ドライブ
更新日:2018.10.25 / 掲載日:2016.05.09
ワンボックスカーを上手に運転するコツとは

goo-net編集チーム
今まで軽自動車などコンパクトな車を運転していたけれど、
仕事の関係や家庭の事情でワンボックスカーを運転する必要性が出てきた場合、
運転の仕方がわからず不安に思う人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ワンボックスカーの運転のコツや注意すべき点ついて見ていきましょう。
内輪差を意識する
ワンボックスカーは軽自動車やコンパクトカーなどと比べると車体が長めです。
そのためカーブを曲がる時に内輪差が大きくなり、自転車などの巻き込み事故を起こす危険性や、
後輪を縁石にぶつけてしまう可能性があります。
また、ワンボックスカーを運転すると左側のボディをこすったりぶつけたりしてしまうのは、
後輪の軌跡がつかめないために、思ったより内側に後輪が走ってしまい、
左折時に障害物にぶつけてしまうからです。
後輪がどのあたりを走っているかがつかめるようになると、
左折や右折もスムーズにできるようになりますが、
身体で感覚をつかむには何度も左折・右折の練習をするなど、運転に慣れる必要があります。
慣れるまではいつもより大きくハンドルを切るようにし、
左折の時は左に寄りすぎないようにしましょう。
ミラーを上手に利用する
ワンボックスカーは車高が高いので、普通車と比べると車の視野が広くとれます。
しかし、一方で下回りや後ろ側に死角ができてしまい、
バックや車庫入れ時にやりにくいと感じる方も多いようです。
サイドミラーやリアミラーなどを活用して視野を確保しましょう。
ミラーは下や後ろの部分がしっかり見えるように調整するのがコツです。
運転席とタイヤの位置関係をイメージする
ワンボックスカーとセダン型の車の違いとして、運転席の位置が挙げられます。
セダン型の車では車体中央より少し前あたりの位置に運転席があり、
ワンボックスカーの場合、車の前の部分がないので前輪の上に運転席が位置します。
車の前の部分がないこともありますが、タイヤの上に自分が乗っているイメージになるので、
ハンドルを動かすとそのまま車が動いていくようなイメージでハンドル操作を行いましょう。
セダン型の車の時よりも少し遅めにハンドルを切るように運転すると、
イメージ通りに車が動きやすくなります。
車高が高く車体が大きいため運転しにくそうに思ってしまうワンボックスカーですが、
コツをつかんで慣れると運転がスムーズで楽になります。
今まで乗っていた車との違いを意識して運転すると、コツがつかめるはずです。