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更新日:2016.09.12 / 掲載日:2016.09.05
車のシフトロック解除ボタンの役割とは

goo-net編集チーム
オートマチック車(AT)に必ずついているシフトロックの解除ボタンにはどんな役割があり、
いつどんな時に使うのか、知らない人も多いかもしれません。
普段はシフトロックされていますが、
いざという時の為に解除方法を知っておくようにしましょう。
シフトロックとは何?
以前のAT車には、シフトロックというのはほとんど見かけませんでした。
では、なぜシフトロックがつけられたのでしょうか。
それは、安全性を確保する為です。
シフトロックがあることによって、P(パーキング)やN(ニュートラル)にギアが入っていないと、
エンジンをかけることができません。
更には、Pにギアが入っていないと鍵を抜くこともできないので、
勝手にギアポジションが動いてしまうといった誤作動を防ぐことができます。
シフトロック解除ボタンの役割とは?どんな時に利用するの?
シフトロックボタンは、ガス欠やバッテリーが上がってしまった時など、
車が動かなくなってしまった時に利用します。
通常はエンジンが掛かっていないと、
オートマチック車は車が動かないようにギアがロックされてしまうのですが、
ロックを解除することにより、牽引や車を押すことができるようになります。
この時、注意しなければいけないことは坂や斜面で解除する場合、
ブレーキをしっかり踏んでいないと車が動いてしまうので、
しっかりとブレーキを踏んでおきましょう。
二次災害にもつながってしまう恐れがあるので、必ず守るようにしましょう。
シフトロック解除ボタンはどこについているの?
シフトロック解除ボタンは、レバーの脇にあることが多いです。
車の種類によって、設置されている場所が異なっていますが、
多くの場合はレバーの近くにあります。
位置に関しての正確な情報は、車の取扱説明書を事前に読み、確認しておくようにしましょう。
このように、シフトロック解除の仕組みと利用シーンを知っておくことで、
万が一のことがあった時に役立ちます。
ただ、しっかりと利用方法を身に付けないと危険性が高まってしまう恐れがありますので、
シフトロック解除ボタンを使用する際は、注意をしながら使うようにしましょう。