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更新日:2025.09.08 / 掲載日:2025.09.08

【東京発】関東の日帰りドライブ穴場スポット7選|楽しむコツも紹介

平日は仕事に追われ、週末くらいは都会の喧騒から離れてリフレッシュしたい。そう思って出かけても「人気の観光地はどこも人混みばかり……。定番スポットはもう行き尽くしたな」と感じているなら、次の休日は「穴場」を目指すドライブに出かけてみませんか?

この記事では、東京から日帰りでアクセスできる関東近郊の穴場スポットを7選紹介します。

1. 関東の日帰りドライブ穴場スポット7選

東京から少し足をのばせば、まだ知られていない魅力的な穴場スポットがたくさんあります。この章では関東近郊から厳選した7つのドライブスポットを紹介します。

(1)【栃木】大谷資料館:神秘的な巨大地下空間を探検

まるで古代神殿のような、幻想的な巨大地下空間が広がる「大谷資料館」。大谷石の採掘場跡地で、その広さは2万m2にも及びます。地下空間は年間を通して平均気温が8℃前後と涼しく、夏でもひんやりとした空気が漂います。訪れる際は、羽織れる上着を1枚持参しましょう。

ライトアップされた岩肌は、他では見られない神秘的な雰囲気を醸し出しており、映画やミュージックビデオのロケ地としても有名です。非日常的な空間は、訪れるだけで気分がリフレッシュされること間違いなし。静かな空間でゆっくりと過ごしたいカップルや、冒険気分を味わいたい人におすすめです。

施設名大谷資料館
住所栃木県宇都宮市大谷町909
大谷資料館のGoogleマップはこちら
アクセス・東北自動車道「鹿沼IC」から車で約20分・「宇都宮IC」から車で約12分
・北関東自動車道「宇都宮/上三川IIC」から車で約40分・「壬生IC」から車で約30分
東京都心からの所要時間約2時間
東京都心からの所要距離約130km
駐車場情報・第2駐車場:200台
・第3駐車場:40台
・第4駐車場:70台
※第1駐車場(10台)は団体バス及び歩行が困難なお客様専用
営業時間・4月~11月
9:00~17:00(最終入館16:30)
・12月~3月
9:30〜16:30(最終入館16:00)
公式サイト大谷資料館

(2)【茨城】竜神大吊橋:スリル満点の空中散歩

茨城県の奥久慈県立自然公園にある竜神大吊橋は、竜神峡の美しいV字渓谷に架かる、歩行者専用としては日本最大級の長さを誇る吊り橋です。橋の上から眺める360°のパノラマはまさに絶景。特に、新緑や紅葉の季節には、息をのむような渓谷美が広がります。

橋の途中には、足元がガラス張りになっている「のぞき窓」が設置されており、スリル満点の空中散歩を楽しめます。また、高さ100mから飛び降りるバンジージャンプは、度胸試しに挑戦してみるのもおすすめです。

施設名竜神大吊橋
住所茨城県常陸太田市天下野町2133-6
竜神大吊橋のGoogleマップはこちら
アクセス・常盤自動車道「那珂IC」から約40分
・常盤自動車道「日立南太田IC」から約40分
東京都心からの所要時間約2時間半
東京都心からの所要距離約160km
駐車場情報【無料駐車場有り】
・第一駐車場:65台
・第二駐車場:130台
・第三駐車場:70台
・第四駐車場:120台(※イベント時期のみ開放)
営業時間8:30~17:00
公式サイト竜神大吊橋

(3)【埼玉】美の山公園:雲海と夜景のパノラマビュー

秩父市と皆野町にまたがる「美の山公園」は、標高581.5mの「蓑山(みのやま)」の山頂に広がる絶景スポットです。特に春の桜、初夏のあじさい、そして秋の紅葉と、四季折々の自然が楽しめます。

運が良ければ、早朝には幻想的な雲海が、夜には秩父市街のきらめく夜景が眼下に広がり、その美しさは格別です。雲海が見られるチャンスは主に10月~12月と4月の早朝です。「湿度が高く十分な放射冷却が起こるとき」や「なるべく無風な状態」といった条件がそろう日に発生しやすくなります。

山頂までの道はカーブが多いため、運転に自信がない人は明るい時間帯のアクセスがおすすめです。

施設名美の山公園
住所埼玉県秩父郡皆野町皆野
美の山公園のGoogleマップはこちら
アクセス・関越自動車道「花園IC」、国道140号を秩父方面へ約20km
・国道299号・上野町交差点を右折、国道140号を長瀞方面へ約5km
東京都心からの所要時間約2時間半
東京都心からの所要距離約90km
駐車場情報【無料駐車場有り】
・第一駐車場:16台
・第二駐車場:60台
・第三駐車場:35台
営業時間常時開放
公式サイト美の山公園

(4)【千葉】袖ケ浦海浜公園:「千葉フォルニア」で愛車と絶景を

袖ケ浦海浜公園は、東京湾アクアラインからほど近く、ヤシの木が立ち並ぶ景色が「まるでカリフォルニアのよう」と話題のスポットです。海沿いの道を走る爽快感は格別で、特に夕暮れ時は、夕日に染まる空と海、そして対岸に浮かぶ富士山のシルエットが幻想的な雰囲気を演出します。またドライブデートの締めくくりにも最適です。展望台からは東京湾を一望でき、夜には工場の夜景も楽しめます。

以前は写真スポットとしてSNSでも話題でしたが、現在は路上撮影、路上駐車は禁止となっています。

施設名袖ケ浦海浜公園
住所千葉県袖ケ浦市南袖36
袖ケ浦海浜公園のGoogleマップはこちら
アクセス東京湾アクアライン「木更津金田IC」から約10分
東京都心からの所要時間約1時間
東京都心からの所要距離約50km
駐車場情報【無料駐車場有り】
・A駐車場:212台
・B駐車場:33台
営業時間常時開放
公式サイト袖ケ浦海浜公園

(5)【神奈川】宮ヶ瀬ダム:圧巻の観光放流と大自然

神奈川県の愛川町にある宮ヶ瀬ダムは、豊かな自然に囲まれた穴場スポットです。一番の見どころは、4月から11月の期間、毎週水曜日と特定の日に開催される「観光放流」。高さ156mのダムから毎秒30m3もの水が豪快に放たれる様子は、まさに圧巻の一言です。

ダム周辺には広大な「県立あいかわ公園」が広がっており、豊かな自然に囲まれた園内での散策も楽しめます。宮ケ瀬ダムへはあいかわ公園の駐車場を利用するのがおすすめです。

施設名宮ヶ瀬ダム
住所神奈川県愛甲郡愛川町半原
宮ヶ瀬ダムのGoogleマップはこちら
アクセス【県立あいかわ公園駐車場利用の場合】
圏央道「相模原IC」から約20分
東京都心からの所要時間約1時間
東京都心からの所要距離約60km
駐車場情報【あいかわ公園駐車場】
・南駐車場:459台
・北駐車場:283台
・料金:500円
営業時間
公式サイト宮ヶ瀬ダム

(6)【山梨】ほったらかし温泉:富士山を望む絶景温泉

山梨県山梨市にあるほったらかし温泉は、日の出の1時間前から営業している入浴施設です。朝焼けに染まる富士山を眺めながらの入浴は、まさに至福のひとときです。泉質はアルカリ性単純温泉で、肌に優しいやわらかなお湯が心と体を芯から癒やしてくれます。

「あっちの湯」と「こっちの湯」の2つの浴場があり、それぞれ異なる眺望を楽しめるのも魅力です。また「あっちの湯」「こっちの湯」からは、富士山だけでなく甲府盆地の街並みも見渡せ、夜景スポットとしても人気を集めています。

施設名ほったらかし温泉
住所山梨県山梨市矢坪1669-18
ほったらかし温泉のGoogleマップはこちら
アクセス中央自動車道「勝沼IC」より約25分
東京都心からの所要時間約2時間
東京都心からの所要距離約100km
駐車場情報無料駐車場有り
営業時間日の出1時間前~22時
公式サイトほったらかし温泉

(7)【群馬】吹割の滝:東洋のナイアガラで大自然を満喫

群馬県沼田市にある吹割(ふきわれ)の滝は、高さ7m、幅30mにもわたる迫力満点の滝です。豪快に水しぶきをあげて流れ落ちる様子は圧巻です。国の天然記念物にも指定されており、その独特な景観は一見の価値ありです。

滝の周りには遊歩道が整備されており、さまざまな角度からその雄大な姿を眺められます。特に、新緑が美しい春や、紅葉に染まる秋は格別の景色が広がります。

自然が作り出したアートのような絶景は、都会の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。マイナスイオンを全身で浴びて、心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

施設名吹割の滝
住所群馬県沼田市利根町追貝
吹割の滝のGoogleマップはこちら
アクセス関越自動車道「沼田IC」から国道120号線を尾瀬方面へ直進約25分
東京都心からの所要時間約3時間
東京都心からの所要距離約160km
駐車場情報無料駐車場有り約10台
営業時間・例年12月中旬~3月下旬は冬季閉鎖
・遊歩道は夜間通行止め
公式サイト吹割の滝

2. 関東の穴場の日帰りドライブを120%楽しむためのコツ

穴場スポットへのドライブを最大限に楽しむには、ちょっとしたコツがあります。出発前にチェックして、快適で充実した1日を過ごしましょう。

(1) 事前の点検や準備を行う

快適なドライブのためには、出発前の準備が欠かせません。特に、普段あまり運転しない人は、以下の項目をチェックしておきましょう。

チェック項目確認内容
タイヤ・空気圧は適正か
・溝は十分に残っているか
オイル・冷却水規定量入っているか
ランプ類ヘッドライトやブレーキランプはすべて点灯するか
ガソリン目的地までの往復分+αの給油は済んでいるか
ウインドーウォッシャー液適量が入っているか
駐車場にオイルなどの跡がないか・エンジンオイルや冷却水などが漏れた跡がないか
・夏場にエアコンを使用していると地面に水が垂れる場合もある
エアコン夏:内部の結露が原因でカビが発生し、匂いの原因になることも。目的地につく少し前に送風(エアコンオフ)にすると、結露を防げる
冬:ヒーターを使う際にエアコンをオフにしている人は、たまにエアコンをオンにして、1年を通して定期的にコンプレッサーをまわしてあげるように心がけると、車が長持ちする

ウインドーウォッシャー液は水道水でも代用できますが、そのまま代用し続けるとトラブルの原因になるため、早めにウォッシャー液と入れ替えるか、水道水との希釈タイプを補充するようにしましょう。

また、ブレーキランプ、バックランプは一人では点灯確認ができないので、誰かと一緒に点検するのがベストです。

もし、出先や自宅の駐車場で車の異常を感じた際は、JAFを活用しましょう。JAFは、現場に来てもらうだけではなく、電話で相談することも可能です。

上記のセルフチェックに加えて、スマートフォンの充電ケーブル、モバイルバッテリー、万が一に備えたティッシュやウェットティッシュ、常備薬などの準備もしておくと安心です。

(2) 混雑を避けるためのルートや時間帯を選択する

穴場スポットへのドライブを快適にするには、渋滞を避ける工夫が欠かせません。特に関越道など、行楽地へ向かう高速道路は週末に混雑しがちです。出発・帰宅時間の基本は「早出早帰」です。

可能であれば、朝7時までには高速道路に乗ることを目指しましょう。Googleマップなどのナビアプリは、リアルタイムの交通情報を反映して到着予測時刻や最適なルートを提示してくれます。出発直前に必ず確認し、最もスムーズな道を選びましょう。

また帰宅について、17時から19時ごろは混み合う時間帯です。渋滞を避けるために、夕食を先に食べるなど、少し時間をずらして遅めに帰宅することも検討しましょう。

さらに、夜景スポットへ出かける際は、混雑が落ち着いた19時以降の移動がおすすめです。

(3) 道の駅やSA/PAも楽しむ

目的地への道中にあるサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、道の駅も、ドライブの楽しみを広げる重要なスポットです。単なる休憩場所としてだけでなく、旅の目的の一つとして計画に組み込んでみましょう。

多くの施設では、その土地ならではの特産品を使った限定グルメや、新鮮な野菜が並ぶ直売所が充実しています。ドライブプランを立てる際は、ルート上にあるSA/PAや道の駅の情報を事前にチェックするのがおすすめです。

3. 穴場スポットを見つけて日帰りドライブを満喫しよう

定番の観光地とはひと味違う穴場には、そこでしか味わえない特別な体験と、心からリフレッシュできる穏やかな時間が流れています。快適なドライブを実現するためには、事前準備をしっかり行うことも重要です。人混みを気にせず、気の向くままに車を走らせる、そんな贅沢な休日を過ごしてみましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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