【グー連載コラム】PARTS COLLECTION（2020年4月）

　春になると“磐梯吾妻スカイライン”といった有名ドライブスポットの封鎖が解除され、晴れた休日には思わずドライブにでも行きたくなるこの時期。今年は暖冬の影響もあってあまり「春が来た!」という気分にならないのが残念極まりない。
　兎にも角にもドライバーの方々は冬タイヤから夏タイヤに交換を済ませなければならない時期が来たわけだが、どうせ交換するなら最新モデルの装着を!　ということで、発売されたばかりの最新オススメタイヤを紹介していこう。
　まずは東京オートサロン2020で話題を集め今年3月5日に発売開始されたヨコハマタイヤの「RADIAL 360 STEEL」。その特長はなんといってもクラシカル然としたホワイトリボンがあしらわれたデザインだ。1960年から70年代にかけてのクラシックカーに最適で、現行モデルではジムニーなどに履かせるのもアリだ。当然タイヤの性能は現代の基準をしっかりとクリアしているので安心してほしい。
　次に3月1日に発売されたダンロップの「VEURO VE304」。開発コンセプトである“SMART TYRE CONCEPT”のひとつ「性能持続技術」が搭載された時代の先をゆく最上級のスマートタイヤだ。ノイズ発生源となる溝とピッチ配列を最適化し、溝には「3D波型グルーブ」を採用して気流をコントロール。剛性の異なる素材を組み合わせた「ハイブリッドバンド」をトレッドに配置することでタイヤの振動を抑制しロードノイズを29％低減することに成功している。そのほか「サイレントコア」といった技術の採用により、高い静粛性能や高次元の操縦安定性を実現し快適な車内空間を提供してくれる。また最高レベルのウエット性能も発揮するのでタイヤ選びに悩んでいる人にオススメしたいモデルだ。
　そして最後のオススメモデルがブリヂストン「POTENZA Adrenalin RE004」だ。ポテンザといえば言わずと知れたスポーツタイヤの代表的モデルだが、RE004は幅広い車種に対応したカジュアルスポーツタイヤという新ジャンルとなっており、ポテンザならではの操縦安定性とレスポンスはもちろん、高い転がり抵抗性能を追求し環境性能にまで配慮されている。セダンやスポーツカーはもちろん、ミニバンや軽自動車にも対応したサイズ設定によりドライブ好きにはぜひとも購入していただきたいスポーツマインドを刺激するモデルとなっている。