カーライフ・ドライブを楽しむ
更新日:2026.05.09 / 掲載日:2026.05.09

残された昭和ドライビングウェイを楽しむ旅へ 番外編

懐かしのドライブ道を走ろう!

「この道、懐かしいなぁ」、「久しぶりにこの道を走った!」、「このお店まだ続いているんだ……」
そんなふうにドライブ中に思ったことはないだろうか?
懐かしさが残る“道”や街道沿いにあった“ドライブインや食堂”などの記憶は、なにかしら残っているもの。
そこで本特集では、特に昭和のノスタルジックな雰囲気が残る場所を中心にピックアップ。
懐かしい時代のよさを改めて思い出す、素敵なドライブを楽しんでもらいたい。

撮影/木村博道、渡部祥勝
(掲載されている内容はグー本誌 2026年5月発売号掲載の内容です)

Pick-UP! レトロドライブにふさわしいクルマたち

昭和レトロなドライブを楽しむなら、郷愁を誘うクルマに乗りたいところ。そこで、昭和の時代から歴史を継承してきたモデルはいかがだろうか。快適で安心な現行モデルに加えて、昭和前後に誕生したレトロモデルも紹介する。

[ホンダ]シビック

「市民の」という意味の車名のとおり、国内では国民車となり、初代モデルのCVCCエンジン技術は世界でも認められた。現行モデルはあまり中古車流通量が多くないが、走りのよさと実用性を両立した、50年オーバーの歴史の重みを感じられるモデルに仕上がっている。
新車価格帯 354万4200~440万3300円 中古車価格帯 240万~390万円

セダンや3ドアハッチバックなどのボディタイプを展開してきたが、現行型は5ドアハッチバック。
RSグレードには6速MTも設定される。1.5ℓターボエンジンとの組み合わせで、スポーティに操れる。
まだ買える! レトロモデル
「ワンダーシビック」と呼ばれた3代目モデルは1983年に発売。5ドアモデル「シャトル」も設定された。市場流通台数は1台。
1987年に発売された4代目モデル。通称「グランドシビック」は、歴代初めてVTECエンジンを搭載。現在、15台ほど流通している。

[日産]スカイライン

日産のみならず日本を代表するスポーツセダンにして、世界に誇る「GT-R」のルーツとなったモデル。先々代型以降、RからVへ型式変更し、FR+V型エンジンを備えた高級スポーティサルーンへ進化した。写真は歴代モデル最強の405馬力を誇る「400R」。
新車価格帯 544万2800~693万5500円 中古車価格帯 70万~550万円

2019年のマイナーチェンジ以降、3.0ℓV6ツインターボエンジンを主力としている。
プレミアム感たっぷりのボディラインを持ち、スカイライン伝統の丸四灯リアランプを受け継ぐ。
まだ買える! レトロモデル
7代目モデルは1985年に登場。RB20系エンジンと4輪操舵システム「HICAS」を搭載する。市場流通台数は43台と多め。
1989年誕生の8代目モデル。R32の型式は有名で、現在の中高年にとって若き日の憧れの存在だった。市場価格は高騰している。

[ホンダ]アコード

1976年の誕生以降、ホンダのミドルクラスセダンとして、日本のみならず北米でも人気モデルとなる。現行型の11代目モデルは2024年に発売されたハイブリッド専用車で、Honda SENSING 360による高い安全性を特徴としている。
新車価格帯 559万9000~599万9400円 中古車価格帯 360万~560万円

まだ買える! レトロモデル
3代目モデルは1985年デビュー。スタイリッシュなリトラクタブルライトを備えていた。1台市場流通あり。
1989年に4代目へモデルチェンジ。ボディの拡大と居住性の向上が図られた。市場に3台発見できる。

[トヨタ]クラウン(セダン)

中高年世代にとっては憧れの高級車で、「いつかはクラウン」のコピーどおり、国内トップクラスの存在として君臨し続けてきた。現行型16代目モデルは、セダンのみならず、クロスオーバー、スポーツ(ハッチバック)、エステートの3モデルも展開され、話題を集めた。
新車価格帯 730万~830万円 中古車価格帯 600万~680万円

まだ買える! レトロモデル
1983年登場の7代目で、「いつかはクラウン」のコピーが生まれた。市場流通台数は25台と多めだ。
クラウン最後の直線基調デザインを持つ8代目モデルは1987年登場。市場では50台超の物件が見つかる。

[日産]フェアレディZ

日本でも歴史あるスポーツカーとして知られているが、初代モデルから北米で高い人気を誇ったグローバルなGTスポーツ。現行型は2008年登場の6代目モデルで、2022年に初代のS30型などをオマージュしたレトロモダンなデザインへと大きく変更されている。
新車価格帯 549万7800~935万2200円 中古車価格帯 100万~830万円

まだ買える! レトロモデル
デザインテイストを一新したシャープな3代目モデルは1983年に登場。流通台数は18台となっている。
1989年誕生の4代目Z32型。バブル期らしく高級感を高めた。100台以上流通しているが高価。

※中古車価格はグーネット2026年4月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。

Column ドライブインのちょっと気になる話

身近にありそうなのに、探そうとしないとなかなか見つからない。そんなドライブインをもっと理解するための、ドライブインにまつわる小話を3つ集めた。これを知れば、ドライブインのことがもっと気になってくるかも?

ドライブイン発祥の地はアメリカ!

 ドライブインの歴史はアメリカで始まり、その後、日本へ伝わったと言われている。諸説あるが、1920年代のテキサス州ダラスで世界初のドライブインが生まれ、駐車場にクルマを止めたまま食事をするスタイルが、自動車の普及とともに広まった。この自動車=T型フォードであり、まさに歴史のうねりともいえる出来事となった。
 日本に広まったのは1960~1970年頃で、幹線道路沿いに建てられたドライブインが、東京オリンピック前後のモータリゼーションとともに増加。前述の不二ドライブイン(埼玉県)やドライブイン山添(奈良県)などが、日本のドライブインの草分け的存在として知られている。

ドライブインと道の駅との違いは?

 道の駅とドライブインの最大の違いは「設置主体」と「公共性」である。道の駅は自治体等が設置する国に登録された公的な施設で、24時間無料のトイレと休憩機能が必須となっている。一方、ドライブインは主に民間が経営するレストランや土産物店である。
 昭和レトロな雰囲気で人気を博しているドライブインに対し、道の駅は地元の特徴を活かした特産品販売などで支持を得ていて、地域ごとに棲み分けされている。

ドライブインシアターってなんだ?

 広大な駐車場に設置された巨大スクリーンで、クルマに乗ったまま映画を鑑賞できる野外映画館のこと。クルマの中という独立した空間で、家族や仲間など親しい人たちと会話や飲食を楽しみながら映画鑑賞を楽しめる。ちなみに音声は、FMラジオを通じてカーステレオで受信して聴いていた。
 ドライブイン同様、アメリカ(ニュージャージー州)が発祥で、1950~1960年代に大流行している。日本でも1990年代には最盛期を迎えた。その後、家庭用ビデオの普及とともに衰退していったが、コロナ禍の2020年頃にはいわゆる“密”を避けるイベントとして、散発的に各地で復活・開催されている。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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