称やPINコードなどが表示され、カーナビが登録待機状態になります。次に、スマホ・音楽プレーヤーの設定メニューなどからBluetoothをオンにしましょう。するとスマホ・音楽プレーヤーの画面に、カーナビ画面に表示されている機器名称と同じものが出てくるのでそれをタップし、カーナビ画面に表示されているPINコードを入力すればカーナビとのBluetooth接続は完了です。

Bluetooth接続の注意点

Bluetoothは2.4GHzの周波数帯域で接続しますが、これはWi-Fiや電話機、電子レンジなどと同じ周波数帯域となり、これらの機器が近くにある状態だと電波干渉し、通信が不安定になることがあります。たとえば、スマホでWi-Fiを利用しているときに、音楽プレーヤーをカーナビとBluetooth接続して音楽を聴こうとすると、ノイズが発生する場合があります。Bluetoothを利用して音楽を聴く場合は、周囲に電波干渉する機器を置かないように注意しましょう。

USBケーブルで音楽プレーヤーを接続して音楽を聴く

クルマの中にUSBを接続する場所がある人は、USBメモリーを接続して音楽を聴きたいと考えるでしょう。ここではそんなUSBケーブルを使って音楽を聴く場合の特徴や注意点について説明していきます。

USBケーブル接続の特徴

USBメモリーを接続することで音楽を聴くことができますが、中にはスマホなどをUSBケーブルで接続して保存されている音楽を聴くことができます。普段使っている充電器などで使われているUSBケーブルを使うことができるので、気軽に音楽を楽しめることができるでしょう。

USBケーブルの接続方法

車体のカーオーディオ、またはカーナビに付いているUSB差込口にスマホなどの音楽機器を接続します。そのまま好きな音楽を聴くことで、車内スピーカーから音楽を聴くことができ、初心者でも使用していくことが可能です。
車体によって差込口は変わっているので、差込口を把握してUSBケーブルのコードの長さを選んでおくとスマホを置く場所などを決めることができるでしょう。

USBケーブル接続の注意点

スマホや他のオーディオ機器もそうですが、カーオーディオやカーナビがUSB接続が対応していることが必須条件になってきます。車体によってはUSB非対応のものもあるので、USB接続で音楽を楽しみたいと考えている場合は、対応しているかの確認をしていきましょう。

スマホや音楽プレーヤーをAUXケーブルで接続して音楽を聴く

ここまで、スマホや音楽プレーヤー内の音楽をクルマで聴く方法を紹介してきましたが、もっとも簡単に行えるのがAUXケーブルを利用する方法です。
ここでは、AUXケーブルを利用してクルマで音楽を聴く方法を説明していきます。

AUXケーブルの特徴

AUXケーブルは、ステレオミニプラグケーブル、オーディオケーブルとも言われており、外部機器とスマホや音楽プレーヤーを接続するために用いられます。

AUXケーブルの接続方法

AUXケーブルの片方のプラグを、スマホや音楽プレーヤーに付いているイヤホンジャックへと挿しこみ、反対側のプラグはカーナビやカーオーディオの本体の前面にあるジャックに挿しこみましょう。
あとはスマホ、または音楽プレーヤーで曲を再生すれば音楽を聴くことができます。

AUXケーブル接続の注意点

気を付けなくてはいけないのが、AUXケーブルで接続して音楽を再生している際にスマホを充電したりすると、ノイズが発生してしまう場合があることです。
この場合、スマホ側の音量を最大にすることでノイズが発生しにくくなります。

車内で音楽を聴く際の注意点

気軽に音楽を聴けるようになってきましたが、車内で音楽を聴くにあたって注意点があります。ここでは車内で音楽を聴く際の、注意点について説明していきます。

イヤホンやヘッドホンで音楽を聴かないようにする

イヤホンやヘッドホンで音楽を聴いてしまうと、周りの音が聞こえなくなってしまい、運転中の周りへの気配りが疎かになってしまいます。また最悪、違反扱いを受けて罰則になってしまうこともあります。
安全に運転をしていくためにも、イヤホンやヘッドホンの使用は避けましょう。

配線接続の場合は運転操作に支障が出ないように気を付ける

配線を接続していく際に注意するのが、運転の妨げにならないようにすることです。配線の中には短い配線もあれば、長い配線もあります。長い配線の場合、足元に這わせてあると運転中に引っかかってしまい、事故を起こしてしまう恐れがあります。そうなる前にコードの束を作るなどして、運転に支障をきたさないような配慮をしていく必要があるでしょう。

まとめ

クルマの運転に音楽はつきものです。
スマホや音楽プレーヤーを用いて音楽を楽しむには、自分が持っているクルマや接続ケーブルを用いて楽しむことができます。

普段CDやラジオなどで我慢している人は、一度音楽プレーヤーやスマホに入っている曲を車体と接続して、自分好みの音楽を選んでいくようにしてみてはいかがでしょうか。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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