ドライブ
更新日:2025.05.07 / 掲載日:2025.05.06
クルマ旅を楽しみたいなら要チェック! おトクに使える簡単テクニック

わがままを通すために知っておきたいノウハウ[HOW TO “WAGAMAMA” DRIVE]
文と写真●ユニット・コンパス ※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年6号「輸入車で行く感動体験[わがまま旅2025]」記事の内容です)
ドライバーだけでなく、参加した同乗者みんなのわがままを叶える。それが大人のドライブ旅というもの。ちょっとした工夫や気づかいで、楽しい旅になるのか疲れる移動になるのかが、大きく変わってくる。
クルマ旅をただの長距離移動にしないために

わがまま、つまり思うがままのドライブを実現させるには、それなりの事前の準備とちょっとしたノウハウが必要だ。
目的地ややりたいことを決めたら、目的地までの距離や到着までの時間を調べる、ここまではほとんどのドライバーが当たり前にやるだろう。経験豊富だったり、慎重な人なら、休憩ポイントや食事をどのエリアでとるか、目処を立てるかもしれない。この事前の準備が非常に大事で、ドライブの楽しさを大きく左右する。役に立つサイトをいくつか紹介しているので、ぜひ参考にしていただきたい。
たとえば高速道路のSAで食事をするなら、事前に同乗者に情報を共有しておくことで、入るべきSAも決められるし、到着後スムーズにお店に向かえる。なにより、お店を調べて話し合うという行為そのものがエンタメになるのだ。最近のSAは立ち寄ることが楽しみになるほど設備やグルメが充実している。
ドライブ中はつい先を急ぎたくなるもので、追い越し車線を競って走るようなドライバーも多い。だが、これはもったいない。それではドライブではなく、ただの移動である。自分たちが走っている場所がどのような歴史や文化があるのか、最近はどのようなトピックがあるのか、そんなことを調べつつ、景色を楽しみながら走ることをおすすめしたい。 そうそう、自動車メーカーの開発者によれば、高速道路でACC(先行車を追従する運転支援システム)を利用しているクルマは、そうでないクルマに比べて事故率が低いのだという。せっかく新しいクルマに乗り換えたのであれば、運転支援技術は積極的に使うべきだろう。
最後に、旅程にはくれぐれも余裕を持つこと。旅は寄り道やまわり道が楽しいからだ。時間にゆとりがあれば心に余裕が生まれ、自然と笑顔が多くなる。それでは、よい旅を!
高速道路の通行料金に応じてポイントで還元!

全ドライバー必見!高速道路でのETC利用に応じてポイントが発生するマイレージサービス。たまったポイントは、還元額に交換のうえで通行料金の支払いに利用可能だ。登録料や年会費もかからない。サービスに登録することで「平日朝夕割引」の対象になる。
エリア内の高速が乗り放題に!

NEXCO東日本、中日本、西日本のエリアで利用できる定額料金でのエリア内乗り放題パスを販売しているサイト。対象エリア内のICは期間内なら何度でも自由に乗り降り可能。あわせて旅行のプランを組み立てれば、かなり割安に高速道路を利用できる。
過去のデータをもとに渋滞や到着時間を予測

NEXCO中日本が運営する情報サイト。特に便利なのが渋滞予測ルート検索で、過去の情報をもとに、ルート内での混雑状況を予測してくれる。また、工事期間中の工事区間の渋滞予測にも対応しており、迂回ルートも案内。旅程が決まったら1度は確認したい。
給油やタイヤ空気圧など準備は前日までに

焦りやパニックは事故やトラブルを起こす大きな要因となっている。運行当日、出発前に点検するのは理想だが、準備に追われて急いで出発するというのはよくあること。給油やタイヤの空気圧調整、ウォッシャー液の補充などは前日までに済ませておきたい。
トラブルが起きたらどうする? JAFレスキュー隊の出動理由No.1は「バッテリー上がり」
出かけた先でクルマが動かなくなるトラブルは、計画も狂ってしまうし、その後の対応で気分も最悪になる。ロードサービスを長年提供しているJAF(日本自動車連盟)が公開している2023年度のデータによれば、出動理由の1位は「バッテリー上がり」で構成比は41.14%。2位の「タイヤのパンク・バースト・エアー圧不足」(19.97%)、3位の「落輪・落込」(6.15%)に大きく差をつけている。クルマから離れるときはライトやルームランプの消し忘れを必ず確認。また、バッテリーは定期的に交換しよう。
