オープンカーでは紫外線・日焼け対策は必要？

紫外線はたとえ窓ガラスを閉めていても透過するため、普通車でも日焼けしてしまいます。
オープンカーは、屋根をオープンにした状態で走行することが多いため、
普通より多くの直射日光や紫外線を浴びることになります。

そのため、普通の車より日焼けをしやすいと言えますので、
ドライバーも同乗者も万全な日焼け対策を行ってから、オープンカーに乗るようにしましょう。

直射日光や紫外線はシミなどの原因になってしまいます。
それを防ぐためにも、以下のような日焼け・紫外線対策を行うようにすると良いでしょう。

目には紫外線を防御する機能が備わっているため、短時間の紫外線はさほど問題にはなりませんが、
長時間目に紫外線を当ててしまうと、脳が目だけでなく肌にもメラニンを生成する指令を出します。

そのため、直射日光によって紫外線を受けやすいオープンカーでは、
日焼けしやすくシミもできやすいと言えます。

それを防ぐためには、サングラスをかけることが有効といえます。
サングラスを選ぶ際には、紫外線透過率が低く、UVカット率が高いものを選ぶようにします。

ただし、あまり色の濃いものをかけてしまうと運転に支障をきたす恐れがあるので、
信号の色を誤認するようなレンズの色は避けましょう。

オープンカーの運転中は直射日光を浴びることになるため、日焼け止めは必須といえます。
日焼け止めを選ぶ際にはSPFやPAの値が高いもの選ぶようにしましょう。

日焼け止めは、2時間おきに塗るなど、なるべく短い間隔で塗った方が効果は高いのですが、
いちいち停車して塗りなおすのは大変なこともありますので、
長時間の運転の際は、朝に1回、昼に1回、夜に1回と、
時間を決めて計3回は塗るようにすると良いと言えます。

腕や手はハンドルを握るため露出しやすい部位といえ、日焼けもしやすくなります。
アームカバーやグローブなどをしておけば、日焼け対策はもちろん、
汗によるハンドルの滑り止めにも効果的と言えます。

オープンカーの屋根を開けて走行していると、風を受けて髪がぐちゃぐちゃになってしまいますし、
日差しによって髪や頭皮が日焼けしてしまう可能性があります。

冬には防寒対策としても大活躍しますので、
風に飛ばされないような頭にフィットする帽子をかぶっておくと良いでしょう。

また、見落としがちなのが首の日焼けです。
日焼け止めも塗りつつ、スカーフなどを首に巻いておくと日焼け対策になるだけでなく、
首から冷気が入ってくることを防ぐ効果もあるので、おすすめです。

屋根を開けて風を感じながら走行することはオープンカーの醍醐味ですが、
信号や渋滞で停車すると直射日光や紫外線を浴びてしまいやすく、なにより夏は暑さがあります。

信号で停車することが多い街中では屋根を閉めて走行した方が、
日焼け対策や暑さ対策になると言えます。

ビタミンCにはメラニンの合成を抑える作用があるため、日焼けを防ぐ上で重要な栄養素となります。
また、ビタミンEなどと一緒にの摂取するとより効果的といえます。

オープンカーに乗る前には、ビタミンCが含まれる野菜や果物を食べておくか、
サプリメントなどを摂取しておくと良いでしょう。


以上が、オープンカーに乗る際の日焼け・紫外線対策です。
また、紫外線・日焼け対策と一緒に、水分補給も忘れずに行うようにしましょう。