車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2020.04.08 / 掲載日:2015.11.20

スズキ ソリオ 積んで、載せて、楽しく走れるハッピーワゴン

スズキ ソリオ 積んで、載せて、楽しく走れるハッピーワゴン

ワゴンRの拡大版として誕生したソリオは、現在は両側スライドドアを持つトールワゴンとなった。
荷物を積んで快適に乗れるユーティリティ性能は、どんなシーンでも大活躍してくれる。

スズキ ソリオはこんなクルマ

独自キャラを確立したのは2代目。両側スライドドアを完備する背高スタイルは、軽のパレットの拡大版のよう。でも、スイフトの土台を使うから、走りはしっかり。質実剛健の実用車として、たくさんの子育て家族の支持を得た。

3rd(生産期間:2015年~)

ソリオ ソリオ バンディット

新車価格帯:145万4760万円~196万7760円(ソリオ・ソリオ バンディットの全グレード)

主要諸元
2015年式 スズキ ソリオ ハイブリッドMZ 2WD(6速AT)
全長×全幅×全高:3710×1625×1745mm
ホイールベース:2480mm
トレッド前/後:1435/1440mm
車両重量:950kg
総排気量:1242cc
エンジン:直4DOHC+モーター
エンジン最高出力:91ps/6000rpm
エンジン最大トルク:12.0kg m/4400rpm
モーター最高出力:3.1ps/1000rpm
モーター最大トルク:5.1kg m/100rpm
JC08モード燃費:27.8km/L
サスペンション前/後:ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後:Vディスク/ドラム
タイヤ前後:165/65R15

両側スライドドアで子育て層にアピール

スズキが得意とするのは、ニッチ市場を巧妙に突く作戦。2代目以降のソリオも、大きな成功例といえる。両側スライドドア採用の背高モデルの市場は、かつては1.5Lクラスか、ワンボックスを含む軽自動車かに分かれていた。で、その隙間をついたのが、2代目ソリオだったのだ。
軽では室内空間(主に幅方向)や走りのゆとりが足りないが、全長4mを超えるモデルでは日常の取りまわしが不便。そんなニーズをくみ上げて、じわじわと支持層を広げることで人気車となった。軽とは違い、5人乗りというのも大きな魅力。「こんなクルマがほしかった」と喜んだのは、子育てファミリーが中心だ。
注目の3代目については、プラットフォームからの一新により、約100kgという大胆な軽量化を達成したのがカギ。スイフトに先行しての新世代車台の導入は、スズキが国内市場でがんばるソリオを、いかに重視しているかの表れといえる。
それは、新しいパワートレーンの開発にもあてはまること。ワゴンRなどで評判のSエネチャージを、新型1.2Lユニットと組み合わせ、「マイルドハイブリッド」として新規投入したのだ。燃費と動力性能のレベルアップの秘密は、軽量設計と高効率化を進めた心臓にあるわけだ。
また、新設計サスや高剛性ボディの存在も見逃せない。走りの安心感、ハンドリングもひとつ上の水準としたのだから、新型に抜かりはない。
なお、より強力なモーター・ジェネレーターの「フルハイブリッド」も、2016年に投入の予定だ。

TOPICS トピックス

エンジン

27.8km/Lの燃費を達成するマイルドHV

27.8km/Lの燃費を達成するマイルドHV
軽量化と効率改善がウリのK12C型1.2Lデュアルジェットを搭載。ISGを核とする「マイルドハイブリッド」を組み合わせ、JC08モード27.8km/Lを実現した。

ユーティリティ

さらに使いやすくなった広大なインテリア

さらに使いやすくなった広大なインテリア
室内長を大幅に拡大するとともに、後席のアレンジに工夫を加えて快適性を大きく高めた。さらにリヤドアの開口幅も拡大し、乗降性も飛躍的と言えるほど改善した。

セーフティ

自動ブレーキ機能など最先端の安全装備も充実

自動ブレーキ機能など最先端の安全装備も充実
ステレオカメラ採用の「デュアルカメラブレーキサポート」が自慢。プリクラッシュの自動ブレーキ機能に加えて、誤発進抑制機能や車線逸脱警報機能も備えている。

RIVAL ライバル

icon トヨタ ポルテ

トヨタ ポルテ

新車価格帯:163万5709円~201万2727円(全グレード)

大開口スライドドアの採用が特徴
大きな違いはドア形式。ポルテは、右側が通常のスイング式2ドア、左側がスライド式の大開口1ドアとなる。通常シーンでの利便性は、ソリオが勝ると言っていい。ソリオより全長、全幅が大きめのボディに、1.3L&1.5Lの心臓を積む。

icon ホンダ フリードスパイク

ホンダ フリードスパイク

新車価格帯:174万6000円~238万円(ハイブリッドを含む全グレード)

ハイブリッドも選べる小型ワゴン
両側スライドドアを持つ、2列シート5人乗りのモデルである点は共通。だが、ソリオと比べて全長が500mm、全幅が70mmも大きい。1.5L&1.5Lハイブリッドの構成と、心臓もひとつ格上となる。収納力抜群の荷室が最大のウリだ。

HISTORY ヒストリー

ワゴンRから派生したスズキの小型ワゴンヒストリー
軽自動車のワゴンRで培ったコンパクトカーのパッケージングノウハウを投入したソリオ。そのルーツをたどれば、ワゴンRの拡大版「プラス」にたどり着く。2代目からは専用のボディを採用した。

  • 1999年5月:ワゴンRプラス

    1999年5月:ワゴンRプラス

  • 1999年5月:ワゴンRプラス

    海外市場も視野に入れて開発されたワゴンRの拡幅版「ワイド」がルーツ。新設計の2代目は「プラス」と名乗る。

  • 2000年12月:ワゴンR ソリオ

    2000年12月:ワゴンR ソリオ

  • 2000年12月:ワゴンR ソリオ

    2000年の改良時に、名を「プラス」から「ソリオ」に変えた。1Lターボは自然吸気1.3Lへとチェンジ。

  • 2005年8月:初代

    2005年8月:初代

  • 2005年8月:初代

    フェイスリフトを実施。車名を「ソリオ」とする。兄弟車のシボレーMWも、06年1月に世代交代を実施している。

  • 2011年1月:2代目

    2011年1月:2代目

  • 2011年1月:2代目

    ハイトワゴンからミニ・ミニバンへと方向転換。両側スライドドアの採用が、大きなアピールポイントとなった。

  • 2015年8月:3代目

    2015年8月:3代目

  • 2015年8月:3代目

    ルックスはキープコンセプトだが、中身は土台からの新設計。軽量プラットフォームの採用が性能向上のカギ。

世代別中古車物件比率

世代別中古車物件比率

中古車の9割以上が先代ソリオで占められる。このなかで、ソリオと同バンディット比はおよそ2対1の割合。新型はほとんど流通していない。

※すべての価格は参考価格です

スズキ ソリオ 積んで、載せて、楽しく走れるハッピーワゴン

専用デザインのボディを採用し室内がさらに拡大された2代目

ワゴンRの派生車種として登場した先代から一転し、2代目は専用ボディを持つ新型車として登場。
その注目点はなんと言ってもスライドドアの採用とハイルーフのボディ。使い勝手は大きく向上した。

2nd (生産期間:2011年~2015年)

いまが買い時!3代目が登場して先代モデルの中古車相場が下がっている
フルモデルチェンジで3代目ソリオが登場。その影響もあり、先代の中古車にいま注目が集まっている。デビューが2011年と新しく、物件も非常に豊富なので買い時なのだ。今後もさらに安くなっていくだろう。

  • 2nd

    中古車参考価格帯:70万円~180万円 (11年~15年 ※ソリオ全グレード)

  • 主要諸元
    2011年式 スズキ ソリオ X 2WD(CVT)
    全長×全幅×全高:3710×1620×1765mm
    ホイールベース:2450mm
    トレッド前/後:1430/1425mm
    車両重量:1030kg
    総排気量:1242cc
    エンジン:直4DOHC
    最高出力:91ps/6000rpm
    最大トルク:12.0kg m/4800rpm
    JC08モード燃費:20.0km/L
    サスペンション前/後:ストラット/I.T.L.
    ブレーキ前/後:Vディスク/ドラム
    タイヤ前後:165/65R14

小型車市場に一石を投じた新コンセプト
軽の市場では、ワゴンRは長い間トップの座に君臨し続けた。だが、そのコンセプトやデザインを小型車サイズに拡大しても、新しいジャンルを生み出すことはできない。スズキは2世代で見切りをつけ、新しい発想から2代目ソリオを生み出した。
小さくて、実用的なクルマをつくらせたら、スズキの右に出るものはいない。広くて開放的なキャビンはもちろん、軽に迫る取りまわし性のよさも高く評価され、ソリオは晴れて人気車の仲間入りをした。
デビュー当初からまとまりのいいモデルだったが、その魅力をより高めたのは2013年のマイチェン。内外装のリニューアルを図るとともに、「DJE」搭載車を新設定した。そして、2014年2月には「レーダーブレーキサポートII」を新搭載。ミリ波レーダーを使う自動ブレーキシステムは、コンパクトカーではかなり高度なもの。だが、投入の決断は正解。安全への関心は高く、ソリオの注目度を高める要因になった。

ソリオ(2代目)性能チャート

  • ソリオ(2代目)性能チャート

  • 安定感のある走りと高い実用性が自慢
    取りまわし性のよさを特徴とするソリオだが、高い全高と狭めのトレッドは、走りの面から見ると気になる点。でも、コーナーでの「クラッ」とくるロールや、横風で「ふらっ」とする挙動は、十分に抑えられている。見た目の印象と違って、走りには安心感がある。そして、実用性は文句なし。高い天井がもたらす開放感と、自由度の高い荷室が生む積載性のよさが光っている。

エンジンバリエーション

  • エンジンバリエーション

  • 1.2L直列4気筒(K12B)
    最高出力:91ps
    最大トルク:12.0kg m(11年~15年)

    ボディタイプ:5ドア/乗車定員:5名

INTERIOR インテリア

万人が快適に過ごせる秀逸なパッケージング
気分よく運転できるのは、高めのアイポイントと広大な視界のおかげ。低いフロア高も特徴で、乗降性にも優れる。子供からお年寄りまで、だれにでもやさしい設計が光る。高い天井を活かして、前席左右および前後席のウォークスルーも楽にできるのだから、小型ミニバンのお手本だ。

INTERIOR インテリア

INTERIOR インテリア

天井が高く、足元が広々としているのが、後席で快適に過ごせるポイント。後席は左右独立のスライド&リクライニング機構付きだから、シーンに合わせてのアレンジができる。

INTERIOR インテリア

分割可倒式の後席に加えて、助手席の前倒しも可能。小柄なボディを考えれば積載性は驚異的。

MECHANISM メカニズム

1.2L+CVTを搭載し優れた燃費を実現
プラットフォームを代表として、技術面のベースはスイフト。だが、リヤサスはITL式を使う。モデル半ばまで積んでいた心臓は、吸排気VVT(可変バルブタイミング)搭載の1.2L。これに副変速機付きCVTを組み合わせ、走行性能、燃費、静粛性のバランスを追求していた。

MECHANISM メカニズム

DUAL JET ENGINE

2013年のマイナーチェンジでデュアルジェットエンジンを搭載
「デュアルジェット」は、デュアルインジェクション、クールドEGR、エネチャージ(ブレーキエネルギー回生)などのエコ技術を採用する新世代ユニット。91馬力/12.0kg mの性能は不変だが、JC08モード燃費値を従来型アイドリングストップ装着車比で17%ほど改善した。加速フィールや静粛性の向上も見逃せない点だ。

デュアルジェットエンジン

通常エコ走行、充電の状態を「青、緑、白」のカラーで知らせる専用メーターを採用。美しいグラフィックも魅力だ。

MARKET DATA マーケットデータ

100万円以下で買える小型ワゴンこれからの値下がりにも期待大!
マイナーチェンジ前のモデルだと100万円以下の予算がおおよその目安。たとえば3年落ちの「G」なら83万円という魅力的な相場だ。新型登場により、今後さらなる値下がりにも期待が持てそうだ。

グレード×年式別相場

2011年2012年2013年2014年2015年
G72万円83万円94万円111万円124万円
X89万円88万円100万円118万円138万円
S93万円95万円100万円115万円144万円
X-DJE133万円130万円141万円
S-DJE133万円145万円

走行距離×年式別相場

2011年2012年2013年2014年2015年
1万km未満93万円110万円115万円126万円135万円
1万km~3万km98万円105万円105万円118万円135万円
3万km以上85万円96万円93万円105万円
  • 年式

    年式
    デビュー当時の車両よりも2013年のマイナーチェンジ後の年式が豊富。15年式がもっとも多く、次が14年式。

  • 走行距離

    走行距離
    デビューから4年が経つが、低走行車が豊富。1万km未満が52%。3万km以上の車両はわずか23%だ。

  • グレード

  • グレード
    もっとも多いのがベーシックグレード「G」で39%。マイナーチェンジで追加された「DJE」は少なめ。

専用内外装で存在感を高めたソリオ バンディットも設定

LEDポジショニングランプを採用したヘッドライトや専用バンパーなど精悍な装いのバンディット。
存在感のあるデザインは、独身の若年層をターゲットにする。ソリオのもうひとつの選択肢である。

SUZUKI SOLIO BANDIT (生産期間:2012年~2015年)

  • SUZUKI SOLIO BANDIT

    中古車参考価格帯:80万円~180万円 (12年~15年 ※ソリオ バンディット全グレード)

  • 主要諸元
    2012年式 スズキ ソリオ バンディット 2WD(CVT)
    全長×全幅×全高:3710×1620×1765mm
    ホイールベース:2450mm
    トレッド前/後:1430/1425mm
    車両重量:1040kg
    総排気量:1242cc
    エンジン:直4DOHC
    最高出力:91ps/6000rpm
    最大トルク:12.0kg m/4800rpm
    JC08モード燃費:20.6km/L
    サスペンション前/後:ストラット/I.T.L.
    ブレーキ前/後:Vディスク/ドラム
    タイヤ前後:165/60R15

乗り心地はそのままに ルックスをピリ辛に
背高フォルムで、スライドドアを採用するミニバンには、どうしても所帯じみたムードが漂うもの。それを理由に、スポーティなルックスを求めるユーザーは少なくない。いわゆる「エアロ系モデル」は、セレナノアヴォクシーなどの上級クラスでは、すでに定番となっている。
で、2013年6月に、ソリオシリーズにも「バンディット」が新投入された。精悍なルックスは、若いパパ層や独身ユーザーをねらったものだ。この手のモデルのなかには、ローダウンサスやインチアップしたタイヤを採用する例もあるが、「バンディット」が追求するスポーティさはルックス面。サスやタイヤはノーマルモデルと共通だから、乗り心地の快適度はそのままキープする。
そこが、ファミリー層にもオススメめしやすいポイント。反面、スポーティな走り味を求めるひとにはもの足りないかも・・・。だが、ノーマルのままでもスポーティな走りはこなせるから、十分に楽しめるはずだ。

エンジンバリエーション

1.2L直列4気筒(K12B)
最高出力:91ps
最大トルク:12.0kg m(12年~15年)

ボディタイプ:5ドア/乗車定員:5名

EXTERIOR&INTERIOR エクステリア&インテリア

クールな内外装と専用ヘッドライトが特徴
専用のヘッドライト&グリルに加えて、エアロ形状の前後バンパーとサイドスポイラー、ルーフエンドスポイラーも標準で装着。ブラックのガーニッシュを採用して、リヤスタイルも引き締めている。だが、内装の変更点は少なめ。当初はブラック内装がウリだったが、2013年秋の改良時に全車への展開に変更された。

EXTERIOR&INTERIOR エクステリア&インテリア

EXTERIOR&INTERIOR エクステリア&インテリア

眼光鋭い専用ヘッドライトが、ワルっぽいムードを醸し出すカギ。インテリアは専用シート地が「らしさ」を演出する要点だ。

1.2Lコンパクトクラスでは希少な両側スライドドア

1.2Lコンパクトクラスでは希少な両側スライドドア

※写真は2013年一部改良時の「ソリオ」のもの。

子育て期の家族にミニバンが支持されるのは、使って便利だからにほかならない。カギを握るのは、リヤスライドドアと余裕ある室内高。スライドドアなら、狭いスペースでも全開にしやすく、子供が乱暴に開けても隣のクルマにぶつける心配が少ない。そして、高い天井の優位性は、開放感だけではない。子供が立ったまま着替えができる・・・といった便利さもあるのだ。

MARKET DATA マーケットデータ

相場はやや高めだが物件豊富なバンディット
標準のソリオと比べると相場は20万円ほど高いバンディット。3年落ちで107万円、1年落ちで148万円が相場。しかし、新型の登場で今後の相場動向は下降傾向になるはず。物件はそれなりに充実しているので、今後に期待だ。

グレード×年式別相場

2012年2013年2014年2015年
バンディット107万円133万円148万円147万円
バンディットDJE133万円147万円151万円

走行距離×年式別相場

2012年2013年2014年2015年
1万km未満126万円135万円145万円150万円
1万km~3万km123万円128万円136万円
3万km以上114万円108万円

1st

1st

中古車参考価格帯:20万円~40万円 (05年~11年 ※全グレード)

シンプルな初代ソリオはリーズナブルに購入可能
「ソリオ」となっても外観の変更は少なく、見た目の印象は「幅広のワゴンR」。でも、白ナンバーのワゴンRはレアだから、あえて選ぶおもしろさもありそう。

IMPRESSION インプレッション

ユーザー口コミレビュー

総合評価:4.8/5.0(2代目ソリオ)
ドライバー歴15年/グレード:G
いろいろとこのクラスの車に乗ってきましたが、コンパクトなわりには広い室内、走行中の静粛性、使いやすい豊富な収納スペースなどが気に入ってます。燃費も満足でき、いいクルマだと思います。

総合評価:4.3/5.0(2代目ソリオ)
ドライバー歴18年/グレード:ブラック&ホワイト
乗車時のエンジン音が静かなので、とても快適にドライブできます。走り心地もよく、毎日の通勤や買い物にはもってこい。小まわりが効いてUターンしやすいですが、シートがやや硬く長時間の運転はきついです。

総合評価:3.4/5.0(2代目ソリオ)
ドライバー歴22年/グレード:バンディット DJE
小まわり抜群!狭い住宅街でもスイスイ!室内の高さは申し分ありません。丁寧に運転すれば燃費は当然よいです。その一方で室内の高さはいいのですが、奥行きが短くて使い勝手が悪く感じました。

※口コミレビューは、Goo-netに投稿されたものを一部抜粋・改変して記載しています。総合評価は5点満点。

森野恭行氏

自動車ジャーナリスト森野恭行の○と×

GOOD

小まわりが効くので狭い道でも楽々乗れる
狭い路地や駐車場。小さなクルマなら扱いが楽だから、ソリオのコンパクト設計は高く評価できる。しかも、小柄なボディを考えれば居住性はとても優秀で、走りにもしっかり感がある。高速安定性やハンドリング、乗り心地の快適度は、3代目となって大幅に進化したから、走りの「質」にこだわるひとには現行型を強くプッシュする。

BAD

アイドリングストップの動作にギクシャク感あり
維持費の安さを優先するなら、賢い選択はやはり軽ミニバンとなる。4人乗りでも不足がなく、長距離走行のゆとりなどにもこだわらないのなら・・・が前提のお話だ。そして、ソリオ選びの注意点はアイドリングストップ。燃費節減には効果ありだが、初期のシステムは作動時や再始動のギクシャク感を伴うから、そこは確認をしたい。

※すべての価格は参考価格です
※中古車参考価格はすべてGoo-net10月調べ。

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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