カーライフ
更新日:2015.09.17 / 掲載日:2015.09.01
スライドドアのメリット・デメリットと、普通のドアとの比較について

goo-net編集チーム
車のドアには主に二種類あり、
車のボディに対して平行に開閉するスライドドアタイプと、
ボディに対して垂直方向に開くヒンジタイプのドアに分けられます。
どの車種にもスライドドアタイプの車が販売されており、
子育て世代を中心に人気を集めていますが、
スライドドアのメリット、デメリットについてみてみましょう。
スライドドアのメリット
スライドドアのメリットとしては、
隣の車にぶつける危険性が少ないことです。
日本では土地が狭く、
一台当たりの駐車スペースが十分取れない場所に車を停める機会が出てきます。
そのような場所で気を遣うのが車のドアの開閉ですが、
スライドドアなら、狭いスペースでも、
隣の車や壁などに車をぶつける危険性が少ないのです。
スライドドアは特に子育て世代や高齢者に高い支持を得ているのですが、
それはドアの開閉時に大きな力を必要としないからです。
ワンタッチで開けられるドアもあるため、
荷物やお子さんを抱えた状態でも力のない方でも、
簡単にドアを開閉することができるのです。
スライドドアは間口が広くなるため、
例えばチャイルドシートのような大きな荷物を出し入れするのにも大変便利ですし、
ドアが強風であおられることもありませんので、
お子さんや高齢者でも安全に乗り降りができます。
スライドドアのデメリット
人気が出ているスライドドアですが、デメリットはあるのでしょうか。
電動スライドドアの場合は、
開閉時の安全性を考えて開閉スピードがゆっくりになっているため、
早くドアを開け閉めしたいという場合には、遅さを感じることがあります。
また、スライドドアには電動タイプと手動タイプがありますが、
手動タイプの場合はドアが重たくて、
お子さんや高齢者の力では開け閉めが難しい場合があります。
さらに電動スライドドアが万が一故障してしまった場合は、
普通のドアと比較して修理代金が高くついてしまうことがあります。
スライドドアと普通のドアの違い
スライドドアと普通のドアの違いはドアが開く方向です。
普通のドアが車のボディに対して垂直方向に開くのに対して、
スライドドアはボディと平行に開きます。
また、電動スライドドアの開閉に力はそれほど必要ありませんが、
手動の場合は普通のドアよりも開けるのに大きな力を必要とします。
車を選ぶ際には、デザインや走行性など様々にありますが、
スライドドアと普通のドアをチェックしながら車選びをする、
というのも、ひとつの車選びのポイントとしてチェックしてみてください。