カーライフ
更新日:2021.03.29 / 掲載日:2021.03.29
ダイハツが開発の除菌装置、全国の販売会社に順次展開
ULTRABUSTER(イメージ)
ダイハツ工業株式会社は、紫外線(UV)による除菌装置「ULTRABUSTER(ウルトラバスター) 」を 、全国の販売会社 へ3月27 日より順次無償貸与すると発表した。
車づくりのノウハウを活かした製品
「ULTRABUSTER」は、お客様視点でモノづくりの本質を研究し、把握したニーズをいち早く具現化するために社内に設立した「くらしとクルマの研究所」が開発した。
この 「ULTRABUSTER 」は、室内の空気を強力に吸い込み、筐体内に格納された6本の紫外線ランプの照射により除菌する装置。自動車づくりで培ったノウハウを活かし、空気吸入口から出口までの構造を設計することで、 静粛性等の性能向上を図った。
専門機関による試験では、25立方メートルの試験空間で浮遊ウイルス数の変化を測定。約11 分で90% 低減、約21分で99%低減できる効果を確認しているという(新型コロナウイルス(SARS -CoV -2)に対しての試験ではない)。
※【試験機関 】(一般財団法人)北里環境科学センター
社内の診療所や事務所、近隣の医療機関や販売会社で実証実験を行い改良を重ね、本年2月より近隣医療機関等に約250台無償貸与してきた。そして今回は、貸与先の医療機関で好評なことを踏まえ、来店客に安全・安心な環境をつくるため、全国の販売会社に順次展開する。