カーライフ
更新日:2021.10.08 / 掲載日:2018.11.05
好きな車に乗れる「マイカーリース」とは?自動車リースのメリットとデメリット

憧れのマイカーを購入したいけれど頭金やメンテナンス費用が心配という場合には、マイカーリースがおすすめです。マイカーリースでは、いろいろな車種から好きな車を選び、一定期間リースをすることが可能。まとまった頭金が不要で、月々の決まった支払いだけで好きな車に乗ることができます。また、車体費用や税金も月々の支払い額に含まれているため、後々まとまったお金が必要になることがありません。
そこで今回は、マイカーリースについて詳しく知るために、特徴やメリット、デメリットをまとめてご紹介します。メリットだけでなくデメリットも知っておくことで、契約時の参考になります。マイカーリースを検討している人や自由に使える車が欲しいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
車種を選んで好きな車に乗れる「マイカーリース」とはどのようなもの?
最近、耳にする機会が増えた「マイカーリース」。まずは、マイカーリースの特徴についてご紹介します。
毎月の支払いで新車に乗れる
新車を購入しようとすると、頭金や税金、車検費用などまとまったお金が必要となります。しかし、マイカーリースを利用すれば、頭金を用意しなくても新車に乗ることが可能。
支払いは、月々のリース料のみで、リース料は車種やリース会社により異なります。軽自動車なら月々のリース料が10,000円以下となる場合も。負担をかけることなく、いつでも乗れる自分だけの車が所有できます。
使用者名義を自分の名前にすることが可能
現在、自動車に定められている名義に「所有者」と「使用者」があります。カーリースを利用する場合、「リース会社が所有者となり、リースした個人が使用者」となります。
これは、ローンで車を購入した場合も同じで、購入した時のローンを払い終わるまでは「使用者名義」と記載。そのため、何の不自由もなく自分の車と同じように利用することが可能です。
多種多様な車種、メーカーから選べる
リースできる車は限られているのでは?という声を耳にすることがありますが、実は多種多様な車種、メーカーから選択できます。憧れの車種や燃費重視の車など、使用シーンや目的に合わせて選べます。
中には、輸入車のカーリースに特化しているリース会社や、リーズナブルな軽自動車に特化しているリース会社も。ぜひ、目的に合わせて選択してみてください。
カーリースを利用するメリット
続いて、カーリースを利用する主なメリットをご紹介します。通常通り車を購入するよりも、どんなところにメリットがあるのかチェックしてみてください。
維持費がかからない
車を購入した場合、メンテナンス費用や車検費用、消耗品の購入費用など、意外と維持費がかかります。特に、車検や自動車税はまとまった出費となります。
しかし、カーリースの場合は、車検費用や自動車税なども月々のリース料に含まれているため、まとまった出費がないところがメリット。車検や消費税の支払い時期を気にすることなく、快適に利用することができます。
定期的なメンテナンス込みのパックも
カーリース会社によっては、オプションとして「定期メンテナンス」が用意されていることもメリットです。例えば「ウォッシャー液の補充」や「ワイヤー交換」「洗車」などを定期的に受けられます。メンテナンスも一括して任せられるため、安全に利用することが可能。
また、リース車の故障や不調が生じた場合にも、連絡をすることですぐに整備をしてくれるリース会社がほとんど。車に関する問い合わせ先が一貫しているため、わざわざ調べる必要がなく利用しやすい点も嬉しいポイントです。
リース終了後に購入できるケースも
リース車として使用してみたら使い心地が良く、リース終了後も継続して利用したいという場合には、再リースや買い取りが可能です。
慣れている車を買い取れることで、安心して使い続けられるところがメリット。ただし、残額を精算して買い取りをする時に、車の状態やリース年月によっては、新車よりも高くかかってしまうケースがあり注意が必要です。
カーリースのデメリットは?
手軽に新車に乗れるカーリースですが、利用前にデメリットも把握しておく必要があります。そこで、最後にカーリースのデメリットをご紹介します。
途中解約となった場合まとまったお金がいる
カーリースは3年、5年と一定期間まとめての契約となることがほとんど。万が一、事故などで途中解約になると、償却しきれていないリース代をまとめて払わなければなりません。
カーリース会社により保障制度は異なりますが、故障や破損の場合にも、余分にお金がかかることも。契約時には事故や故障時の対応と、途中契約時のリスクを確認しておきましょう。
走行距離に制限がある
カーリースの場合、「年間○km」「1ヶ月○km」と走行距離に制限がある場合がほとんど。通勤などで日常的に長距離運転をする場合、その分月々の支払い料金が高くなります。
本体リース価格が高い車種と組み合わせると、長いスパンで見れば購入金額よりも高くなってしまうケースも。そのため、車の使用頻度や使い方に合わせたシミュレーションをすることが大切です。
自分好みにカスタムできない
リース中の車は、基本的に改造やカスタムは禁止。リース返却時にチェックをするためこのような行為をしてしまうと、罰金や違反金を払う対象となってしまいます。
自分好みに車をカスタムしたいという人には、カーリースは向いていないでしょう。
今回は、カーリースの特徴やメリットとデメリットをまとめてご紹介しました。カーリースはまとまった頭金がなくても月々の支払いだけで、新車に乗れる点が最大のメリット。一方で、途中解約や事故を起こした時のリスクも念頭におく必要があります。車の使い方や使用頻度に合わせて、賢くカーリースを取り入れてみてください。