ドライブ
更新日:2019.08.05 / 掲載日:2019.08.05

運転時の肩こりの原因と対処法

運転時の肩こりの原因と対処法

グーネット編集チーム

運転中や運転後に肩こりを感じたことはありませんか?
肩こりを感じるときの一例としても挙げられるほど、運転時に肩こりを感じる人は多いようです。しかし、座って運転をしているだけなのに、どうして肩こりが生じてしまうのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、運転時の肩こりの原因や対処法についてご紹介します。

運転時の肩こりが起こる原因とは?

そもそも、なぜ運転時に肩こりが起こるのでしょうか?
主な原因としては「同一の姿勢を続けることによって、首から肩にかけて血流が滞る」というものが挙げられます。また、肩こりの度合いなどに関しては、どのようなタイプの肩こりなのか?が大きく関わってくるところです。

運転で起こる肩こりにはどんなタイプがあるか

運転で起こる肩こりにはどんなタイプがあるか

グーネット編集チーム

運転で起こる肩こりにはどんなタイプがあるのでしょうか。ここでは、肩こりの原因別にタイプを分けてご紹介しますので、ご自分に当てはまるものが無いか確認してみましょう。

運転の姿勢が崩れていることによる肩こり

運転には適した姿勢があり、その姿勢で運転することで体にかかる負担を軽減することが可能です。しかし、シートの位置や目線の高さなどが体に合っていないと、運転時の姿勢が安定せず、肩に必要以上の負荷をかけてしまうことで肩こりが起きてしまいます。

運転の緊張による肩こり

運転時に緊張してしまう場面には、さまざまなものがあります。
たとえば、歩行者・自転車が多く通る道を運転するときや、狭い道で対向車とすれ違うときなどは車が接触しないように気をつけて運転しなければならず、知らないうちに緊張してしまうものです。

また、普段は運転をあまりしない人であれば、運転に対する不安から、公道や狭い道などを走ることに緊張してしまうでしょう。車で通勤しているなど、普段から運転をよくする人であっても、知らない土地や慣れない道を運転するのは、多少なりとも緊張するはずです。

緊張しているときは、精神的なストレスを抱えている状態であり、これが肩こりを引き起こす原因となります。この場合の肩こりは、緊張してストレスを感じると、自律神経の交感神経が優位になり、血管を収縮させて筋肉が強張ってしまうというメカニズムで起こります。

長時間の運転による肩こり

肩の筋肉は頭を支えていることで、つねに多少の緊張状態にあります。それに加えて、長時間の運転で同じ姿勢が続くと、肩の筋肉が過剰に緊張して強張ってしまい、肩こりにつながります。

また、運転中は周囲の歩行者や自転車、車などに注意しているため目を酷使している状態です。長時間の運転でその状態が続くと目の筋肉が疲れてしまい、肩こりを引き起こす原因になるといわれています。

運転時の肩こりを予防する方法・対策

肩こりを予防するためには、まず運転中は正しい姿勢をとるように気をつけましょう。
シートとハンドルを近づけすぎず適正な距離を保つようなポジションとを、車に乗る都度行うのがベストです。また、シートを倒しすぎても、首から前のめりになってしまい、肩こりはもちろん首こりの原因にもなってしまいますのでご注意を。

日頃の疲労が肩こりに影響する場合もあります。しっかり目を休ませたり、疲れを感じていなくても適度に休憩をとったりするように心がけましょう。首や腰の疲労により肩こりに影響することもありますので、ドライバー用クッションを取り入れて、体をサポートした状態で運転に臨むのもおすすめです。

運転で肩こりになった場合の対処法とは?

運転による肩こりを感じたら、適度にストレッチを行い、疲労を蓄積させないようにしましょう。パーキングエリア、または目的地についたあと、再び運転する前など、ちょっとした時間に簡単なストレッチを行うことで、肩こりを軽減することができます。

肩こりを軽減するストレッチ

足を肩幅に開いて立ち、両手を背中側で組み、首を左右に傾けて10秒ごとにキープすると、僧帽筋(そうぼうきん)を伸ばすことができ、背中のストレッチになります。

首を上に向けてあばらを前に出すように胸を突きだして10秒キープすれば、前鋸筋(ぜんきょきん)のストレッチになり、肩まわりの筋肉を伸ばすことができます。骨盤を立たせて背中を真っ直ぐにし、肩まわりの筋肉を伸ばしてあげることを意識して行ってみましょう。

車の中でもできるストレッチ

また車に乗っているときには、ファイティングポーズをとるように肘を胸の前で曲げ、そのまま肘を両サイドに広げるという一連の流れを5回ほど繰り返すことで、肩こり解消につながります。ゆっくりと息を吐きながら、肩関節が円を描くように広げるイメージを持つのもポイントです。
これなら信号待ちのちょっとした時間にもできるので、肩こりを感じたその場で行うこともできますね。

まとめ

近年ではマイカー通勤の人が増える一方、都心に住む人は駐車場が少ない関係で、通勤には電車を使い、週末に出かけるときなどにしか車に乗らないという人も多いと思います。車にたくさん乗るから肩こりが起こるわけでも、普段車に乗らないから肩こりが起きないわけでもありません。

姿勢の悪さや疲労、緊張により肩こりは生じるので、長時間同じ体勢をとっている場合は適度に休んでストレッチをするなどして、肩こりに対処にしながらドライブを楽しんでください。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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