カーライフ
更新日:2019.12.17 / 掲載日:2018.10.10
【グー連載コラム】買取サービス活用のススメ 買い替えを成功させる愛車の手放し方

本企画では買い替えを成功させるためのお得な愛車の手放し方、“買取サービス”について考察していく。
(掲載されている内容はグー本誌2018年11月号の内容です)
【今回のテーマ】 査定額アップにつながりやすいボディカラーとは?
ボディカラーでの加減点は査定基準にも記されている
ファッションの世界では、毎年時代の空気感を表現する色が決められ、それを取り入れた物が流行になる。この流行色はクルマ業界にも影響し、新車登場時に流行色がラインナップに加わることもある。
しかし、クルマは洋服のように着替えられないため、流行よりも保守的で落ち着いた色が好まれる傾向にある。なかでも白/黒/シルバーは、いずれの車種でも万人からの支持率が高い不動の3トップで、中古車市場における流通台数も多い。
当然、その人気は査定にも影響するわけだが、中古自動車査定基準には、「市場におけるボディカラーの格差を評価に反映させるため、乗用車系についてはボディカラー加減点を行うことができる」と記されており、カラーによる査定アップは大いに期待していい。ただし、査定アップを狙って人気色に塗り替えるのはNG。査定アップが見込めないどころか、マイナス評価になる可能性さえある。
1. ホワイト、ブラック系が人気の理由

定番で飽きがこないうえに上品で高級感も漂う
ホワイト、ブラックが支持される理由として共通しているのが、流行に左右されず飽きがこないということ。無難、平凡、地味などと揶揄されることもあるが、落ち着きや高級感が表現できる手堅い選択であることは、新車販売比率や中古車市場における流通台数を見ても明らかだ。凡庸に見えても実は品があり、どこに乗りつけても様になるというのも保守的な日本人にとっては重要なポイントといえる。
2.限定色や同車のイメージカラーはどうか?

3. ボディカラーの状態を維持する方法について

表面をしっかりと保護することが重要
紫外線や雨風をしのぎ、黄砂や花粉、雪なども寄せつけないというのが塗装の劣化を抑制するための鉄則。手段はいろいろあるが、コーティングを施工してボディを保護するのがもっとも効果的だ。それから、手入れをマメにすることも重要だが、たとえば水垢は中性洗剤を使うとか、花粉や黄砂は布で直接拭かないなどといった、汚れの原因に合った方法で対応しよう。