カー用品・パーツ
更新日:2021.04.21 / 掲載日:2021.04.21
【韓国】既存製品に比べて63%明るさが向上、車両の前・後方に適用可能な照明モジュールを開発

「ネックスライド-E」
LG Innotek(韓国)は4月20日、車両用の照明モジュール「ネックスライド-E(Nexlide-E)」を開発したと発表した。
同製品は薄い基板にLEDパッケージを付着し、光学フィルムを付けて製作した車両用の照明部品で、テールランプやストップランプ、フロントランプなど様々な個所に搭載可能としている。
既存製品に比べて63%明るさが向上

「ネックスライド-E」
同製品は既存製品に比べて63%明るさが向上(最大で130カンデラ)、均一な光を放つのが特徴としている。これは、テールランプをはじめ、ターンシグナルランプやストップランプの明るさの基準をも満たすレベルであり、モジュールの明るさが高まることで消費電力を抑え、省電費にも効果をもたらすという。
また、同製品は光学フィルムの種類により微細パターンを変えて明るさを上げたり、面光源の作成、3D立体形を作ることもでき、顧客が希望するカスタム照明モジュールを提供することが可能としている。
同社では「ネックスライド-E」をグローバル車両用の照明モジュールマーケットを攻略する製品として位置付けしており、今後は同製品を搭載した車両の量産化も予定されているという。