カロッツェリア　「サイバーナビ」 8機種を発売

　パイオニアは10月5日、高速データ通信（LTE）を活用して高画質・高音質な映像コンテンツを楽しめるオンデマンド機能対応カーナビゲーション カロッツェリア「サイバーナビ」8機種を発表した。希望小売価格はすべてオープンで、発売時期は11月を予定している。

車内にWi-Fiスポットを構築　YouTubeなどの映像コンテンツが車内で楽しめる

　同機はドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect（※1）」に対応し、同梱もしくは別売のネットワークスティック「ND-DC3」を接続することでドコモの高速データ通信（LTE）を定額で制限なく利用でき、広いエリアで安定した通信が可能に（最大5台まで接続可）。本機を車載用のWi-Fiスポットとして利用できるため、同乗者は通信量を気にせずスマートフォンやタブレットなどでオンラインの映像や音楽、ゲームなどを楽しめる。
　また、「ストリーミングビデオ」でYouTube動画を直接操作・再生できるほか、「Amazon Fire TV Stick（※2）」を接続すれば、映画やドラマ、バラエティ、スポーツ、アニメまで幅広いジャンルのコンテンツを楽しめるようになる。さらに、クルマのオンライン化によってエンタテインメントに加え、車内でPCメールの確認やWeb会議といったテレワークを行えるなど、カーライフの可能性が広がる（※3）。

ネットワーク経由で映像・動画を楽しめる充実したオンデマンド機能

　同機は、Webブラウザ機能を用いてYouTube動画をサイバーナビの大画面で直接操作・再生できる「ストリーミングビデオ」を搭載、高画質・高音質のサイバーナビで、YouTube動画が手軽に楽しめる。
　さらに、自宅のブルーレイレコーダー内の映像コンテンツを手軽に遠隔再生できる「レコーダーアクセス」機能を搭載。ペアリング専用アプリ「DiXiM Play for carrozzeria」（※4）をインストールしたスマートフォンと、自宅のブルーレイレコーダーやチューナー（※5）をペアリングし、そのスマートフォンを「サイバーナビ」とペアリングすることで、DVDなどにダビングすることなくサイバーナビで録画番組のストリーミング再生を楽しめる。また、遠方へ出かけた際に自宅エリアの放送局のテレビ番組を視聴できることに加え、BS放送、CS放送の視聴も可能となっている（一部のBS放送、CS放送はリモート視聴不可）。

「サイバーナビ」ならではの高画質・高音質再生を実現

　ディスプレイに高精細HDパネルを採用し、HD解像度に対応。地図表示はもちろん、ストリーミングによる映像コンテンツやテレビなどさまざまな映像ソースを高コントラストかつ高解像度で描画し、繊細な色彩で楽しめる。さらに、ハイレゾ音源の再生に加え、「マスターサウンドリバイブ」機能を搭載しているため、CDや圧縮音源だけでなく、ネットワーク動画やDVD/SD/USBなどの映像ソースの音までもハイレゾ音源相当にアップグレードし、臨場感あふれる音で再生する。

自動地図更新に対応し、追加費用なしで最新地図データ利用が可能

　ネットワークスティックやWi-Fiテザリングなどを利用すれば自動で地図を更新。いつでも手軽に新しい道路や施設情報を自動でアップデート可能で、手間なく常に最新の地図でドライブができる。また、追加費用なく自動で最新の道路/地点データ情報に更新できるバージョンアップが最大3年分（発売時～2024年10月31日）付いており、取り付け後も新しい道路や施設などの情報を利用できる。

製品情報

商品ラインアップ

■LS(ラージサイズ)メインユニットタイプ

■200㎜ワイドメインユニットタイプ

■２Dメインユニットタイプ

希望小売価格：オープン価格

発売時期：11月