プジョー 306の狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

中古車購入 [2020.12.01 UP]

プジョー 306の狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

プジョー 306

2002年まで生産されていたプジョーのミドルレンジを担うM1セグメントに属するモデルである「306」に関して、今回はグレード別に紹介していきます。

「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

プジョー 306の歴史

306は、プジョーが2002年まで販売していた小型車です。スタイル・プジョーとピニンファリーナにより生みだされたボディは、3ドア、5ドアハッチバック、その後にはオープン、セダン、ステーションワゴンと拡充されながら豊富なバリエーションを設定しています。

1994年に、日本への導入が開始されました。輸入開始直後に設定されていたのは、以下の4種類です。
・306 S16
・306 XSi
・306 XT
・306 XR

1995年3月には、セダンモデルとオープンモデルの下記グレードが登場します。

セダンモデル
・1.8Lの306 SR
・2.0Lの306 ST

オープンモデル
・306 カブリオレ

同年12月に、廉価版の「306 スタイル」が登場しています。このグレードは、運転席エアバッグやオートエアコン、キーレスエントリー、カセットステレオなどといった充実した装備を搭載したため、人気を博しました。

1997年8月のマイナーチェンジによって、306 スタイルのAT車を除いた全車がそれまでSOHCだったエンジンをDOHCに変更します。それに伴ってボディを強化し、全長は4040mmから4180mmへと延長。また、フロントマスクの意匠が大幅に変更されたため、エクステリアデザインの見直しも実施されました。

1997年11月には、ステーションワゴンタイプの「306 ブレーク」が登場。

1999年には、同社から206が誕生したことで、グレードが大幅に整理されます。1998年まで販売されていた306 スタイルが「306 スタイルプレミアム」へと名称を変更したのに加え、306 カシミールというグレードが廃止となりました。

2001年には、後継車である307が登場したのをきっかけに、ハッチバッグの輸入が終了し、以降は306 ブレークと306 カブリオレのみ輸入されます。

2002年には306 ブレークと306 カブリオレも輸入終了が決定し、日本国内での306シリーズの販売が終了となりました。

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306 カブリオレ

306唯一のオープングレード「306 カブリオレ」

306 カブリオレは、306における唯一のオープングレードです。

4速ATのみ設定され、デザイン・生産ともにピニンファリーナが担当しました。その証に、リアウォーターパネルにピニンファリーナのエンブレムが輝いているのが特徴です。

一般的なカブリオレシリーズの場合、折りたたまれたルーフは座席後部に乗ったままのデザインが多いですが、306 カブリオレでは専用パネルを搭載し、そこにルーフを格納できるようになっています。

中古で購入する際の目安となる予算

306 カブリオレの中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
1994年式:流通量希少により算出不可
1995年式:50万円
1996年式:流通量希少により算出不可
1997年式:流通量希少により算出不可
1998年式:流通量希少により算出不可
1999年式:流通量希少により算出不可
2000年式:流通量希少により算出不可
2001年式:流通量希少により算出不可
2002年式:39万円

このグレードの中古車は現時点では、たった2台しか流通していません。また、販売されてから相当時間が経っているため、今後も流通台数が増えていくことは考えにくいでしょう。

先代モデルとの比較

第1世代:1994年~2002年
306カブリオレは、306が誕生した当初から設定されているグレードです。事実上、205 カブリオレの後継モデルとして登場しています。

日本国内では2.0LのATのみしか正規輸入されませんでしたが、フランスでは1.6L、1.8L、2.0Lのエンジンと、AT・MTをそれぞれ選択することが可能でした。

オープンルーフにする場合のルーフ部分を格納できるパネルが採用されているので、そのおかげでトップを閉じていても開けていても美しいフォルムに仕上がっているのが特徴です。

1998年には、306 カブリオレをベースにした特別仕様車の「306 カブリオレ サウンド・スペシャル」も誕生しています。

設定されていた期間としては8年程度と306の中でも比較的長いですが、すでに20年以上前に販売されていたモデルのため、中古車市場にはほとんど流通しておらず、現時点で確認することができたのもたった2台だけでした。そのため、ほとんど選択肢もないので、306カブリオレを中古車購入する場合は、状態をよく比較した上で購入を決めるのがおすすめです。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力132ps。ボディサイズは全長4180mm×全幅1695mm×全高1380mmです。

人気のあるカラー

306 カブリオレのボディカラーは、下記の6色が設定されています。

・チャイナ・ブルー
・コスモス・グレー
・サンダンス・イエロー
・タリウム・グレー
・ルシファー・レッド
・スカーレット・レッド

この中では、シルバー色の「タリウム・グレー」が人気です。

306 S16

スポーツモデルとして誕生した「306 S16」

306 S16は、306における最上級グレードで、スポーツモデルとして誕生しました。

6速MTのみ設定されました。名前の由来はエンジンのバルブである「16バルブ」からきており、S16のSが意味しているのはフランス語でバルブを表す「soupape」の頭文字です。

上位車種である「405 MI16」に搭載されている馬力150psの可変チューニング吸気システムを持つ、2L直4DOHC16バルブのエンジンを搭載しています。

外観は「306 XSi」とほぼ同じですが、オプションでサンルーフが用意されていました。

中古で購入する際の目安となる予算

306 S16の中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
1994年式:流通量希少により算出不可
1995年式:流通量希少により算出不可
1996年式:流通量希少により算出不可
1997年式:流通量希少により算出不可
1998年式:流通量希少により算出不可
1999年式:85万円
2000年式:59万円

このグレードの中古車は現時点では、2台しか流通していません。また、販売されていたのは20年以上ということもあり、今後も流通数が増えていく可能性は低いでしょう。

先代モデルとの比較

第1世代:1994年~2000年
306 S16は、306が誕生した当初から設定されており、馬力163psの出力を搭載されている唯一のグレードです。

基本的に外観は「306 XSi」とほとんど変わりありません。インテリアでは、ステアリングやホイールをはじめ、シートトリム、シフトノブなどにふんだんに本革を採用しています。

また、ヨーロッパを中心に搭載されているの機能である車のヘッドライトを洗浄する「ヘッドランプウォッシャー」という装置も、306ではこのグレードのみ搭載されました。

306 S16は20年以上前に販売されていたモデルのため、中古車市場にはほとんど流通しておらず、現時点ではたった2台しか確認できていません。高年式のものは流通を確認することができましたが、それでもたったの2台だけという少なさです。

初期年式のものに関しては、全く流通していないという状況となっています。しかし、価格自体は年式相応なので、車両状態に不満などなければ購入を検討してもよいのではないでしょうか。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力163ps。ボディサイズは全長4030mm×全幅1695mm×全高1390mmです。

人気のあるカラー

306 S16のボディカラーは、下記の3色が設定されています。

・ブラック
・チャイナ・ブルー
・ムーンストーン・グレー

この中では、明るいシルバー色の「ムーンストーン・グレー」が人気です。

306 ブレーク

唯一のステーションワゴンである「306 ブレーク」

306 ブレークは、306における唯一のステーションワゴングレードです。

1997年に、セダンの代わりとして導入され、4速ATのみ設定されていました。ホイールベースはハッチバックと同じでありながら、全長は305mmストレッチされています。ハッチバックの扱いやすさとステーションワゴンの使い勝手を併せ持っているのが特徴です。

1997年に追加されて以降、2002年に306の国内販売が終了するまで販売され続けていました。

中古で購入する際の目安となる予算

306 ブレークの中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
1997年式:流通量希少により算出不可
1998年式:38万円
1999年式:流通量希少により算出不可
2000年式:流通量希少により算出不可

このグレードが誕生したのは、1997年です。もともと中古車の流通量の少ない306ですが、306 ブレークが設定されていた期間もわりと短いことからかなり少なく、現時点で流通していた中古車はたった1台だけでした。

先代モデルとの比較

第1世代:1997年~2000年
306 ブレークは、1997年から設定されているグレードです。ステーションワゴンがあまり人気ではなかった日本では、よく売れたモデルでもありました。

エクステリアは、プジョーならではの爽やかでスポーティーな印象となっています。特にフロント部分が引き締まっているため、スマートな雰囲気が感じることが可能です。

また、インテリアには、マニュアルエアコンやパワーウィンドウ、集中ドアロックなどの基本的な機能も備わっているのが特徴です。さらにステーションワゴンらしく、使い勝手の良い大容量のラゲッジスペースも備えています。

このグレードはすでに20年以上前に販売されていたモデルのため、他のグレード同様に中古車市場にはほとんど流通しておらず、現時点で確認することができたのは1台だけでした。さらに後期型として登場しているため、設定されていた期間も比較的短いということもあり、条件に合った車両を中古車市場で探すのはかなり難しいでしょう。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力132ps。ボディサイズは全長4345mm×全幅1695mm×全高1470mmです。

人気のあるカラー

306 ブレークのボディカラーは、下記の4色が設定されています。

・シャーウッド・グリーン
・プラチナ・グレー
・ルシファー・レッド
・チャイナ・ブルー

この中では、濃い青色の「チャイナ・ブルー」が人気です。

306 XSi

306 XSiのデチューンモデル「306 XSi」

306 XSiは、306における上級グレードです。

このグレードが登場した当初は、シリーズ最強といわれていたSOCH2.0L直列4気筒から馬力120psを発揮するエンジンを搭載していました。ボディタイプには3ドアハッチバックと5ドアハッチバックが設定されており、3ドアハッチバッグには4速ATの他、5速MTも設定されています。

306の数あるグレードの中でも、かなり長い期間設定されており、スポーツモデルとして位置づけられていました。

中古で購入する際の目安となる予算

306 XSiの中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
1994年式:流通量希少により算出不可
1995年式:流通量希少により算出不可
1996年式:流通量希少により算出不可
1997年式:流通量希少により算出不可
1998年式:流通量希少により算出不可
1999年式:流通量希少により算出不可
2000年式:39万円

このグレードは306が誕生した当初から設定されていたグレードです。しかし、流通量は少なく、現時点では1台しか確認することができませんでした。

先代モデルとの比較

第1世代:1994年~2000年
306 XSiは、306が誕生した当初から設定されているグレードです。

ベースとなる「306 S16」から性能を少し低下させたデチューンモデルとして誕生します。306シリーズの中で、唯一5速MTも選択することができるモデルでした。

1999年3月には、この306 XSi をベースにした特別仕様車の「306 XSi スポーツコクピットパッケージ」が誕生。本巻ステアリングホイールやアルミ製ハンドブレーキカバー、カーボン調加工のセンターナセルとメーターナセルといった専用の装備が施されています。

2000年8月に行われたマイナーチェンジで306 XSiは、電動ガラスサンルーフを特別装備しています。

このグレードはすでに20年以上前に販売されていたモデルのため、中古車市場にはほとんど流通しておらず、現時点で確認することができたのは1台のみでした。そのため、時期によっては流通していないことも考えられます。よって、このグレードの条件に合った車両を中古車から探すのはかなり難しいでしょう。

エンジンは2.0L直列4気筒ターボ最高出力132ps。ボディサイズは全長4030mm×全幅1695mm×全高1390mmです。

人気のあるカラー

306 XSiのボディカラーは、下記の3色が設定されています。

・チャイナ・ブルー
・プラチナ・グレー
・ルシファー・レッド

この中では306 ブレークと同様に、濃い青色の「チャイナ・ブルー」が人気です。

※本記事は、2020年11月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

グーネット編集部

ライタープロフィール

グーネット編集部

クルマの楽しさを幅広いユーザーに伝えるため、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど
様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
みなさんの中古車・新車購入の手助けになれればと考えています。

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