カーライフ
更新日:2019.06.21 / 掲載日:2016.05.23
オープンカーでもチャイルドシートに赤ちゃんを乗せていいのか

goo-net編集チーム
車好きの方の中には、自家用車にオープンカーを選びたいという方も多いのではないでしょうか。
風を感じられるオープンカーはドライブを楽しむのに最適ですが、
赤ちゃんがいるご家庭の場合、安全面に問題が無いかどうかの心配がありますよね。
ではオープンカーで走行する場合、オープンカーを装着して赤ちゃんを乗せても良いのでしょうか?
チャイルドシートを適切に装着できれば問題ない
6歳未満の幼児を自動車に乗せる時には、
チャイルドシートを装着することが道路交通法で義務付けられています。
これに違反すると、座席ベルトの装着義務違反と同様の罰則が科せられます。
そのため、赤ちゃんを乗車させる時には、
オープンカーにもチャイルドシートを装着する必要がありますが、
適切に装着していれば、法律上は問題ないと言えるでしょう。
安全性を考えるなら4人乗りのオープンカーを選ぶのがおすすめ
チャイルドシートは、赤ちゃんの年齢に応じて形状や装着の仕方が異なりますので、
指定通りに装着できるかどうかがポイントとなります。
例えば、乳児の場合は、
寝かせて横向きに装着するタイプや、後部座席に後ろ向きに装着するタイプがあり、
スペースの限られたオープンカーできちんと取付けられるかどうか、
事前に確認しておくことが大切です。
1歳~4歳の幼児用向けのチャイルドシートは、
オープンカーの進行方向と同じ向きで装着できますので、
比較的取付けやすいかもしれません。
また、チャイルドシートは、
エアバッグの作動する助手席などには装着することは望ましくないとされています。
そのため、オープンカーを装着する場合は、
後部座席がある4人乗りのオープンカーを選ぶのが良いでしょう。
赤ちゃんを乗せる際は日差しやホコリに配慮する
赤ちゃんをオープンカーに乗せる時に気を配りたいのが、強い日差しやホコリに対する対策です。
赤ちゃんは大人より肌が弱く、
強い日差しや紫外線を浴びてしまうと肌のダメージが大きくなりますので、
帽子やタオルなどで日差しを遮る工夫をしてあげましょう。
また、それに伴い注意したいのが脱水症状です。
走行中に風が当たることによって、赤ちゃんの肌表面から水分が蒸発する場合もありますし、
日差しが当たることで、体温が上昇し、呼気などから水分が蒸発していく恐れもあります。
また、交通量の多い幹線道路の走行時や道路が渋滞している時には、
ホコリや排気ガスを吸い込みやすくなります。
ガーゼなどで口元を保護し、乗車時間は短めにすることが大切です。
強い日差しや紫外線、ホコリや排気ガスから赤ちゃんを守るためにも、
オープンカーに赤ちゃんを乗せる際は、屋根を閉めて走行することをおすすめします。