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カー用品・パーツ
更新日:2020.11.05 / 掲載日:2020.11.05

Honda Access 新型純正アルミホイール MEシリーズの魅力

早いもので、今年もそろそろ
スタッドレスタイヤの準備を始める季節。
今回はホンダアクセスから新たに登場した、
アルミホイールに大注目。
優れたデザイン性を持ちつつ、
Honda純正アクセサリーでありながら
手ごろな価格が魅力だ。

Honda純正アルミホイール
MEシリーズ
●発売日:9月18日
●価格帯:1万3750~2万9920円(1本、税込)
●設定サイズ:14~18インチ

スタッドレス装着にも最適!今シーズンのベストバイホイール

 ホンダアクセスは、性能を求めるハイエンドユーザー向けに車種別設計のモデューロ(Modulo)ホイールを展開しているが、このMEシリーズはモデューロとは別の、より幅広いユーザー層をターゲットとした製品。その最大の特徴はいままでは車種別に設定していたホイールデザインを共通のデザインイメージに統一し、一本化したことだ。
 まずホイールの華となるデザイン面で目を惹くのは、リムまで伸びやかに切り上がる5×2のダブルスポーク。この意匠は最近のホイールデザインのトレンドの一つだが、MEシリーズでは骨太なダブルスポークを用い、さらにスポークリムのフィニッシュまでしっかりと描ききることで、重厚な雰囲気を高めている。一般的に14~15インチの小径モデルはサイズ面の制約もあって、見た目のインパクトが弱くなってしまうケースも多々あるのだが、MEシリーズはフラットな2本のスポークがしっかりと自己主張しているため、このサイズでも、小気味良い塊感を楽しませてくれるのだ。
 デモカーのN‐WGNとシャトルには15インチのMEシリーズが装着されているが、共に専用デザインかのような抜群のフィット感を楽しむことができる。実はN‐WGNもシャトルも純正装着ホイールは、より個性的で遊びゴコロが溢れる意匠が採用されているため、ユーザーの好み次第で評価がくっきりと分かれてしまうタイプとも言える。シンプルなホイールが好みというオーナーにとっては、MEシリーズの精悍なイメージは、ツボにハマるのではないだろうか。
 また、もう一つ見逃せないのがお値ごろな価格設定。N‐BOX、N‐WGN対応の14インチ用で1万3750円/本、フィット対応の16インチ用で1万7600円/本、シビックハッチバックやアコード対応の大径18インチ用でも2万9920円/本と、自動車メーカーの厳しい品質基準をクリアする純正ホイールにもかかわらず、求めやすい価格で提供している。この価格設定を可能としたのは、スタッドレスタイヤ用のホイールを求めるオーナー層もしっかりと取り込みたいという狙いによるもの。共通デザインの採用やブラストグレーメタリックの単色設定といった小さな積み重ねにより高品位かつお求めやすい価格を実現している。
 MEシリーズに対応しているのは、N‐BOX、N‐WGN、フィット、シャトル、フリード、シビック ハッチバック、アコードの7モデル。サイズも14インチから18インチまで幅広く設定。すでに全国のホンダカーズで純正アクセサリーとして購入が可能なので、ぜひチェックしてみて欲しい。

あらゆる車種にマッチする王道デザイン

高い品質基準

国が定めた基準をクリアした、JWLマークが入るのはもちろんのこと、強度などより厳しい社内基準を設けて開発。全数をX線検査するなど製造工程での品質管理も厳しく、Honda純正ならではの安心感がある。

デザインへのこだわり

スポークの「谷」の部分の追い込みや、スポークのエッジをできるだけ立たせるなどで精悍さを強調。センターのホンダマークも、「純正」を感じさせるこだわった部分だ。

軽量化ももちろん実施

強度を保ちつつ、肉抜きなどで軽量化を実施。リムの薄さも、苦労して設計した部分だという。

  • こちらはモデューロ

  • こちらはモデューロ

    写真はシャトルに設定されているモデューロ(MS-025)ホイール。車種専用デザインだけあって凝った意匠が印象的だ。

開発者に聞く“MEシリーズの魅力”

株式会社ホンダ アクセス 開発部
船橋 昌也氏
インタビューを受けていただいた船橋氏。目の前にあるのは18インチのME-024。

もっと気軽にホイール選びを楽しんでほしいです

編集部:この秋から展開が始まる新MEシリーズは、各モデル共通の5×2スポークデザインが採用されています。従来はモデルごとに専用ホイールを開発する体制だったそうですが、変わったのは何故でしょうか?
船橋氏:もともとMEシリーズは、より多くの人に気軽にホイール選びを楽しんで欲しい、ということが狙いの製品です。そのため歴代モデルは比較的リーズナブルな価格で提供できることを念頭に開発を進めてきました。今回、新シリーズを展開するに当たってまず最初に検討したのは、これまで以上の品質向上を実現しながらも、コスト面を抑えることができるか、という部分です。重要保安部品であるホイールは、自動車メーカーとして妥協することが許されないアイテム。当然、製品の精度や質を落とすことはありえません。そこで従来のモデルごとに専用ホイールを造るのではなく、基本デザインを共通化し開発コストを抑えることで、従来製品と同水準以上のアルミホイールが生まれました。
編集部:そうなると基本デザインはかなり重要になると思います。新MEシリーズでは、5×2のツインスポーク形状を採用していますが、このデザインを選んだ理由は?
船橋氏:今回のMEシリーズは、多くのモデル(現時点で7モデル)に展開する前提で開発をスタートしました。ラインナップはセダンもあればハッチバックやミニバンもある。さらにコンパクトな軽自動車のNシリーズにも供給される前提でした。当然、ボディサイズはもちろん、ボディ形状もかなり違います。これまではモデルのキャラに合わせてデザインもチャレンジできましたが、多種多様なクルマの足元に違和感なく収まるには、多くの人に馴染みを感じてもらえるシンプルな形状の方がいい。選定段階ではいくつかの候補が上がりましたが、標準装着ホイールとは違った雰囲気を幅広いモデルで楽しめる、5×2のツインスポークデザインを採用しました。
編集部:価格的にもかなり頑張ったホイールだと思います。そうなると設計製造面でいろいろな制約があったと思いますが、なかでもこだわった部分はどこでしょうか?
船橋氏:まずデザインの基本イメージは共通ですが、サイズごとに設計構造は変えています。またリム周りの造型は薄い方がやはりカッコいい。しかしこの部分はホイールの強度に直結するので、スタイリングと性能のバランス取りは苦労しました。
 ちなみにホイールには国が定める技術基準(JWL)がありますが、MEシリーズはJWLの基準を超えるホンダ独自基準もクリアしています。さらに同サイズでも対応モデルが違えばPCDやインセット量を最適化するなど、純正装着ホイールと同等レベルの信頼性やフィット感を実現しています。重量に関しても前モデルとの比較で大幅に軽量化を達成しています。
 また、製造工程で厳密な生産管理をしていることも強みと言えます。完成したホイールは、全てのホイールに対して目視や強度確認などの一般的な検査と、X線を用いてアルミ内に異物が無いか、気泡が基準をクリアしているかを1本ごとに確認しています。
 デザインの共通化によりコスト削減を行っていますが、こと性能に直結する構造設計や製造工程においては妥協なくコストをかけ、最高レベルのホイールを提供しています。

「より多くのホンダ車オーナーに、このアルミホイールを選んでいただきたい」と語る船橋氏。

提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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