カーライフ
更新日:2020.06.09 / 掲載日:2020.06.09
秋の運転で注意すべきポイントや事故を起こさない対策方法

グーネット編集チーム
秋といえば紅葉がキレイで、気候もよく過ごしやすい季節です。ドライブにもいい季節ですよね。しかし、秋ならではの運転には注意しなければならない点があるのをご存知ですか?
本記事では、秋の運転で注意すべきポイントや事故を起こさない対策方法を解説します。秋のドライブに備えて参考にしてください。
秋の運転での死亡事故件数

グーネット編集チーム
秋は運転時の死亡事故件数が増加します。その割合は、夏の約3倍にものぼります。
秋は日が暮れるのが早くなるので、そのぶん薄暗い時間帯が増え、視界不良を起こすため事故が多くなると考えられています。
薄暗い時間帯に起きる自動車と歩行者の事故件数は、昼間の約4倍にあたります。これも日の入り時刻の視界不良や、夏場を過ぎて涼しくなり、歩行者が増えるなどが原因のようです。
秋の運転で注意すべきポイント
秋の運転での注意ポイントを2点、解説します。
日が暮れるのが早くなり視界不良になる

グーネット編集チーム
注意するポイントの1つ目は、日が暮れる前後の視界不良です。
その時間帯の薄暗さに目が慣れないと道路が見えづらかったり、歩行者を認識しづらかったりして、大変危険です。
また、夕方は学生の通学時間と重なるので、歩行者の数も多くなります。秋は日暮れが早くなるのと、視界不良になる時間帯に歩行者が増える点を意識しましょう。
秋の太陽光は道路状況が分かりにくくなる
注意するポイントの2つ目は、秋の太陽光は道路状況を分かりにくくすることです。
太陽の傾く角度によって光が乱反射することがあります。そうすると視界全体がまぶしくなり、道路状況が見えにくくなるので気をつけましょう。
秋の運転で事故を防ぐ対策

グーネット編集チーム
ここでは、秋の運転で事故を防ぐための対策を解説します。
暗くなる前にライトを点灯させる
意識するのは、夕暮れが近づいたら夏と同じ感覚で運転しないことです。秋の日の入りは思いのほか早いので、気づいたときにはもう薄暗くなっていたというようなことが頻繁に起こります。暗くなる前にライトを点灯するようにしましょう。
ライトを点灯させるタイミングは、「日没が始まったと感じる」「前の車のテールランプが光って見え始める」などの変化を感じた時点です。
子供の飛び出しや高齢者には注意を払う
対策の2つ目は、子供の飛び出しや高齢者に注意を払うことです。
子供は道路状況を確認せず思いつきで行動したり、身長も低かったりするので、死角に入ることも多くなります。
高齢者も、判断能力や運動能力が低下していたり、道路状況を確認していても危険なタイミングで道路に進入したりすることがあります。
運転をするときは、思いもよらない方向から子供や高齢者が進入してくることを想定してハンドルを握りましょう。ライトの点灯、法定速度以下の走行、歩道わきの車線を走行するときの低速運転などで対応するようにしてください。
日差し対策を行う
対策の3つ目は日差し対策です。
秋の日差しの乱反射を避けるために、偏光レンズを使用したサングラスやサンシェードを利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、秋の運転での注意点を解説しました。ポイントをおさらいしてみましょう。
・死亡事故件数は夏の約3倍
・日が暮れ始めるとあっという間に薄暗くなる
・日差しが乱反射して道路状況がわかりづらくなる
・暗くなる前にライトを点灯させるなどの対策をとる
・子供や高齢者が死角に入っていないか注意する
・サンシェードやサングラスで日差し対策
運転には細心の注意を払って、秋のドライブを楽しんでください。