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更新日:2019.06.20 / 掲載日:2015.12.15
車の燃費を向上させる運転方法とは

goo-net編集チーム
燃費とは、同じ量のガソリンでどれだけの距離を走行できるかを示す数値のことです。
では、燃費を向上させるためには、どのような運転を心掛けたらよいのでしょうか。
アイドリングストップを行う
アイドリングストップは、車などが停車した際に無駄なアイドリングを行わないことを指します。
長時間のアイドリングや空ふかしといった行為は、余計なガソリンを消費してしまいます。
車の停止時などにアイドリングストップを行うことで、
余計なガソリンを消費しなくてすむので、燃費の向上に繋がります。
ただ、停止時ごとにアイドリングストップを行うのは結構大変なことです。
渋滞等で長時間停止する時に行うのが良いでしょう。
一定の速度で走行する
車の燃費は速度によって変わります。
遅い速度で走行した方が、燃費が良さそうに感じられますが、
50km/hから80km/h程度の一定の速度で走行する方が燃費の向上に繋がります。
また、逆に速度が速すぎると空気抵抗の影響が大きくなり、燃費は低下します。
高速道路などで速度を出すと速度に比例して空気抵抗も大きくなります。
100km/hで走行をするとエンジンの出力の多くは空気抵抗によって失われてしまいますので、
高速道路ではある程度速度を抑え、80km/h程度で走行すると良いでしょう。
適度な加速を行う
加速をする際、エンジンの回転数が低すぎても高すぎても燃費の効率は悪くなります。
車の性能に合わせて、余裕を持って加速をすると良いといえます。
車の排気量や重量によって異なりますが、低めの回転数でシフトアップを行い、
エンジンの回転数の上昇に合わせて加速をしていくと、燃費の向上につながります。
丁寧なアクセルワークを心掛ける
一定の速度で走る状況で、アクセルの踏み外しをむやみに繰り返したり、
何度もブレーキを踏んだりすると、加速と減速を繰り返すことになって燃費の効率が悪くなります。
速度を一定にして走る時は、アクセルも一定の間隔で踏むと良いです。
また、急ブレーキや急発進も燃費の悪化に繋がります。
停止する時は余裕を持ってブレーキングを行いましょう。
減速時にエンジンブレーキを使用する
現在の車の多くは電子制御燃料噴射を採用しています。
そのため、エンジンブレーキを使用している時には、
燃料の供給がストップするため燃費の向上に繋がります。
車の燃費を向上させる運転方法をいくつか紹介しました。
この他にも、余計な荷物を積まないことや荒っぽい運転をしないといったことで、
燃費を向上が期待できますので、試してみてください。