ドライブ
更新日:2016.12.06 / 掲載日:2016.12.02
車を夜に運転する際のポイントと注意点

goo-net編集チーム
夜の運転は怖いというイメージはありませんか。
昼間いつも運転し慣れている道でも、夜運転すると全く違う雰囲気になることもあります。
車を夜に運転する際のポイントと注意点についてご紹介します。
昼と夜の運転の違い
昼と夜の運転を比較したとき、大きな違いは視野の広さです。
日中であればフロントガラスから把握できる視野が広いうえに、
左右の歩道などにも自然と注意を払うことができます。
その点、夜になるとライトが照らす範囲のみに注意が集中してしまうので、
左右の歩行者などが見つけにくくなります。
また、夜は交通量が少なくなったりスピードを遅く感じがちになったりするため、
昼間の感覚よりもスピードが出てしまいがちです。
交通の流れに合わせていると、昼間よりスピードが速いので怖く感じることもあります。
さらに、夜は周りのドライバーの居眠り運転が増える可能性が高まったり、
歩行者の飲酒率が上がることで、交通の妨害や飛び出しの可能性も高まる傾向にあるので、
日中よりも事故リスクが高まると言えるでしょう。
日中よりも周囲が確認しにくい環境の中で、より注意して周囲を確認する必要があります。
車を夜に運転するときの注意点
夜間運転の注意点としては、日中以上の周囲の確認が必要です。
ライトが当たっている部分以外にも特に注意を払いましょう。
夜だからこんなところに人はいないだろう、
車は来ないだろうと思い込んで安全確認を怠らないようにします。
特に歩行者や無灯の自転車は見落としやすいので注意しましょう。
ヘッドライトは対向車がいないときはハイビームを使用します。
対向車のライトが目に入ると、眩しくて一瞬何も見えなくなることがあるので気をつけましょう。
交差点を曲がる際に横断歩道を渡る歩行者がいる場合、
ライトが歩行者をとらえるのは直前になってしまいます。
そのため、横断歩道手前で十分にスピードを落として徐行しながら曲がるようにし、
歩行者がいることを前提に運転するようにしましょう。
また、繁華街を運転する場合、酒に酔った歩行者や自転車がいきなり道を横断することがあります。
歩行者や自転車の動きに留意しましょう。
夜間の安全運転のポイント
夜間に安全運転をするためには、いつもよりスピードを控えて運転しましょう。
夜間は意識しないとスピードが出てしまいがちです。
なかなか確認しづらい歩行者や自転車などに早目に対応するためにも、
法定スピードを守り、昼間以上にスピードの出し過ぎに注意しましょう。
十分な車間距離を取ることも大切です。
また、日中より交通事故のリスクが高まるので、
何かあった場合はすぐに対応できるようにスピードや車間距離に余裕を持つことが重要です。
ヘッドライトは早目に点灯し、対向車に自分の存在がわかるようにしましょう。
対向車のヘッドライトが眩しくて何も見えなくなるのを防ぐために、
ライトがついた対向車とすれ違うときは、少し視線を左に向けるとよいでしょう。