カーライフ
更新日:2019.11.28 / 掲載日:2019.11.28
キャンピングカーの洗車は手洗いが基本!道具・手順を全解説!

グーネット編集チーム
普通自動車や軽自動車などの一般的な車両を洗車する場合は、洗車場、ガソリンスタンド、セルフ洗車場などに行くことで気軽に洗車ができます。
一方、車体の大きいキャンピングカーは、どこで、どのように洗えばよいのか分からないという人は多いのではないでしょうか。
そこで、キャンピングカーの洗車方法や洗車機は使えるのかどうか、具体的な洗車の手順や道具を紹介します。
キャンピングカーは手洗い洗車が基本である理由
キャンピングカーは、様々な理由から自身で手洗い洗車をするのが基本となっています。
キャンピングカーでの洗車機の利用について
一般的なキャンピングカーはワンボックスカーのようなデザインであり、洗車機を使って洗えると考える人も多いかもしれません。
しかし、キャンピングカーにはオーニングや網戸などの様々な付属品が備え付けられている場合も多く、それらの部品が壊れたてボディが傷ついたり、洗車機を利用した場合は、洗車機のほうが破損したりするリスクもあるので手洗いをする必要があります。
また、そもそもバスコンやキャブコンなどの大型のキャンピングカーについては一般的な洗車機には入らない大きさであるため手洗いするほかありません。
大型トラック専用の洗車機を使用すればキャンピングカーを洗車できるのではないかと考えるかもしれませんが、一般的なキャンピングカーと同様に、様々な付属品によって、ボディが傷ついたり洗車機が壊れる可能性があります。
キャンピングカーの手洗い代行の利用について
普通車などの洗車の場合は、手洗いの代行を利用する方法もありますが、キャンピングカーの手洗い代行については対応している専門店やガソリンスタンドは少なく、基本的には自分で手洗いをすることになることが多いようです。
キャンピングカーの洗車をする場所について
キャンピングカーを洗車する際に、スペースなどの問題などで、自宅前の道路やガレージで洗車することが難しい場合には、コイン洗車場を活用することをおすすめします。
ただし、コイン洗車場は広いスペースであり洗車しやすいですが、高さ制限が設けられているケースがあるため、あらかじめ高さ制限があるかどうかや、自身のキャンピングカーの高さが大丈夫かどうかを確認して利用すると良いでしょう。
キャンピングカーの洗車方法
キャンピングカーの洗車をする際に必要な道具は、虫取りスプレー、カーシャンプー、脚立、洗車ブラシ、クロスです。
最初に虫取り専用のスプレーで虫の死骸を除去します。スプレーをした後に時間をおいてしっかり浸透させ、虫の死骸が浮いて落としやすい状態にすることがポイントです。スプレーをして浸透させている間に、脚立やブラシ、カーシャンプーを準備しましょう。
次に、虫取りスプレーをしたところを中心に車全体の汚れを流します。屋根の部分は脚立と洗車ブラシ、カーシャンプーを使って洗いましょう。
最後に、水垢が残らないようにクロスで水気を拭き取ります。広い範囲を一気に洗浄することで洗剤や水垢が残るので、狭い範囲を丁寧に少しずつ洗車する必要があります。
キャンピングカーを洗車する際の注意点

グーネット編集チーム
キャンピングカーの洗車には、キャンピングカーだからといって特別な薬品などを用意する必要はありません。乗用車を洗車するときに利用するような道具や薬品、洗剤があれば問題はありません。
ただし、洗車をする際には注意が必要です、特に一般的なカーシャンプーを使う場合は、換気扇や冷蔵庫用の開口部に入らないようにするなどの注意が必要です。また、洗い流す際も車内に水が入らないように、十分に注意しましょう。
なお、キャンピングカーに限らず、車は屋根の部分から掃除をすることが常識ですが、キャンピングカーの場合は屋根が高く大きな場合が多く、洗車する際に最も手間がかかってくるポイントとなっています。
ハイルーフのバスコンやキャブコン、バンコンなどはキャンピングカーの中でも特に屋根が広いので、柄の長いブラシや脚立を準備しておくと良いでしょう。
外国製のキャンピングカーの中にはハシゴが付いているものもあり、その場合、簡単に屋根の上に登れますが、国産の場合はハシゴが付いていないキャンピングカーが多く、車種によってはそもそも屋根に登ってはいけない車種もあるので、屋根に登って洗車をしたいと考えている場合は、事前に確認しておくようにしましょう。
ちなみに、屋根に登れるタイプのキャンピングカーであっても、落ちて怪我をしないように十分注意して、換気口や天窓にも体重をかけないようにすることが求められます。屋根に登れないキャンピングカーは、安定した足場や脚立、柄の長いブラシを利用して、直接手の届かないところまでしっかりと洗いましょう。
まとめ
キャンピングカーは一般の車両よりも全体的に大きいため、コイン洗車場で洗うことができないケースもあります。
また、洗車機や手洗いの代行も対応していない場合も多くあります、その場合は自身で手洗いすることになりますが、キャンピングカーは洗う箇所も多く、すべて洗おうとすると時間もかかってしまいます。
そのため、キャンピングカーを洗車する際には、ポイントを抑え、道具を使い分けるなどして、スムーズに洗車するようにしましょう。