デジタルルームミラー型　前後同時撮影対応2カメラドライブレコーダー新発売　JVCケンウッド

　同機は、高画質かつ広視野角の大画面12型IPS液晶採用のデジタルルームミラーを搭載した、前後撮影対応２カメラドライブレコーダーで、前方・後方の走行映像の録画に加えて、デジタルルームミラーとしてリアカメラで撮影する映像をリアルタイムに高画質な大画面に映し出し、荷物や車体などで生じる死角の少ない後方確認が可能。
　フロント/リアカメラともに高感度の裏面照射型CMOSセンサー「STARVIS」を採用、夜間や暗いトンネル内の走行時も対向車や歩行者など対象物の色や形を認識し、明るく鮮明かつ高画質な映像で撮影できる。
　また、国内で多い右ハンドル車のドライバーと同じ目線で録画ができる「右側カメラ仕様スライド式フロントカメラ」を採用、フロントカメラはスライドでき、純正の大型ルームミラーに装着することも可能となっている。

　同機はほかにも、利便性の高い機能を多数搭載している。
　発話によって主な基本操作を行うことができる「音声コマンド機能」は、緊急時などに手動録画を開始できる「イベント記録開始」、静止画撮影ができる「写真をとります」、表示画面を切り替えられる「フロントカメラ」「バックカメラ」「すべてのカメラ」の5つの音声に対応、ハンドルから手を離すことなく即座に録画をスタートできる。
　また、液晶モニターには「タッチパネル液晶」を採用し、タッチして操作することでフロントカメラとリアカメラの表示エリアの調整（上下スライド）のほか、前方・後方の画面表示の切り替え（タッチ）や、画面の明るさ調整（左右スライド）も可能としている。
　さらに、録画の信頼性を高めるものとして「SDカードメンテナンスフリー機能」を搭載、SDカードの録画領域をあらかじめ確保して断片化を未然に防止し、SDカードのエラーを防ぐ独自のシステムで、ドライブレコーダーで録画する際に定期的に必要だったSDカードのフォーマット（初期化）作業を不要にした（録画設定の変更やSDカードの状態によってはフォーマットが必要）。

　そのほか、フロントカメラ/リアカメラともに走行時の映像を高精細に録画するフルハイビジョンに対応、トンネルの出入り口など明暗差の大きなシーンで安定した録画を可能にする「WDR（ワイドダイナミックレンジ）機能」の搭載、常時録画・突発的な衝撃などを検知して自動的に録画を行うイベント記録・別売の車載電源ケーブルを使って利用できる最長24時間の駐車監視録画といった多様な録画機能など、安全予防に効果のある機能を多数備えている。