ドライブ
更新日:2020.01.07 / 掲載日:2015.10.02
初心者マークとももうオサラバ!ペーパードライバーを克服するためのノウハウ集4選

入社前や大学生の時に、せっかく自動車免許を取得したのに、仕事でも使う事がない、そもそも自動車を所有していないので乗る機会がないなど、長く自動車の運転をしていない方に朗報です。ペーパードライバーを克服する方法や公道での運転の注意点などのポイントを絞ってご紹介していきます。
初心者マークを付けて周囲にアピールしましょう
く運転していないと、昔できた運転感覚を忘れて焦ってしまうものです。例えば公道を試しに運転したとしても、長く運転していないと、免許取得前と同じくらい危ないのです。また仮に運転できたとしても、心無い他のドライバーから怒鳴られたり煽られたり、実際に運転すると怖い事だらけと感じる方もいるでしょう。とにかく安全第一と考え、「初心者マーク」を付けて走りましょう。
今更?と思うかもしれませんが、実際周囲のドライバーは、久しぶりに運転したあなたがペーパードライバーであるかどうか、わかりません。初心者マークを付ければ周囲も注意してくれますし、運転がもたついても煽られる機会は減るはずです。初心者マークを何年付けても違反にはならないので、堂々と安心して貼ってください。心の余裕にもつながります。
教習所のペーパードライバー教習を利用する
多くの自動車教習所で、ペーパードライバー教習を行っています。これはペーパードライバーだけでなく、就職前に運転技術を磨きたい、高速教習を受けたい、路上教習を受けたい、交通量の多い所での運転に慣れたい、といった、あらゆるニーズに応えるものです。なかには一度過去に免停になり、運転に自信が持てない方のために、どこが悪いのかを指摘しながら教習を組んでくれるところもあります。
教習車はその方のニーズに合わせて、通常のセダン教習車やトラック教習車まで用意されています。現在のライフスタイルに合わせて教習を行ってくれるので、例えば病院やスーパーなど近隣の道路を走りたい場合や、車庫入れが苦手な方向けの教習まであります。このようなサービスを利用して、もう一度原点から始めてみるのもいいと思います。
車両感覚を取り戻すための運転練習
ペーパードライバーといっても、多少練習することで車両感覚が取り戻せるなら、自力で練習するのもいいでしょう。その場合でも、人や車がほとんどいない所を選び、多少傷ついても問題無い車を使うべきです。あくまで多少感覚が残っている人向けですので、練習する場所まで車を走らせるのが怖い人には向きません。またブランクが長いということは、それだけ初歩的な事も忘れている事が多いのです。
例えばウインカーボタンがわからない、ウインカーだと思ってひねったらワイパーだった、なんて笑い話にもなりません。いざという時慌ててしまいますので、乗車したらまず操作確認を念入りにしてください。教習時代に学習したバックミラーの位置、サイドミラーの位置、座席の位置、シートベルトなど、初心に帰って確認しながら操作に慣れて行きましょう。
熟練ドライバーに同乗してもらう
女性にお勧めは、ご主人や彼氏、友人に助手席に乗ってもらって運転の練習をすることです。彼らの中にはあなたの運転を怖がる人もいるかもしれませんが、まずは交通量の少ないところから練習していきます。高速や交通量の多いところは運転を交代してもらい、段々と運転できる所を増やしていきます。例えば郊外の広いショッピングセンターの駐車場や、あまり人や車の通らない道路などです。
この方法のいい点は、その場所まで同乗者が運転してくれる事です。怖い場合は運転を交代してもらえばいいですし、運転感覚についてリアルに指摘してくれます。同乗者の理解が得られない場合は、あなたがペーパードライバーでなくなった時のメリットが大きいことをアピールしてみてください。鉄道トラブルで足が無くなった場合や飲み会で遅くなった、急な子供の病気で病院に行くなど、あなたが運転できることによって、同乗者にもメリットがあるに気が付いてくれるはずです。
長い間自動車を運転していないと、車両感覚を忘れてしまいます。だからまず、乗り始めは若葉マークを必ず付ける事をお勧めします。そして、どうしても感覚が戻らない方や恐怖心が残ってしまう方は、無理せず運転は第三者に任せたほうがいいでしょう。やはり実際の運転は何があるかわかりません。まずは安全第一を心がけてください。