カー用品・パーツ
更新日:2019.05.17 / 掲載日:2019.03.10
【グー連載コラム】PARTS COLLECTION (2019年3月)

クルマを走らせていると「ゴー」や「ピュー」といった音が聞こえてきた経験はないだろうか。それには必ず原因があり、そのほとんどが解決できる。今回は低予算でできる静音計画を紹介しよう。
(掲載されている内容はグー本誌2019年4月号の内容です)
イライラの原因のひとつ“ロードノイズ”を改善して快適なカーライフを送ろう
車内の環境を改善する快適性向上アイテム
快適な車内環境の条件のひとつに「静音性」が挙げられる。最近の新型車はひと昔前と比べてかなり静粛性に優れており、一部現行の軽自動車なんかは昔のセダンクラスに匹敵する勢いともいえる。
その理由は単純で、軽自動車の需要と共に求められる性能や機能が増えたから。自動ブレーキなんかも当たり前の様に装着される時代。言葉は悪いが「走る棺桶」なんて呼ばれていた昔とは違い、下手な型落ちのコンパクトカーよりも質が高くなっている現状だ。
少し話がズレたが、快適な車内環境ということでやはり一番気になるのは「雑音(騒音)」だろう。雑音がひどいと車内での会話も大変だし音楽も聴きにくい。かといって音量を上げるのも周囲の交通状況を耳で拾うことが出来なくなるので避けたいところ。
一概に雑音といってもその発生源はさまざまで、タイヤの溝から発せられているノイズがボディを伝って車内に響き渡っていたり、風切り音だったりもする。しかし発生源さえ特定できれば素人でも十分に対応が可能だ。
DIYアイテムで有名な“エーモン”がラインナップしている「静音計画」は、有効なノイズ対策品として世のドライバーから人気を博している。ノイズの種類ごとに用意されたラインナップの中から、自車の症状にあったアイテムを使うだけで改善出来るという優れもの。
例えばタイヤの転がる音がうるさいなと感じたら、フロアマット下に切り抜いて使用する「ロードノイズ低減マット」を使用し、エンジン音であればボンネット裏に貼り付けてインシュレーターの役割を担う「エンジンルーム静音シート」を使うといった具合だ。また、ひとつひとつの値段もお手頃なので気軽にチャレンジしやすいというのもメリットだ。
現行モデルではかなり防音対策が施されているものも多く、必要ない場合がほとんどだが、古いモデルを愛用しているドライバーにとって目からウロコなアイテムだ。
風切り音防止モール ドア用
風切り音防止モール ドア用
価格:オープン価格
フロントとリアドア間のすき間を埋めることで風の侵入を防ぎ、不快な風切り音を低減させる。純正同様の素材を採用しているので耐久性・耐候性に優れている。
ロードノイズ低減マット
ロードノイズ低減マット
価格:オープン価格
フロアマット下に敷くだけの簡単な作業で、フロントまたはリアシート足元のロードノイズを低減する。ハサミで好みの形状にカットすることも可能だ。
エンジンルーム静音シート
エンジンルーム静音シート
価格:オープン価格
エンジンルーム内で発生している音を吸収することにより、車内に入り込むエンジン音を低減する。ボンネット裏に貼り込むだけ。
きしみ音低減テープ ドア・リアハッチ用
きしみ音低減テープ ドア・リアハッチ用
価格:オープン価格
ドア・リアハッチ付近の戸当たりゴムが当たる箇所に貼るだけできしみ音が低減できる。
問◎エーモン TEL.0790-22-6262 https://www.amon.co.jp/