カー用品・パーツ
更新日:2018.12.01 / 掲載日:2018.09.10
【グー連載コラム】PARTS COLLECTION

ドレスアップに欠かせないホイール。決して安い買い物ではないので失敗は避けたいところ。今回はホイールの特長や流行りのデザインについてご紹介しよう。
(掲載されている内容はグー本誌2018年10月号の内容です)
Lamborghini Urus

気軽にできるホイールカスタム デザイン選びは非常に悩ましい
手軽にできて見た目も大きく変化するホイールはドレスアップの定番メニュー。クルマの特長や好みに合わせてホイールのデザインを選ぶのが基本だが、どんなデザインを選べばいいのかわからないという人も多いはず。そこで今回は、ホイールの基本的な知識からトレンドについて話をしたい。
まず始めにホイールは「鍛造」と「鋳造」の2種類の加工方法に分けられる。鍛造は金属製の材料を叩き製品の形に近づけるという方法。刀と一緒で何度も叩くことで高剛性のホイールに仕上がる。一方鋳造は、金型に溶かした金属を流し込み製造する。型に流し込むだけなので複雑なデザインでも簡単に作ることができ、一度に大量生産が可能となる。そのためリーズナブルな価格で提供することができるのだ。どちらもメリットがあるのでホイールを選ぶうえで1つの指標となるだろう。
では現在流行しているデザインは何かという話だが、正直なところ「今コレが流行っています!」と言えないのがホンネ。それは車種やカスタム方針によって装着するデザインが左右されるからだ。とは言え流行とまではいかないものの、デザインの流れ的なモノはある。
若干ブームが下降気味ではあるが、まだまだ人気の高いSUV(クロスオーバー)というジャンル。国産でいえばマツダ・CXシリーズやトヨタ・C-HR、スズキ・ハスラー、ホンダ・ヴェゼルなどの登場も相まって一気に火が付いた。かの超高級車メーカーランボルギーニですらSUVをラインナップするというから、このブームのすごさが窺い知れる。
当然このブームに乗じたのがアフター&ホイールメーカーだ。SUV向けホイールなども数多く登場し、さらにブームに拍車をかけ「今はSUV向けホイール」的な流れが生まれた。SUV向けといってもこれといったデザインに決まりはないが、デザイン性の高い現代車両の足元にマッチするよう、大径かつゴージャスなデザインのものが多い。
このように作り手の流れに乗ってみるというのもひとつの手段でもあるが、やはり自分が「コレだ!」と思ったものを購入するのが一番いいだろう。
BBS RE-X
BBS RE-X
問◎BBSジャパン TEL.0766-31-8091
https://bbs-japan.co.jp/
力強さと美しさを兼ね備えた、新時代のSUVに相応しいモダンなデザイン。リム上部まで伸びたスポークは色のコントラストを生み、大径イメージを一層際立たせている。
Amistad REIHEN M07
Amistad REIHEN M07
問◎アミスタット http://www.amistad.ne.jp
ホイール史上初となるダブルピアスを採用。5本スポークが織りなす躍動感ある造形美は立体感と素材感を際立たせ、足元に力強さとラグジュアリー感をプラスする。