カー用品・パーツ
更新日:2026.04.15 / 掲載日:2026.04.14

【Shell HELIX ULTRA】愛車を長持ちさせる最新エンジンオイルの話【九島辰也】

文●九島辰也 写真●シェル

 Netflixの番組で、今や空前の人気となったF1。今年も話題沸騰の中、3月末に日本グランプリが行われました。気になる動員数は31万5000人。2006年に記録した36万1000人を抜くことはできませんでしたが、兆しは見えます。なんたって2017年過去最低だった13万7000人から毎年右肩上がりですから。それに役者も揃っています。シャルル・ルクレール、キミ・アントネッリ、オスカー・ピアストリとイケメンが強豪チームで名を連ねます。それにマックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトンといった実力者も。アロンソだってまだまだ元気です。

 そんな中、スクーデリア・フェラーリHP所属の二人のドライバー、ハミルトンとルクレールが出演するテレビCMがあります。エンジンオイルです。名前はShell HELIX ULTRA(シェル ヒリックス ウルトラ)シリーズ。シェルとスクーデリア・フェラーリの付き合いは1950年モナコグランプリ以来というから驚かされます。今年で76年目の関係ですからね、二人のドライバーが出てきても不思議ではありません。

 それじゃ日本におけるシェルの歴史はというと、こちらはなんと100年以上になります。1900年にライジングサン石油の名で燃料販売が始まりました。第二次大戦中は一時撤退しましたが、戦後すぐシェル石油として舞い戻ります。そして1985年に昭和石油と合併し昭和シェル石油となりました。

 21世紀に入ってからは2017年に昭和シェル100%の子会社を作り、その後昭和シェル石油と出光興産の経営統合を受け、2020年にシェルグループ100%の会社としてスタートしました。

 とはいえ、販売は順調ではありません。近年の自動車の電動化によるガソリンスタンドの減少で日本における潤滑油、つまりエンジンオイルの販売チャンネルは現在再構成をしている状態。確かに、ガソリンスタンドでエンジンオイルを交換する慣習はありますから、場所がなくなりタッチポイントは確実に減っています。それにそもそもBEVにエンジンオイルは必要ありません。

 となると、重要なのはオートバックスやイエローハットのようなカーショップ。ガソリンスタンドのような店舗数はありませんが、規模は大きくなるので期待はできなくないでしょう。あとはリブランディングですかね。齢五十路以上の方にとってはシェルはメジャーなプレミアムブランド。フェラーリのF1マシンに「貝殻マーク」は必須ですし、その実力はモータースポーツで裏打ちされています。ですが、それ以外の方の認知度は高くなさそうですから、これからが勝負でしょう。

 では、今回発表されたシェル ヒリックス ウルトラに話を移しましょう。

Shell HELIX ULTRA

 現在日本のエンジンオイル市場はその8割超が環境適応性に優れた省燃費オイルになります。粘性を表す「0W」と表示されているのがそれで、低粘度が指定されているエコカーに使われます。いわゆる柔らかいオイルです。ちなみに、「0W」の「W」はウィンター(冬)の意味で「0W」はマイナス35度の環境でも耐えられることを表しています。それを踏まえシェル ヒリックス ウルトラは0W16/20/30と、5W30/40を用意しました。

 性能は6つのポイントを追求しています。清浄分散性、エンジンパワー、耐久性能、エンジン保護性能、レスポンス性能、環境適応性能です。エンジンをしっかり守ってくれて内部をキレイにしてくれるのだからありがたい。それにより正常なエンジンパワーが発揮できるのは想像ができます。

 これができるのも世界ナンバーワンシェアが持つ彼らの実力でしょう。独自の合成技術が不純物をほとんど排除しました。結果、オイルの劣化が遅く、ドロドロになりにくい特徴を持ちます。誰もがオイル交換時に経験するアレです。ドレインプラグを外した穴から出てくるドロドロのオイルを見る度に、「こんなに汚れていたんだ」と口にしてしまいます。ほぼ毎度。

 それはともかく、あらためてシェルのエンジンオイルの話を伺うと新たな発見がありました。技術的な部分は省きますが、とても新鮮です。クルマやタイヤの話は多いですが、エンジンオイルの技術説明を聞く機会はあまり多くありませんから、とても勉強になります。いやはやこの分野も奥が深い。まだまだ知らなきゃならないことはたくさんありますね。日々時間が足りません。

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九島辰也(くしま たつや)

ライタープロフィール

九島辰也(くしま たつや)

外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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外資系広告会社から転身、自動車雑誌業界へ。「Car EX(世界文化社 刊)」副編集長、「アメリカンSUV(エイ出版社 刊)」編集長などを経験しフリーランスへ。その後メンズ誌「LEON(主婦と生活社 刊)」副編集長なども経験する。現在はモータージャーナリスト活動を中心に、ファッション、旅、サーフィンといった分野のコラムなどを執筆。また、クリエイティブプロデューサーとしても様々な商品にも関わっている。趣味はサーフィンとゴルフの”サーフ&ターフ”。 東京・自由が丘出身。

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