カーライフ
更新日:2022.06.09 / 掲載日:2022.06.09
日帰り旅行に関する調査 8割超が移動手段に車を使用 パーク24
カーシェアリングやレンタカー、時間貸駐車場などのサービス事業を展開するパーク24(本社:東京都品川区)は6月9日、同社が毎月9日に調査結果を発表している、クルマや交通に関するアンケートの一環として、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「日帰り旅行」に関するアンケート結果を発表した。同調査は2022年2月16日~2月22日の期間で実施し、6,940名の有効回答を得たもの。
日帰り旅行の行き先を決定するタイミング 約4割が「1カ月〜1週間前」と回答

日帰り旅行に行く場合、どのタイミングで行き先を決定するか聞いたところ、「1カ月〜1週間前」が41%と最多で、続いて2位「1週間前〜前日」の30%、3位「3カ月〜1カ月前」が20%という結果となった。クルマの保有状況別でも、傾向に大きな違いは見られなかった。
8割超が日帰り旅行での移動手段にクルマを使用

日帰り旅行での移動手段について聞いたところ、「クルマのみを使う」が64%と、2位の「クルマと公共交通機関を組合せる」と回答した23%と3倍近い差をつけてトップに。続いて「公共交通機関のみを使う」が13%となり、クルマを使う人が8割を超える結果となった。
クルマの保有状況別で見てみると、クルマ保有者の8割が「クルマのみを使う」と回答し、非保有者と30ポイント以上差をつけた。一方で、非保有者の3人に1人は「クルマと公共交通機関を組合せる」と回答し、クルマ保有者に比べて公共交通機関を利用する割合が高いことがうかがえる。


年代別で見てみると、40代以上の7割近くが「クルマのみを使う」と回答。一方で、30代以下は「クルマのみを使う」が約半数、「クルマと公共交通機関を組合せる」が3割程度となっている。
年代が上がるほどクルマの保有率が高くなっており、30代は約7割、20代以下は8割以上がクルマを保有していないことから「クルマと公共交通機関を組合せる」人が多い傾向にあると考えられる。
日帰り旅行でクルマを使う理由「旅行先での移動手段としても使用できる」が62%で最多

上記の質問で、「クルマのみを使う」「クルマと公共交通機関を組合せる」と回答した人にクルマを使う理由を聞いたところ、「旅行先での移動手段としても使用できる」が62%で最多となり、2位は僅差で「自由にプランを変更できる」が60%という結果となった。これ以降は、3位「荷物の量を気にしなくて良い」50%、4位「時間の制約がない」47%と続く。また、「その他」では「新型コロナウイルス感染症対策のため」という回答も見られた。
男女別で見てみると、女性は男性よりも「荷物の量を気にしなくて良い」が10ポイント以上、「雨天でも移動しやすい」「子供やペットとの移動が楽」が5ポイント以上高い結果となった。
約4割が「クルマの方が費用が高くなる」ため日帰り旅行でクルマを使用せず

上記の質問で「公共交通機関のみを使う」と回答した人に、クルマを使わない理由について聞いてみると、「クルマの方が費用が高くなる」が4割超えで最多に。続いて「お酒が飲めなくなる」が35%、「渋滞などで時間が読めない」が32%という結果となった。
男女別に見てみると、「クルマの方が費用が高くなる」「お酒が飲めなくなる」と回答したのが、女性に比べて男性の方が10ポイント以上高かった一方、女性は「運転に自信がない」の30%が2位になるなど、男女で違いが見られた。

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