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更新日:2019.06.20 / 掲載日:2016.04.30
クリーンディーゼル車とハイブリッド車の違い

goo-net編集チーム
クリーンディーゼル車やハイブリッド車という名前を聞いたことがある方は多いでしょう。
ここでは双方の違いについてご紹介しています。
クリーンディーゼル車とは?
クリーンディーゼル車とは、窒素酸化物や粒子状物質の排出量が、
規定の数値よりも少ないディーゼル車のことを指します。
これまでのディーゼル車は排出ガス量が多く、環境に悪いという風潮がありました。
しかし、そのイメージとは裏腹に、ガソリン車に比べて燃費性能も優れ、
さらにはガスの排出量もあまり多くないのです。
そんなディーゼル車にさらに改良を加え、
従来のパワフルな走りはそのままに、新たな燃料噴射システムを導入しました。
これによりガスの排出量を抑え、
さらに騒音を抑えることにも成功したものがクリーンディーゼル車です。
ハイブリッド車とは?
ハイブリッド車とは、ガソリンタンクの他に電池を積んでいる車のことで、
ガソリン車としても、または電気自動車としても動く車のことを指します。
ガソリン車の弱点として、停止の状態からの発進・加速までの間に、
大きく燃費を落としてしまうことが挙げられます。
しかし、電気自動車の場合は、停止から発進までの間に大きな力を生み出すため、
燃費の上昇を抑えてくれます。
また、下り坂など速度を落とす際に発生するエネルギーを、
電池の充電に回すことも可能で、一切の無駄がありません。
このようにお互いの特性を活かし、低燃費を実現させるのがハイブリッド車なのです。
クリーンディーゼル車とハイブリッド車の違いは?
クリーンディーゼル車は、従来より排出ガス量や騒音が緩和されていながら、
走りのパワフルさはそのままのため、長距離の走行に向いています。
一方ハイブリッド車は、必要に応じてガソリン駆動と電気駆動を切り換えることが出来て、
加速力も高いことから市街地を走行するのに向いています。
より力強い走りを求め、レジャーなどで長距離を走る機会が多いならクリーンディーゼル車を、
主に、普段の通勤や買い物などに使用し、長距離をあまり走らないようであれば、
ハイブリッド車を選ぶと良いでしょう。