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更新日:2022.09.29 / 掲載日:2022.09.29
ケンウッド 最大100時間録画 前後撮影対応2カメラドラレコ発売

JVCケンウッドは9月28日、ケンウッドブランドの新ラインアップとして、前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」を発表、10月下旬より発売開始する。価格はオープン。
3年間の長期製品保証を付与 microSDカードのダブルスロット機能も搭載


同機のスロット部分は、最大容量128GBまでのmicroSDカードを2枚同時に挿入可能な「microSDカードダブルスロット」を搭載し、スロット同士のリレー録画にも対応。低フレームレート録画モードとの組み合わせにより、最大約100時間の長時間録画を可能とした。
カメラの機能としては、フロント・リアの両カメラにF1.6の明るいレンズを採用し、約500万画素のCMOSセンサー「STARVISTM」も搭載。暗所でもノイズの少ない高感度録画を実現しつつ、フルハイビジョンの約1.8倍の解像度となるWQHDでの高画質録画も兼ね備えた。
また、明暗差が激しい環境時に起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑える「HDR機能」も搭載することで、より明瞭な映像を記録する。
リアカメラには、リアガラスがスモークガラスの車にも対応可能な「スモークシースルー機能」を搭載。リアガラスに合わせて3段階で設定を調整でき、後方も明るく鮮明な映像で録画可能とした。

運転支援機能は、後方からの急接近や蛇行運転などのあおり運転を自動で検知・録画する「AIセンシング」を搭載。後方車両をリアカメラが捕捉し、同機能の検知エリアに侵入すると自動で検知し追尾を開始する。
さらに、検知エリア内で急接近や繰り返しの蛇行運転を検知すると、ドライバーに警告音と画面表示で通知。録画映像の書き換えがされないイベントフォルダに自動的に移動し、保存する。
なお、ケンウッドの市販向けドライブレコーダーとしては初となる3年間の長期製品保証を付与している。
4つの録画機能を搭載
同機は、さまざまな車両状況を記録できる4つの録画モードを搭載した。
常時録画
エンジンのON/OFFに連動して、同機の電源を手動でON/OFFする手間なく、自動で録画がスタート/ストップする。
手動録画
常時録画中でも、必要に応じて手動で録画ボタンを押すと、常時録画とは違う手動録画専用のフォルダにデータを記録。データの呼び出しや保存がしやすくなっている。
イベント記録
Gセンサーの搭載により、突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると、自動的に録画を開始。録画映像はイベント記録専用のフォルダに記録される。
駐車録画
車載電源ケーブル「CA-DR100」(別売)を使用することで、24時間365日の駐車録画に対応する。
5つの運転支援機能を搭載
同機は、安全なドライブをサポートする5つの運転支援機能を搭載した。
前方衝突警告:自車と前方の車との距離を検出。安全な距離が保たれていない場合に、警告音で知らせる。
車線逸脱警告:時速60km以上で走行中、現在の車線からはみ出してしまった際に、警告音で知らせる。
発進遅れ警告:自車が停止中、前方車両の発進に対し自車の発進遅れを検出した場合に、警告音で知らせる。
後方車異常接近警告(AIセンシング):後方の車の急な接近によるあおり運転を検知し、警告音と画面で知らせる。
後方車蛇行運転警告(AIセンシング):後方の車の蛇行運転を検知し、警告音と画面で知らせる。
前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」概要

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