ドライブ
更新日:2020.01.07 / 掲載日:2015.10.02
入社前には欲しい自動車運転免許を取るための自動車学校選び方法について

就職する時には多くの企業が「普通免許を入社時までに取得すること」、という条件を提示しています。これは、「仕事に車を使うから」という理由の他、誰もが守るべき法令をきちんと理解しているか、ということを重視するからです。「社会人として守るべき最低限の常識やマナーが身についているか」を知るための、ものさしとして使うことが多いのです。できれば短期間で取得したい、じっくり学びたいなど、ニーズに合わせた自動車教習所選びに力を入れていきましょう!
自動車教習所は、自宅近くが通いやすい?
自動車教習所は地域に何カ所か存在しています。ほとんどの教習所が、周辺エリア内で無料送迎を行っているので、交通費がかかるというデメリットはありません。夜間教習や、土日教習を行っている教習所もあるので、自宅近くの教習所をまずはチェックしてみましょう。
教習所の教官は厳しい?
教習所の教官は複数名存在します。1生徒1教官といった専任制を取ることもあれば、時間ごとに担当する教官が異なることもあります。教官の多くは「厳しい」というイメージがありますが、これは運転免許取得後、すぐに公道デビューする生徒に向けて、現実を教えているのです。教官もいろいろなタイプの方がいるので、通っているうちに、気の合う教官にも出会えるかもしれません。しかし、どうしても教官との相性が合わない場合もあるでしょう。それに、できることなら、指導歴の長いベテランの教官に教わったほうが、上達も早いはずです。自動車学校を選ぶ際には、教官の指名制度がある学校を選ぶのも、1つの選択肢です。
卒検、落ちたけどフォローは?
卒業検定は、校内での修了検定に合格したのち、路上運転にて運転技術の見極めを行うことを指します。卒業検定に合格したら、運転免許センターにて学科試験を受験することになりますが、落ちた場合、1~2時間ほどの振り返り運転を行うことが一般的です。落ちた後のフォローがいい加減だったり、あまり丁寧に指導してくれなかったりと、フォロー体制が悪い学校は避けたほうがいいでしょう。
できることなら、フォローが充実している学校を選びたいですよね。そのためにも、学校を卒業した人たちの声を聞くことが大切です。直接聞けなくても、インターネットの口コミなどからも、その学校の評判は、ある程度わかるものです。落ちた後のフォローがどうだったか、聞いたり、調べたりしましょう。
お得情報、見逃さないで!
自動車教習所の講習費用はかなりの金額を要します。AT車限定で、20万円程度。再度講習など、規定時間以上運転講習を受けた場合は、1時間につき5千円程度の費用が上乗せされます。教習所では、「学科教科書無料」「写真撮影料無料」などといった、お得サービスを期間限定で提案していることがあります。狙い目は夏休み終了後の秋口から冬にかけて。学生講習者が減る、いわば閑散期に当たります。こういった時期に入校するのも一案です。
短期で取得したい方へ
卒論に取り組んでいて、教習所へ通えないという方も多く見受けられます。もし、2週間程度の時間を捻出できるのであれば、合宿免許というシステムを受講することも一案です。缶詰になってしまうデメリットはありますが、1日を通して学科講習や運転教習を受けることができるので、短期集中で自動車運転の技術と知識を習得することができます。最近ではリゾート地のペンションやマンスリーマンションに宿泊できるシステムもあるので、小旅行感覚も味わえます。
自動車学校選びは多くの方が、「近場の教習所」に決めてしまうことが多いようです。ですが、教習所ごとに様々なサービスを打ち出し、差別化を図ることも増えてきました。安易に決めてしまうことなく、資料請求を行ったりインターネットサイト等を比較したりして、自分のニーズにあった教習所を見つけてください。料金は適正か、支払システムはどうなっているのか、などの事柄も調べましょう。後悔しないためにも、事前の情報収集は欠かさずやっておきましょう。