災害対策・防災グッズ
更新日:2014.11.18 / 掲載日:2014.11.18
雪道にタイヤがハマった時の対処方法

goo-net編集チーム
雪国の人ですら慎重にハンドルを握る雪道ドライブ。
もし雪道にタイヤがハマってしまった時はどうしたら良いのでしょう?
いざという時に困らない対処法を見てゆきましょう。
雪道から自力で脱出する方法
新雪などの柔らかい雪にタイヤがハマった場合、
まずは落ち着いて状況判断をしましょう。
まだ車が動く状況なら、ゆっくりと車を前後に動かし、
周りの雪を踏み固めるようにします。
完全に空転している場合は、タイヤの周りにある雪をどかしましょう。
この場合、スコップなどがあると便利です。
ハンドルが切ってある場合はハンドルをまっすぐに直し、
毛布やバスタオルなどの柔らかい布を、ハマっているタイヤの下に敷きます。
布をタイヤに噛ませる事により、タイヤの接地面積が増えるので、タイヤの空転を防ぐ事が出来ます。
そのまま雪のかたまりを押し潰すようにゆっくりとタイヤを動かして脱出しましょう。
同乗者や通りすがりの車の人に協力を仰ぎ、
後ろから押してもらうと成功率がアップします。
ちなみにタイヤに噛ませるのは「布状のもの」にしましょう。
雪国の道路などで「砂箱」がある場合は、砂を使って、同じように脱出を試みる事ができます。
板きれやマットなどを使うと、タイヤが回った時にとんでもない方向へ飛び出してしまい、
手伝ってくれた人がケガをするケースがありますので注意が必要です。
とにかく最初から最後まで焦ることなく冷静に対処する事が早めの自力脱出へつながります。
自力脱出ができない場合はロードサービスを呼ぼう!
「道具がない、人手がない、車もそれほど走ってない。」
このような場合は、JAFや自動車保険会社などのロードサービスに助けを求めましょう。
任意保険には基本的にロードサービスが付属となっていますので、
すぐにコールセンターへ連絡する事をおススメします。
ただし、雪道と言う状況が状況なので、
場合によっては数時間かかる可能性があるという事を覚えておいてください。
雪道にタイヤがハマった時にやってはいけない事
雪道にタイヤがハマった時にやってはいけないことは、
「無理をすること」と「焦る事」です。
自力脱出にこだわって何時間も無駄にして体力を消耗したり、
焦ってアクセルを踏んでタイヤが空転させてしまうと、状況は悪くなるばかりです。
早い段階で見切りをつけて、早めにロードサービスを呼べば、
それだけ早く脱出する可能性が高くなります。
状況判断を間違えないよう、常に冷静な判断でいられるようにしましょう。