ドライブ
更新日:2025.09.18 / 掲載日:2025.09.18
名古屋の夜景ドライブスポット9選!定番から穴場まで楽しむ夜の絶景

「名古屋の夜景って、どこで見るのが一番きれいなんだろう?」「車で行きやすいスポットを知りたい」そんなふうに思う人も多いはずです。
名古屋には高層ビルの展望台や山の上からのパノラマはもちろん、港や工場地帯がつくり出す幻想的な光景、公園や庭園でゆったり楽しむ夜景まで、多彩なスポットがあります。
この記事では、名古屋での夜景ドライブにぴったりのスポットを厳選して9カ所紹介。駐車場や見どころの情報に加え、快適に楽しむためのコツもお伝えします。
1. 名古屋での夜景ドライブの魅力
名古屋の夜景は、近代的な都市と自然が融合した独自の魅力があります。高層ビル群が放つ光は都会的な景観を形づくり、港や工場地帯の明かりは産業都市ならではの表情を見せます。
車で巡れば展望台や港湾エリア、公園など異なるシーンを楽しめ、移動時間も体験の一部となるでしょう。デートや観光のプランに加えることで、昼間とは違う名古屋の姿に出会えます。
2. 名古屋での夜景ドライブスポット9選
名古屋には個性豊かな夜景スポットが点在しており、展望台からの大パノラマ、港や工場地帯の幻想的な光景、公園や庭園で味わう静かな景観など、シーンごとに異なる魅力を楽しめます。
ドライブで巡れば効率よく立ち寄れるうえ、移動中の景色を眺めるのも特別な体験に変わります。ここでは、定番から穴場まで厳選した9つのスポットを紹介します。
(1) 高層展望台から楽しむ夜景
高層展望台は街を広く見渡せる点が魅力です。視界が開けた場所では、都市の輝きと遠くの山並みを同時に眺められます。名古屋らしいスケール感を味わえるため、初めて夜景ドライブを計画する人におすすめです。
① 東山スカイタワー

「東山スカイタワー」は、丘の上に立つ展望塔から名古屋市街を360度望める人気スポットです。日中は天候がよければ中央アルプスや御嶽山、伊吹山まで一望でき、夜は「夜景100選」や「日本夜景遺産」に選ばれた絶景を楽しめます。
4階展望室には恋人の聖地モニュメント「恋の羅針盤」と「ラバーズハート」があり、デートに選ばれることも多い場所です。入場料300円と手頃で、車でのアクセスも良好なため、名古屋を代表する夜景スポットとしておすすめです。最上階(7階)には夜景を眺めながら食事できるレストランもあり、ドライブデートの締めくくりに利用すれば特別な時間を演出できます。
施設名 | 東山スカイタワー |
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住所 | 名古屋市千種区田代町瓶杁1-8 東山スカイタワーのGoogleマップはこちら |
アクセス | ・東名高速道路「名古屋インター」、「名二環上社インター」から約10分 ・名古屋高速道路「四谷インターIC」から約20分 |
開館時間 | 9時〜21時30分(入館21時まで) |
駐車場情報 | 駐車場282台 料金乗用車800円 バイク400円 17:00以降無料(隣接の東山動植物園の「ナイトZOO」「紅葉ライトアップ」期間は有料の可能性あり) |
公式サイト | https://www.higashiyamaskytower.jp/ |
② スカイプロムナード

「スカイプロムナード」は、ミッドランド スクエアのオフィス最上階、地上220メートルにある屋外展望台です。ここからの眺望は遮るものが少なく、名古屋の街並みが一望できます。
夜には高層ビル群の輝きとライトアップが重なり、幻想的な光景が広がります。その美しさは「日本夜景遺産」にも認定されており、名古屋の夜景を楽しむなら外せない王道スポットです。名古屋駅直結で駐車場も整備されているため、デートや観光の締めくくりにも最適です。
施設名 | 屋外展望台 スカイプロムナード |
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住所 | 名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランド スクエア 44-46階 屋外展望台 スカイプロムナードのGoogleマップはこちら |
アクセス | 名古屋高速都心環状線「錦橋出口」から約10分 |
開館時間 | 11時〜22時(入館21時30分まで) ※8月1日〜31日:11時〜23時(入館22時30分まで) |
駐車場情報 | 151台(B2F、B3F) 30分ごとに330円 |
公式サイト | https://www.midland-square.com/sky-promenade/ |
③ 中部電力MIRAI TOWER

栄の久屋大通公園に立つ「中部電力MIRAI TOWER」は、名古屋を代表する電波塔で国の重要文化財にも指定されています。
地上90メートルの屋内展望台「スカイデッキ MIRAI360」と100メートルの屋外展望台「スカイバルコニー」からは、「日本夜景遺産」に認定された夜景を一望できます。なかでも「スカイデッキ MIRAI360」は天井と足下に設置された鏡に外の景色が映り込むため、少し変わった夜景が楽しめます。
また、外から中部電力MIRAI TOWERを眺めるのもおすすめです。
開業60周年を期に誕生した塔体のライティング、「煌(きらめき)」は最新のLEDを活用した1,670万色の全面フルカラー!季節やイベントごとに色を変え、夜景をより華やかに演出します。観光スポットとしての価値も高く、都会的な雰囲気を満喫したい人におすすめの展望タワーです。
施設名 | 中部電力 MIRAI TOWER |
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住所 | 名古屋市中区錦3-6-15 中部電力 MIRAI TOWERのGoogleマップはこちら |
アクセス | ・名古屋高速都心環状線「錦橋」出口から約5分 ・名古屋高速都心環状線「東新町」出口から約3分 |
開館時間 | 平日・日曜日:10時〜21時(入館20時40分まで) 土曜日:10時〜21時40分(入館21時20分まで) |
駐車場情報 | 専用駐車場なし 周辺のコインパーキングを利用 |
公式サイト | https://www.nagoya-tv-tower.co.jp/ |
(2) 港や工場地帯のロマンチックな夜景
名古屋港周辺は、昼と夜でまったく違う表情を見せるエリアです。工場群の光や巨大な橋のライトアップは、迫力を保ちつつロマンチックな雰囲気を生み出します。
ドライブで訪れれば、水面に映り込む光や産業のダイナミックな景観を間近に楽しめるのも魅力です。ここからは、名古屋ならではの工場夜景と港町の雰囲気を味わえるスポットを3つご紹介します。
① 名港トリトン

名港トリトンは伊勢湾岸自動車道に架かる「名港西大橋」「名港中央大橋」「名港東大橋」の3本の斜張橋の総称で、夜には迫力あるライトアップが楽しめます。車で走り抜けるだけでも圧巻ですが、周辺の駐車場(木場南グラウンドCなど)から見上げると光に浮かぶ橋の姿をじっくり観賞できます。
無料で楽しめる夜景スポットとして人気が高く、工場地帯の灯りと橋のライトアップが重なる光景は幻想的です。季節ごとにライトアップの色が変わり、さまざまな変化を見せてくれるのもポイントです。
施設名 | 名港トリトン |
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住所 | 愛知県東海市新宝町~名古屋市港区~飛島村木場 名港西大橋のGoogleマップはこちら |
アクセス | 伊勢湾岸自動車道「飛島IC」から約3分 |
開館時間 | 24時間 |
駐車場情報 | 専用駐車場なし 名古屋港エリアのコインパーキングを利用 |
公式サイト | https://tobishimamura.jp/spot/detail_82.html |
② 金城ふ頭中央緑地

金城ふ頭中央緑地は、名港トリトンと工場群を一度に望める夜景スポットです。製鉄所の光が水面に反射し、幻想的な光景が広がります。公園内には照明やトイレが整備されており、深夜でも安心して立ち寄れるのが特徴です。
近くにある金城ふ頭駐車場は24時間利用でき、ドライブの途中に立ち寄りやすい環境が整っています。産業夜景らしい迫力と非日常的な雰囲気を同時に味わえる、名古屋ならではの夜景スポットです。
施設名 | 金城ふ頭中央緑地 |
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住所 | 愛知県名古屋市港区金城ふ頭3-2 金城ふ頭中央緑地のGoogleマップはこちら |
アクセス | 伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」より約4分 |
開館時間 | 24時間 |
駐車場情報 | 専用駐車場なし 金城ふ頭駐車場を利用 |
公式サイト | https://www.port-of-nagoya.jp/kanko/kankospot/kinjofuto/1000866.html |
③ 名古屋港ポートビル

名古屋港ガーデンふ頭に立つ「名古屋港ポートビル」は、海に浮かぶ白い帆船をイメージした建物です。最上階の7階の展望室からは、地上53mの高さから名古屋港の広がりと市街地を一望できます。
展望室は日中に鈴鹿山脈や御嶽山まで見渡せるスポットで、夏季限定にはなりますが、夜間も利用でき夜景を楽しめます。工場群や港湾エリアの灯りが重なり合い、幻想的な景色を演出しており、港町らしい非日常感とロマンチックな雰囲気を味わえる夜景スポットとして、デートや観光の立ち寄り先におすすめです。
施設名 | 名古屋港ポートビル |
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住所 | 愛知県名古屋市港区港町1-9 名古屋港ポートビルのGoogleマップはこちら |
アクセス | ・名古屋高速道路「港明IC」から約10分 ・伊勢湾岸自動車道「名港中央」ICから約20分 ・知多半島道路「大高」ICから約20分 |
開館時間 | 9時30分〜17時(入館16時30分まで) ※夏期は夜間延長 |
駐車場情報 | ガーデンふ頭駐車場 100円/30分 24時間ごと上限額1,000円 |
公式サイト | https://nagoyaaqua.jp/garden-pier/port-building/ |
(3) 公園や庭園で静かに楽しむ夜景
都会の喧騒を離れて夜景を眺めたいときは、公園や庭園で過ごすのがおすすめです。住宅街に溶け込む展望公園や、和の趣ある庭園、緑地の小高い丘など、静かな環境で光の景色を堪能できます。
落ち着いた雰囲気のなかで夜景を楽しめるため、デートや観光の締めくくりにもぴったりです。ここから3つの代表的なスポットを紹介します。
① 滝の水公園

「滝の水公園」は名古屋市緑区の住宅街に位置する開放的な公園です。小高い丘の上からは住宅街の暖かい光に加え、名古屋駅周辺まで一望できます。
芝生やベンチが整備されており、散歩の延長で夜景を楽しむ人が多いスポットです。高台にあるため視界が開けており、都市の明かりが遠くまで広がる様子を実感できます。住宅街にありながら落ち着いた雰囲気で、カップルや家族で訪れるのにおすすめです。
施設名 | 滝の水公園 |
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住所 | 名古屋市緑区篠の風3丁目200 滝の水公園のGoogleマップはこちら |
アクセス | ・名古屋第二環状自動車道「鳴海IC」から約10分 ・名古屋高速道路「笠寺出口」から約15分 |
開館時間 | 園内自由 |
駐車場情報 | 【無料駐車場有り】 20台 ※17時以降利用禁止のため、夜間は周辺のコインパーキングを利用 |
公式サイト | ー |
② 白鳥庭園

「白鳥庭園」は東海地方最大級の池泉回遊式日本庭園で、四季折々の風情を楽しめます。さらに例年11月中旬から12月初旬に開催されるライトアップでは、紅葉や雪吊りが光に映え、幻想的な夜景を体験できます。
日本庭園ならではの静けさと、やわらかな灯りが溶け合う光景は独特の趣があります。観光の立ち寄り先としても人気で、和の情緒と夜景を同時に楽しみたい人におすすめです。
施設名 | 白鳥庭園 |
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住所 | 愛知県名古屋市熱田区熱田西町2-5 白鳥庭園のGoogleマップはこちら |
アクセス | ・伊勢湾岸高速「六番南IC」から約5分 ・伊勢湾岸高速「六番北IC」から約5分 |
開館時間 | 9時〜17時(入園16時30分まで) ※紅葉ライトアップ期間:9時~20時(入園19時30分まで) |
駐車場情報 | 普通自動車:1回300円 正門:40台 北側提携コインパーキング「タイムズ白鳥公園」:30台 |
公式サイト | https://www.shirotori-garden.jp/ |
③ 大高緑地展望台

大高緑地展望台は名古屋市南部の広大な公園「大高緑地」内にある小高い丘の展望スポットです。やや遠いながら名古屋駅周辺のビル群まで見渡せる景観が魅力で、夜には住宅街から遠くに広がる都市の光を眺められます。
園内は広いため、夕暮れ時から訪れると安心して夜景を楽しめます。静かで落ち着いた環境にあり、ゆったりと夜景を鑑賞したい人に向いています。なお、19時以降は公園駐車場が閉まり園内が暗くなるため、夜景鑑賞時には懐中電灯を持参しましょう。
施設名 | 大高緑地展望台 |
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住所 | 名古屋市緑区大高町字高山1-1 大高緑地 展望台(若草山山頂)のGoogleマップはこちら |
アクセス | 名古屋高速3号「笠寺IC」から約15分 |
開館時間 | 園内自由 |
駐車場情報 | 普通車1,637台 身障者用34台 ※19時以降利用禁止のため、夜間は周辺のコインパーキングを利用 |
公式サイト | https://www.aichi-koen.com/odaka/ |
3. 夜景ドライブを快適に楽しむコツ
名古屋の夜景を満喫するには、スポット選びだけでなく準備や工夫も欠かせません。混雑を避ける時間帯を意識すれば落ち着いて景色を楽しめ、防寒対策して持ち物を整えれば快適さも増します。
さらにマナーを守りつつ撮影を工夫すれば思い出をきれいに残せるでしょう。なお、出発前にはライトやブレーキなど車両を点検し、安全に夜景ドライブを楽しむ準備を整えてください。ここから具体的なポイントを紹介します。
(1) 混雑を避ける時間帯と季節の選び方
夜景スポットは週末やイベント時に混雑しやすいのが特徴です。混雑時はせっかくの夜景を落ち着いて楽しめないことがあります。比較的空いているのは平日の夜や、夕食後の21時以降ですので、そのあたりが狙い目です。
シーズンでいえば冬は空気が澄んで光がより鮮明に見えるため、夜景を楽しむのに最適な時期といえます。夏や秋でも湿度が低い日を選べば、遠くまで見渡せるでしょう。
混雑を避け、視界がクリアな季節や時間を意識して訪れることで、名古屋ならではの夜景をより快適に味わえます。
(2) 持ち物・服装・防寒対策
夜景をゆったり楽しむには、体を冷やさない準備が欠かせません。高台や港周辺は風が強いため、季節を問わず羽織れる上着を用意しておくと安心です。また、公園などは虫よけ対策もしておきましょう。
冬は手袋やカイロ、夏はネッククーラーや汗拭きタオルがあると快適に過ごせます。車内での待ち時間が長くなる場合は、ブランケットや飲み物を持参すると居心地がよりよくなるでしょう。
さらに、歩きやすい靴を選べば展望台や公園でも疲れにくく、夜景そのものに集中できます。
(3) 夜景撮影のコツとマナー
夜景は明暗の差が大きいため、撮影時にはブレやノイズが入りやすくなります。撮影時は三脚やスタンドを使うのがおすすめです。スマートフォンの場合は脇をしっかりしめ、手元を固定すると鮮明な一枚が撮れます。
夜景モードやHDR機能を活用すれば、光の強弱も自然に表現できるでしょう。フラッシュを使うと雰囲気を損ねるので注意が必要です。
撮影時は周囲の人の視界を遮らないようにし、場所を独占しないことも大切です。他人に配慮しつつ静かな環境を守りながら撮影すれば、皆で心地よく夜景を楽しめますよ。
(4) ライト・ブレーキ・タイヤのチェック
夜景ドライブを安全に楽しむためには、出発前の車両点検が大切です。まずはヘッドライトやブレーキランプが正常に点灯するかを確認しましょう。続いてブレーキの利き具合やタイヤの空気圧をチェックし、異常がないか確かめます。
さらに長距離を走る場合は燃料残量も忘れず確認しておくと安心です。基本的な点検を済ませておけば、途中で不安を感じることなく夜景を満喫できます。
4. 名古屋の夜景ドライブで心癒される時間を
名古屋には、高層展望台からの都会的な光景、港や工場地帯の幻想的な明かり、公園や庭園での落ち着いた夜景など、さまざまな楽しみ方があります。車で巡れば移動時間も特別な体験となるでしょう。
デートや観光、気分転換など目的に合わせて行き先を選べば、夜景ドライブはより充実した時間になります。さらに、事前の準備や車両チェックを済ませておけば安心です。
名古屋の夜が生み出す光と静けさは、訪れる人に心地よい癒しを与えてくれるのでおすすめです。