ドライブ
更新日:2017.10.24 / 掲載日:2015.07.06
外車(輸入車)と日本車(国産車)の違い

goo-net編集チーム
一昔前では外車に乗る人はごく一部の限られた人でしたが、
以前と比べて購入できる輸入車の種類が増えていることから、
輸入車に乗る方の割合が増えてきています。
今後車の購入時に外車も選択肢として検討されている方もいらっしゃると思います。
国産車と外車で迷っているときは、それぞれの違いをよく理解して、
自分に合った車を選ぶことが車選びを成功させるコツになります。
安全性に関する違い
現在、自動車のトレンドを示すキーワードの一つに「安全性」があります。
事故防止対策などを施した車が注目されています。
車線を逸脱したときに自動的に修正してくれるシステムや、
前方車との衝突を回避するシステムなどを備えている車を、
日本の自動車メーカーが続々と投入しています。
外国車も国産メーカーが製造販売している車のように、
安全性を備えた車を開発、販売しているのですが、
安全性の観点が外国車と国産車では違いがあるのです。
日本では車と歩行者が絡む交通事故の割合が高いため、
それを念頭に置いた安全性の開発や取組みに力を入れている車が多いのです。
それに対して海外では車同士が絡む交通事故が多いため、
車自体の安全性を高めた技術を取り入れているメーカーや車種が多いのです。
具体的には、国産車はボンネットやバンパーなどのボディが、衝突した際のエネルギーを吸収する衝撃吸収ボディとなっています。
対して外国車は、ボディーを特殊な溶接でつなぎ合わせたり、フレームやパネル自体にも厚みがあり、衝突に対しての剛性を高めています
環境性能の違い
車に求める環境性能という点でも外国車と日本車には違いがあります。
日本で環境性能の優れた車といえば、ハイブリッドシステムが主流であり、
主要国内メーカーからはハイブリッドモデルが続々と販売されています。
しかしながら外国ではハイブリッドシステムは日本ほど普及はしておらず、
環境性能に優れた車として、ダウンサイジングターボや、
クリーンディーゼルエンジンを搭載した車種が大半を占めているのです。
その理由は日本では燃費の良さが最も重要視されるのに対して、
外国では燃費だけでなく走行性も重視する傾向が強くみられるからです。
維持費にも違いがある
以前より少なくなったものの、輸入車は日本車と比べて故障する確率が高く、
しかも部品などの取り寄せに時間もお金もかかるため、
国産車よりも維持費が高くなりがちです。