カーライフ
更新日:2019.05.23 / 掲載日:2019.05.23

【グーパーツ】The next customization[ホイール&タイヤ編]

走りが楽しめるロードスターは、軽量で剛性の高いスポーツホイールが人気。
デザインは細身のスポーク系が定番だが、王道の5スポーク系もマッチしやすいのでオススメである。

(掲載されている内容はグーパーツ2019年7月号の内容です)

ホイールサイズには要注意 下げるとネガティブ気味に
 ロードスターのホイール選びでは、サイズ選定が重要になる。フェンダークリアランスが前後で異なることと、FR駆動方式のため、前輪より後輪をワイドに設定することもあるためだ。
 純正のタイヤサイズでは、ロードスターが195/50R16、ロードスターRFが205/45R17、235/50R18の3タイプ。ホイールリム幅は、16インチが6・5J、17インチが7Jだ。タイヤも同時に交換するとなると、直径は16から19インチだが、タイヤ幅が195mmなら純正同等の6・5J、205から215mmなら7J、225mmなら7・5Jあたりと組み合わせる。ホイールによっては235mmの装着も可能だが、サスペンションの変更など、車高セットと同時に行う必要がある。
 インセットは6・5Jのままなら+25mmぐらいまでアウトセットできるが、7J/7・5Jなら35から45mmあたり。前後同サイズ(タイヤ幅、リム幅、インセットともに)ならば、車高セットにもよるが後輪優先のサイズ設定になることが多い。ロードスターはフロントサスペンションがダブルウイッシュボーン、リヤサスペンションがマルチリンクと、どちらも車高を下げると少量のネガティブキャンバーが付く構造のため、タイヤサイズと車高の組み合わせによって、適正なホイールサイズというのが変わってくる。
 また、サスペンションのアーム類を交換したり、大容量のブレーキキャリパーを装着する場合は、さらにホイールのサイズ設定がシビアになる。
 ホイールのデザインに関しては、ハブが4穴ということもあり、シンプルでオーソドックスなスポークやマルチスポークなど、スポーティなタイプが人気だ。カラーはブラックやガンメタといったダーク系に加え、サーキット派にはホワイト系が根強い人気だ。ボディカラーに合わせてチョイスしよう。

ロードスター適合ホイール

軽量ボディを活かすためには軽量ホイールがオススメ。RAYSのTE37も定番だし、WORKCマイスターもスパルタンながらオシャレ感もプラスできる。

icon YOKOHAMA ADVAN Racing RZ2

YOKOHAMA ADVAN Racing RZ2の画像

7.5J×17+38 4万9500円から

ツイン5本スポークと10本スポークを融合させたクロスオーバーデザインが特徴。細いスポークでの強度的な性能を確保するために、スポーク側面(狭角側)を段付き形状とすることで強度を確保。
問ワイエフシーTEL.03-3431-9981http://www.yokohamawheel.jp

  • BBS LMの画像

    BBS LM
    7.0J×17から10.0J×21
    8万5500円から20万円
    問BBSジャパン TEL.03-5643-5090 https://bbs-japan.co.jp

  • BBS RFの画像

    BBS RF
    7.0J×17から9.0J×18
    6万2100円から9万7740円
    問BBSジャパン TEL.03-5643-5090 https://bbs-japan.co.jp

  • RAYS VOLK RACING  TE37 SONICの画像

    RAYS VOLK RACING TE37 SONIC
    5.0J×15から8.0J×16
    4万2000円から5万3000円
    問レイズ TEL.06-6787-0019 https://www.rayswheels.co.jp/

  • WORK MEISTER CR01の画像

    WORK MEISTER CR01
    5.0J×15から11.0J×16
    4万1000円から7万6000円
    問ワーク
    TEL.048-688-7555(東日本コールセンター)/06-6746-2859(西日本コールセンター)https://www.work-wheels.co.jp/

用途に合わせて適切なタイヤを選ぼう

スポーツ性を活かすという意味でハイグリップタイヤを選択するのもアリだが、
ロードスターは走りの爽快感が魅力でもあるので、あえてエコタイヤを選びドライブを楽しむというのも手だ。

定番はハイグリップタイヤだがあえてのエコタイヤもアリ
 ロードスターのタイヤ選びでは、純正装着サイズである195/50R16が基準となる。RFであれば205/45R17だ。そこで、装着するサイズは、16から18インチの195から225mm幅のタイヤとなるだろう。
 1・5Lのロードスターは純正サイズのタイヤでもパワーと軽量ボディのバランスがいいので、純正サイズのままでハイグリップラジアルを選び、ホイールのリムでアウトセットするというユーザーも多い。RFは車重も1・5L車よりはあるので、純正同等の205/45R17か、それ以上のサイズを選びたいところだ。
 サイズアップではインチアップすることを基準にすると、前後同サイズまたは、フロントよりリヤのタイヤ幅を1サイズ大きくする組み合わせとなるだろう。直径を大きくしすぎると、スピードメーターの誤差範囲を超えてしまうので、その点を考慮すると、16インチなら195/50R16、215/45R16、225/45R16、17インチなら195/45R17、205/40R17、205/45R17、215/40R17、225/40R17、18インチなら205/35R18、215/35R18、225/35R18あたり。サスペンションの仕様(ローダウン、アーム変更など)によっては、235mm幅の19インチタイヤを装着することもできるが、その場合はタイヤ専門店などに相談し、ベストマッチングな組み合わせを見つけよう。
 タイヤの銘柄に関しては、適正サイズとなるタイヤ幅とインチの組み合わせによって、ブランドのラインアップが異なり、スポーツカー用として設定されているハイグリップラジアルでは、サイズの選択肢が少ないこともある。ただ、ロードスターの場合、その軽快感が魅力でもあるので、それを活かすために、あえてエコタイヤを選ぶというのもいいだろう。

  • TOYO TIRES TRANPATH Lu 2の画像

    YOKOHAMA ADVAN NEOVA AD08R
    215/40R17
    従来のコンパウンドに対してカーボンを増量しドライグリップを向上。シリカ配合によりウェットグリップも確保。路面への追従性も向上させグリップ力を獲得した。
    問横浜ゴム TEL.0120-667-520 https://www.y-yokohama.com

  • DUNLOP エナセーブEC204の画像

    DUNLOP エナセーブEC204
    155/55R14から225/45R180
    耐摩耗性能と耐偏摩耗性能を同時に高めることで、トータルライフが向上。タイヤを無駄なく長持ちさせることに成功した低燃費タイヤ。豊富なラインナップで幅広い車種に対応する。
    問住友ゴム工業TEL.0120-39-2788https://tyre.dunlop.co.jp/

  • GOOD YEAR EAGLE RS SPORT S-SPECの画像

    GOOD YEAR EAGLE RS SPORT S-SPEC
    185/60R14から255/35R18
    新コンパウンドによりグリップ力がさらに強化。熱ダレに強く、高いステアリング応答性を実現しコーナーの立ち上がりの良さにも貢献。スポーツ走行のためのモデル。
    問日本グッドイヤーTEL.0120-609-188https://www.goodyear.co.jp/

  • BRIDGESTONE REGNO GR-XIIの画像

    BRIDGESTONE REGNO GR-XII
    175/70R14から275/30R20
    進化したサイレントテクノロジーにより、荒れた路面と滑らかな路面、それぞれのノイズ抑制を実現し、静粛性を向上させた。新たなトレッドパターン技術が摩耗時でも高い静粛性を維持する。
    問ブリヂストンTEL.0120-39-2936https://tire.bridgestone.co.jp

文/松本尊重 写真/ウィズ フォト

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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