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更新日:2019.10.31 / 掲載日:2019.10.30

車の運転による腰痛防止対策。腰が痛い原因はシートに座りすぎ?

車の運転による腰痛防止対策。腰が痛い原因はシートに座りすぎ?

グーネット編集チーム

長時間車を運転していると「あっ、腰が痛い!」と、腰痛になるという経験をした方は多いのではないでしょうか。

仕事柄長距離運転が必要だったり、帰省先が遠方であることなどから長時間運転したりすることがよくある人は、特に車のシートの座りすぎによる腰痛防止対策や腰痛防止グッズを用意しておきたいものです。

今回はそんな長時間の運転に対する、腰痛防止対策についてご紹介致します。

車の運転で腰痛になってしまう原因とは

車を運転していると、お尻が下に沈み体がハンドルから遠くなる一方、手や顔は前方に突き出す形になるため、猫背の姿勢が続いてしまいます。

また、AT車では左足は定位置、右足は加速減速で動かすため、体の左右のバランスが崩れた状態になります。この猫背と体のゆがみが腰痛を引き起こしてしまいます。

血行不良による腰痛

血行不良による腰痛

グーネット編集チーム

車の運転で腰痛が発生する主な原因は血行不良にあると言われています。
立っている状態であれば体の重みは両足へと分散されますが、座っている状態だとその重みは腰に集中します。

座っている時は、立っている時の約2倍の重さが腰にかかっており、運転中はシートやシートベルトで体が固定されているので、血流が悪くなって老廃物が溜まりやすくなります。

そうした血行不良が神経を圧迫して腰痛が発生します。特に、日頃から運動不足になっていたり、年齢を重ねることで筋力が衰えたりしていると、腰痛がひどくなる恐れがあります。

シートの座りすぎによる腰痛を防止するには

1.こまめな休憩とストレッチ

体に良くない姿勢を長時間とり続けないよう、こまめに休憩をとりましょう。

車外に出て背中の筋を伸ばすストレッチを行い、肩の上げ下げや首回しなどを行うことで、緊張で固まりがちな体をほぐしてあげましょう。

2.座る姿勢に気をつける

猫背にならないよう、シートは膝がひっかからない程度に前にずらし、背もたれもできればあまり倒さずに起こして、背中が伸びるような姿勢になるようにします。

眼鏡をかけている人の場合、眼鏡の度数が合っていないと看板などを見るために体を前傾にしがちですから、眼鏡もフロントガラスもクリアな状態を心がけましょう。

3.腰痛防止グッズを使う

身近なものを使ったり、専用の腰痛防止グッズを、カー用品店などで購入したりして対策することもできます。

身近な腰痛防止グッズとしては、座布団やバスタオルなどが利用でき、それらを丸めてお尻と腰の部分に挟むことで、お尻が下に沈まないようにすることができ、猫背になりにくくなります。

その他に、腰痛防止グッズを購入する場合、座布団と同様にお尻と腰の間にいれるクッションタイプのものや、背中から太もも部分までをカバーするシートタイプのものがあります。
シートサイズに合ったものでないと意味がありませんので、事前にサイズを確認してから購入されることをお勧めします。

上記の対策を一緒に行うことで、腰痛防止の一助になるのではないかと思います。

腰痛対策としてお勧めの車用クッション

クッションがお勧めの理由

腰痛対策用のクッションは、比較的安価に購入でき、難しい取り付けなどが不要なので、車に詳しくないドライバーでも手軽に使うことができるアイテムです。

自動車のシートというのは、平均的な体に合わせて設計されているため、全ての体型にフィットするわけではありませ。そんな時に、腰や背中、お尻、太ももなどの負担を軽減してくれるクッションが非常に有効なのです。

どんなクッションがあるの?

様々なクッションが販売されていますが、体を総合的にサポートするには、シートタイプがお勧めです。

このシートタイプのクッションの場合、腰や背中、首を全てサポートしてくれるので、どこか1つのバランスを崩す心配がありません。体全体をサポートしてくれるので、体がシートからずれるのを防ぐ効果もあり、カーブの多い山道を走行する機会が多いドライバーにもお勧めです。

また、気になる部位に応じて単体で購入できる商品もラインナップされています。例えば、腰タイプであれば、分厚い形状で骨盤の位置を正しく矯正させてくれるので、特に腰痛が気になるドライバーにはお勧めです。

クッションの選び方は?

クッションを選ぶ際、まずは低反発や高反発、表面の質感などの素材を決めておくようにしましょう。

高反発なクッションは沈み込みにくく形が維持されやすい、低反発なクッションは体にフィットするといった特徴があります。

また、夏場に使用するのであればメッシュ素材の通気性のよい製品を選ばないと、汗をかいて不快になることも考えられます。

他にも、シート内に小型のファンが内蔵されたタイプであれば、夏場でも背中が蒸れずに快適に過ごすことができます。逆にヒーター内蔵タイプであれば、スイッチをいれればすぐにクッション表面が暖かくなるので、冬場でも快適に使用することができます。

まとめ

今回は、車の運転による腰痛防止対策として、車の運転で腰痛になってしまう原因や腰痛の予防方法、腰痛対策のクッションについて解説してきました。

車の腰痛は、ストレッチや座る姿勢によって改善することが可能です。また、車用のクッションを利用すれば、誰でも手軽に腰痛を予防することができます。腰痛は我慢すると慢性化していくため、早めの予防を心がけましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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