中古車購入
更新日:2019.05.10 / 掲載日:2019.05.10

絶対に解決したいクルマのあれこれ【気になる! 愛車の不満解消計画】

愛車の不満のイメージ画像

愛車とのカーライフにおいて、気になっていることはないだろうか。きっとクルマ所有者の数と同じだけ、愛車に対する不満というものは存在するはずだ。今回は、さまざまな人から挙げられた千差万別な不満について、それぞれの不満が解消できるモデルや不満解消のためのテクニックなどを紹介していこう!
(掲載されている内容はグー本誌2019年6月号の内容です)

せっかくドライブに出かけても不満があっては楽しくない───

便利で役立つ道具にもなにかしら不満はある
クルマはいつでも好きな時に行きたいところへ連れて行ってくれる便利な道具だ。しかし、そんな便利な道具にも不満を挙げるとなればキリがない。室内の広さには限りがあるし、乗り心地だって車種によってさまざまだ。どれだけ高価なクルマを買ったとしても、不満を探せば絶対に1つは見つかるに違いない。
 では、愛車への不満を解消するにはどうするか。乗り方や使い方で解消するか、不満解消のためのパーツやグッズを探すか、それとも愛車を買い替えるか。今回はさまざまな不満に対し、それらの解消方法、そしておすすめのモデルを提案していく。

三菱 デリカD:5

三菱 デリカD:5画像

★中古車相場価格 40万から400万円
ミニバンのユーティリティ性能とSUV風のスタイルを併せ持つ唯一無二のモデル。今年2月に行われたマイナーチェンジでは、ディーゼル搭載車のフロントデザインが一新され、アグレッシブな印象に。

  • 三菱 デリカD:5のエンジンの画像

  • ディーゼルエンジンを選べる国産ミニバンは他にない。低速からパワフルなトルクを発揮して扱いやすい。


不満解消1.【出かけ先でも眠りたいのに眠れない……仮眠がとりづらい!】

三菱 デリカD:5のシートの画像

 キャンプなどでテントを張る必要がなく、防犯や、気温への対策を考えても、車内で仮眠ができることはありがたい。ただ、身体が横にできて、足も伸ばせなければ、快適な仮眠は取れない。そのためには、広い車内スペースが必要となり、ミニバンのような箱型モデルが購入候補に挙げられる。

icon ダイハツ ウェイク

  • ダイハツ ウェイクの画像

  • ダイハツ ウェイクのシートの画像

高級サルーン以上の車内長
★中古車相場価格 100万から170万円
軽自動車随一の車内スペースを誇るのがウェイク。インパネからリアウインドウまでの距離は高級サルーン以上の長さがあり、フロントシートを倒せば、足を伸ばしてくつろげる。

icon ホンダ フリードプラス

  • ホンダ フリードプラスの画像

  • ホンダ フリードプラスのシートの画像

驚きのフラットな床面が出現!
★中古車相場価格 190万から230万円
フリードの2列シート版がフリードプラスだ。荷室には多くの荷物が積めるし、リアシートの座面をはね上げて、背もたれを床下に収納すれば、フラットなベッドが出来上がる。

icon ホンダ エリシオン

  • ホンダ エリシオンの画像

  • ホンダ エリシオンのシートの画像

絶版となった大型ミニバン
★中古車相場価格 10万から70万円
ミニバンでもトップクラスの広い室内空間を持つホンダのフラッグシップ。現在では中古でしか手に入らないモデルで、その広さはアルファードやヴェルファイアに匹敵する。


不満解消2.【載せていきたい荷物がたくさんあるのに……荷物があまり積めない!】

 大人数で出かけると荷物もそれなりに多くなる。そんな時、愛車に求められるのは荷室の広さである。室内体積の大きいミニバンなら、荷室が大きく車種も多いが、3列目シート収納時の労力がポイントになる。荷室が長いワゴンも魅力的だが、近年はそれに加えて高い悪路走破性能を持つSUVもおすすめだ。

  • 高い天井で容量アップ!

    デリカD:5のラゲッジの画像

  • 高い天井で容量アップ!

    デリカD:5の荷室は天井が高いため、長尺物でも斜めにすることで収納可能。3列目シートは左右跳ね上げ式。

icon スバル アウトバック(現行型)

  • スバル アウトバック(現行型)の画像

  • スバル アウトバック(現行型)のラゲッジの画像

レガシィ級の 広さと使い勝手
★中古車相場価格 210万から290万円
国産ワゴンの代表的車種であるレガシィがベースのSUVだけに、その荷室は広さ、使い勝手ともに優秀。現行型はボディが大きく、荷室も広大だ。

icon トヨタ ランドクルーザープラド(現行型)

  • トヨタ ランドクルーザープラド(現行型)の画像トヨタ ランドクルーザープラド(現行型)

  • トヨタ ランドクルーザープラド(現行型)のラゲッジの画像

天地方向に広いスペース
★中古車相場価格 260万から520万円
数あるSUVのなかでも大型のモデルで、3列目シートをたためば広大な荷室が出現。開口部の位置は多少高いが、天井の高い空間が得られる。


不満解消3.【長時間のノロノロ運転で激しく疲労する……渋滞中の運転がしんどい!】

渋滞のイメージ画像

ACC装着車なら渋滞時の運転操作の負担を減らすことができるが、くれぐれも居眠りなどしないよう注意したい。

 さすがにMT車で連休などの大渋滞へ挑むという人は少数派だろうが、AT車であっても長時間のノロノロ運転は苦痛である。この不満を解消するための一番の機能は、ここ数年、最新モデルに搭載が進むACC(オート・クルーズ・コントロール)だろう。他にも気を紛らわす手段として、ガラス面が大きいクルマや、優れた音質のオーディオを搭載するクルマを選ぶのもおすすめだ。

スバル フォレスター(先代型)

スバル フォレスター(先代型)の画像

運転操作の煩わしさを緩和できる!
★中古車相場価格 110万から250万円
「ぶつからないクルマ」のコピーとともに、スバルだけでなく多くの国産車に自動ブレーキの採用を促したアイサイトを搭載するSUV。高年式なほどACCの性能も高められている。

  • スバル フォレスター(先代型)ステレオカメラの画像

  • ステレオカメラを用いたスバルのACCは全車速追従が可能。メーカーや車種により対応速度は異なるので要確認だ。


icon マツダ CX-5(現行型)

  • マツダ CX-5(現行型)の画像

  • マツダ CX-5(現行型)のオーディオの画像

高音質オーディオで好きな曲を聴いてストレス解消
★中古車相場価格 210万から350万円
有名オーディオブランドと組んで、高音質なオーディオシステムを搭載するモデルは多数ある。BOSEの高音質が楽しめるマツダ車なら、長時間運転のストレスも軽減してくれる。

icon ホンダ ステップワゴン(現行型)

  • ホンダ ステップワゴン(現行型)の画像

  • ホンダ ステップワゴン(現行型)のシートの画像

空間も窓面積も広いので車内で羽を伸ばせる
★中古車相場価格 160万から240万円
最新のミニバンは、どれもウインドウ面積が広くなっているが、特にステップワゴンのウインドウ面積の広さはトップクラス。開放感もあるし、眺めのいい景色も堪能できる。

icon トヨタ オーリス(最終型)

  • トヨタ オーリス(最終型)の画像

  • トヨタ オーリス(最終型)のルーフの画像

大空が見える車内は開放的な雰囲気に
★中古車相場価格 90万から200万円
最終型オーリスに搭載されるパノラマルーフは、前席から後席まで広範囲をカバーする巨大なガラスルーフ。カローラスポーツの登場から半年以上が経過し、相場的にも狙い目だ。

COLUMN【渋滞を“楽しみなこと”に変える方法】

マリオ高野の画像

 年間4から5万kmの距離を運転する筆者が実践している方法です。大好きなアーティストのライブDVDを購入しても家では観るのを我慢して温存し、大渋滞にハマった時に車内で解禁すると決めると、大渋滞がむしろ待ち遠しくなります。映像は観られなくても、音声だけで十分興奮できるし、「泣けるアニメやドラマ」も効果的。あと、長時間運転時の頭と身体の疲労を和らげる方法として圧倒的に有効なのは、「できるだけマメに停車して車外へ出る」こと。SA・PAごとにトイレへ行き、ご当地のお土産を見るなどして、頭と身体に新鮮な刺激を与えると疲労や睡魔も遠ざかります。

TEXT/自動車ライター マリオ高野

不満解消4.【硬過ぎたり柔らか過ぎたり落ち着かない……乗り心地が悪くてツラい!】

乗り心地のイメージ画像

 乗り心地の悪いクルマでドライブをしていると、自分はもちろん同乗者だってツラい。具体的には、身体が疲れたり、痛くなったり、ひどいと乗り物酔いをしてしまうこともある。ただ乗り心地というものは、サスペンションだけでなく、車両重量やシートなど複合的な要素が影響するもの。納得できる乗り心地の愛車を選びたい。

クルマのプロに聞け! 「乗り心地の良さ」 ってどんなもの?

モータージャーナリスト 岡本幸一郎の画像

モータージャーナリスト 岡本幸一郎
老舗の雑誌から新鋭のウェブサイトまで、あらゆる自動車メディアで活躍するカーマニア系ジャーナリストで、二児のパパ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員を歴任。

サスの状態だけじゃなく車体の揺れ方も影響する
 明確な基準はないが、一般的には足まわりが硬い場合に、「乗り心地が悪い」と表現されることが多い。スプリングやショックアブソーバー、スタビライザー、タイヤのうち、どれかひとつでも硬ければ、乗り心地が悪いと感じられるのだ。あるいは、路面の突起を乗り越えた際に生じる衝撃が強い場合も、実際より乗り心地は悪いと感じられる。
 人によってはさらに気になる部分もある。例えば足まわりがソフトで一見乗り心地良く感じても、実は不規則な揺れが収まらなくて、ずっと乗っていると酔ってしまうようなクルマ。さらには、コーナーで車体が大きく傾いたり、ブレーキで前につんのめるようなクルマも不快度が高い。これらは足まわりがソフトでも、けっして乗り心地が良いとは言えない。運転に慣れている人ならそのあたりも分かるはず。不要な動きを抑え、振動を素早く収束させてフラットな姿勢を保てるクルマを選ぶことが賢明だ。

  • icon マツダ アテンザセダン(現行型)

     マツダ アテンザセダン(現行型) の画像

    スポーティな味に高級感をプラス
    ★中古車相場価格 90万から160万円
    マツダ車の乗り味は引き締まっていて欧州車的。とはいっても硬過ぎるわけではなく、スポーティな速度で走るのに適した味付けだ。アテンザはそれに加えて高級感も備えている。

  •  マツダ アテンザセダン(現行型) の画像

  • icon トヨタ アルファード(現行型)

    トヨタ アルファード(現行型)の画像

    VIP御用達の現代の高級車代表
    ★中古車相場価格 280万から750万円
    近年は高級セダンではなく、高級ミニバンを選ぶVIPが多くなったように、その乗り心地の良さは驚異的。特にアルファードやヴェルファイアは、価格も高いが、間違いのない仕上がりだ。

  • トヨタ アルファード(現行型)の画像

  • icon トヨタ クラウン(現行型)

    トヨタ クラウン(現行型)の画像

    いつの時代も心地良い
    乗り心地の庶民の憧れ

    ★中古車相場価格 190万から250万円
    「いつかはクラウン」は現代でも通じる言葉だ。いつの時代もトップクラスの乗り心地を実現してきたクラウンならどの型を選んでも間違いはないが、今買うなら先代型が狙い目。

  • トヨタ クラウン(現行型)の画像

COLUMN【はたして“乗り心地”は蘇るのか? 足まわりのリフレッシュについて】

足回りの画像

安全性にも関わってくる部分だけに、整備経験のない人が自分で交換するには難易度が高いバーツである。

 結論から言えば、どんなクルマもサスペンションの消耗品を新品に交換すれば乗り心地は蘇る。ダンパーやスプリング、ゴムブッシュ類を交換すれば、走りは確実に若返るので、年式の古い物件を買った人におすすめだ。費用は2L級の大衆車で12万から15万円ほど。10年、または10万km以上走っている物件なら「ハブベアリング」の交換も効果的だ。消耗品としては盲点になりがちで、重要性を認識していない人も多いが、効果は高い。費用は7万から8万円ほど。

不満解消5.【狭い道ではブツけてしまいそうで心配に……小回りが利かない!】

小回りのイメージ画像

見切りの良さも重要だ!

 近所の道や駐車場が狭いと気を使うことになり、運転するのも面倒になってしまいがち。ただ、それはたいていの場合、愛車が大き過ぎることが原因で、より小回りの利くクルマに乗り換えることで解決できる。ハンドルの切れ角などが総合的に影響する最小回転半径はもちろん、ボディ形状、運転席からの見切りの良さなどによっても運転のしやすさは大きく変わってくる。

三菱 ミラージュ(現行型)

三菱 ミラージュ(現行型)の画像

  • 三菱 ミラージュ(現行型)の画像

    2015年のマイチェンでは、CVTのレスポンス制御やサスペンションセッティングまで見直されている。

  • 最小回転半径4.6m
    ★中古車相場価格 190万から250万円
    「いつかはクラウン」は現代でも通じる言葉だ。いつの時代もトップクラスの乗り心地を実現してきたクラウンならどの型を選んでも間違いはないが、今買うなら先代型が狙い目。

  • icon トヨタ iQ

    トヨタ iQの画像

    最小回転半径3.9m
    ★中古車相場価格 20万から50万円
    2016年まで販売されていたマイクロコンパクトカーで各部の質感やクオリティの高さはドイツ車のスマートにも匹敵する高レベル。

  • トヨタ iQの画像

  • icon スズキ アルト(現行型)

    スズキ アルト(現行型)の画像

    最小回転半径4.2m
    ★中古車相場価格 40万から90万円
    軽自動車の定番モデルで現行型は2014年末に登場。最小回転半径が小さいだけでなく、スクエアなボディ形状で見切りもいいので運転しやすい。

  • スズキ アルト(現行型)の画像

  • icon マツダ ロードスター(現行型)

    マツダ ロードスター(現行型)の画像

    最小回転半径4.7m
    ★中古車相場価格 140万から280万円
    人気のオープンカーだが、スポーツモデルとしてはかなり小回りの利く設計で扱いやすい。ウエストラインも高過ぎず周囲も見やすい。

  • マツダ ロードスター(現行型)の画像

不満解消6.【同乗する家族たちからも不満の声が……後席が快適じゃない!】

シートの画像

実際に座って確かめたい!

家族や友人などと出かける機会が多い人にとって、後席の快適性はクルマ選びの際に重要な問題となってくる。前席との距離が近過ぎて足元のスペースが狭いと足が動かせないし、頭が天井に当たるのは問題外だ。シートサイズもそれなりに大きくないと快適性は低くなる。空間の広さや使い方という面で魅力的なモデルを探そう。

ホンダ フリード (現行型)

ホンダ フリード (現行型)の画像

  • ホンダ フリード (現行型)のシートの画像

    6人乗り仕様のキャプテンシートなら、3列目への移動時にウォークスルー機構が利用できる。

  • ★中古車相場価格 150万から260万円
    小型車でありながら3列シートを備えるフリードは、実は2列目シートの快適性も優秀だ。シート自体の造りもしっかりしているし、6人乗りでも7人乗りでもロングスライド機能を備えている。

  • icon 日産 セレナ(現行型)

    日産 セレナ(現行型)の画像

    クラストップの広さを誇る
    人気ナンバー1ミニバン

    ★中古車相場価格 170万から340万円
    ミニバントップクラスの室内空間を誇り、2列目シートもゆったりしていて快適だ。ロングスライド機能も全車標準装備で、1列目シートに穴あきヘッドレストが採用されていて開放感も感じられる。

  • 日産 セレナ(現行型)の画像

COLUMN【アルファード/ ヴェルファイアの超快適セカンドシートとは?】

  •  ヴェルファイアの画像

  • シートの画像

 アルファード&ヴェルファイアは2列目シートの最高峰だ。特にエグゼクティブラウンジシートを選べば、素材はもちろん最高級で、電動オットマンや格納式のテーブルも装備。高価格を克服できるなら狙いたい。

不満解消7.【まだまだあるぞ愛車の不満……一挙解決! 小さな不満集】

まだまだ挙がっているユーザーたちの不満。ここでは大きく取り上げられなかったいくつかの不満をダイジェストで取り上げ、それらの不満を解消できてカーライフを充実させられる魅力的なモデルを一挙に紹介していこう!

オープンカーの 幌の屋根は 劣化しやすい!

  • icon ダイハツ コペン(先代型)

    ダイハツ コペン(先代型)の画像

  • icon ダイハツ コペン(先代型)

    買いやすくなった初代モデル
    ★中古車相場価格 30万から150万円
    「アクティブトップ」と呼ばれる電動開閉が可能なハードトップを採用。現行型が登場したことで、先代モデルは徐々に相場が下がっている。

  • icon トヨタ ソアラ(最終型)

    トヨタ ソアラ(最終型)の画像

  • icon トヨタ ソアラ(最終型)

    高級クーペの日本代表
    ★中古車相場価格 30万から130万円
    電動ハードトップを採用するソアラは、レクサスブランドでもSCとして売られた高級クーペ。程度のいい物件を見つけられれば快適に乗れる。

ドライブ中でもスマホの機能が 使えたらいいのに!

  • icon 三菱 アウトランダーPHEV

    三菱 アウトランダーPHEVの画像

  • icon 三菱 アウトランダーPHEV

    動力だけじゃない未来
    ★中古車相場価格 140万から380万円
    搭載されるディスプレイオーディオはスマホとの連携機能を備え、タッチパネル操作も可能。PHEV機構とともに近未来を味わえるモデルだ。

  • icon トヨタ カローラスポーツ

    トヨタ カローラスポーツの画像

  • icon トヨタ カローラスポーツ

    最新の通信機能を備える
    ★中古車相場価格 180万から250万円
    コネクティッドカーと呼ばれるネット接続による各種機能を備えた新型カローラのハッチバック版。まだ相場は高いが、流通量は増加中。

3列シート車といえばミニバンしか選択肢はないの?

  • icon スバル エクシーガクロスオーバー7

    スバル エクシーガクロスオーバー7の画像

  • icon スバル エクシーガクロスオーバー7

    SUV風ワゴン系ミニバン?
    ★中古車相場価格 180万から260万円
    エクシーガの後継車として誕生した7人乗りSUV風ワゴン。そのスタイリングはオリジナリティに溢れ、インテリアも豪華な造りになっている。

  • icon トヨタ ウィッシュ(最終型)

    トヨタ ウィッシュ(最終型)の画像

  • icon トヨタ ウィッシュ(最終型)

    低重心で高い走行安定性
    ★中古車相場価格 30万から160万円
    新車では2017年で販売終了となってしまったワゴン型の3列シート車。クールなデザインと低重心設計による安定した走行フィーリングが魅力的だ。

スポーツカーは維持費が高くて 買えない!

  • icon ホンダ インサイト(初代モデル)

    ホンダ インサイト(初代モデル)の画像

  • icon ホンダ インサイト(初代モデル)

    最高の燃費で維持費も節約
    ★中古車相場価格 10万から90万円
    99年に発売された初代モデルは、現行型と異なる2シータークーペ。極力いらないものを排除した燃費に特化したモデルで、MT車も設定。

  • icon スズキ スイフトスポーツ(先代型)

    スズキ スイフトスポーツ(先代型)の画像

  • icon スズキ スイフトスポーツ(先代型)

    HBでもしっかりスポーティ
    ★中古車相場価格 60万から140万円
    保険代が高いクーペやオープンではなく、ハッチバック型のスイフトスポーツは狙い目。特に先代モデルはパフォーマンスも高く、買い時だ。

SUVだってMTで乗りたい!

  • icon 三菱 パジェロ(現行型)

    三菱 パジェロ(現行型)の画像

  • icon 三菱 パジェロ(現行型)

    パワフルなエンジンを操る
    ★中古車相場価格 100万から320万円
    2012年まで設定されていたMTモデル。組み合わされるエンジンは3.0LV6で、そのパワフルさを自在に操れる。軽量なショートボディも選べる。

  • icon 日産 エクストレイル(先代型)

    日産 エクストレイル(先代型)の画像

  • icon 日産 エクストレイル(先代型)

    ディーゼルで乗りたい一台
    ★中古車相場価格 30万から180万円
    人気の高い先代型で、MT仕様はクリーンディーゼルモデルにも設定された。トルクフルなディーゼルエンジンとMTとの相性の良さは抜群だ。

運転中に身体を シートに固定される感覚が嫌いだ!

  • icon 日産 キューブ(現行型)

    日産 キューブ(現行型)の画像

  • icon 日産 キューブ(現行型)

    コンパクトカーでも快適
    ★中古車相場価格 10万から140万円
    5人乗り設計だが、運転席と助手席の間がつながっていてベンチシートのように使える。さまざまなシートカラーが採用された特別仕様車もあって魅力的だ。

  • icon トヨタ プロナード

    トヨタ プロナードの画像

  • icon トヨタ プロナード

    大きくてゆったり乗れる
    ★中古車相場価格 10万から70万円
    北米向けのFF大型サルーンで、フロントベンチシートの6人乗りを設定。コラムシフトを操りながら広い道路をゆったり走れば、気分はアメリカン。


不満解消8.【毎月のガソリン代がバカにならない……とにかく燃費が良くない!】

  • PHEVのエンジンの画像

    PHEV
    ハイブリッドカーとEV(電気自動車)の間に位置するエコユニットで、一定距離までモーターのみで走行し、電気が切れればハイブリッドカーとして低燃費走行できる。普及はまだこれから。

  • PHEVのエンジンの画像

  • クリーンディーゼル車のエンジンの画像

    クリーンディーゼル車
    独自の構造でパワフルさと低燃費さを両立するエンジンで、一時期の厳しい排ガス規制を突破して、クリーンなパワーユニットになった。さらに使用燃料が軽油なので、燃料代も安く済む。

  • クリーンディーゼル車のエンジンの画像

  • 軽自動車のエンジンの画像

    軽自動車
    昔から存在する軽自動車もやはり低燃費モデルの代表的存在だ。最大値が660ccと小排気量に抑えられていることや、軽自動車規格内に収められた小型・軽量のボディにより低燃費を実現。

  • 軽自動車のエンジンの画像

  • ハイブリッドカーのエンジンの画像

    ハイブリッドカー
    エンジンと電気モーターを組み合わせて、両者のいいところを使いながらガソリンの消費量を抑える。初代プリウス登場以降、普及が進み、現在は低燃費モデルの代名詞となっている。

  • ハイブリッドカーのエンジンの画像

 燃費数値が表示されるクルマに乗ると、ついつい良い燃費数値を出したくなるし、その後別のクルマに乗っても燃費が気になってしまうもの。愛車の燃費がいまいち良くないという人はエコカーに乗るべきだが、燃費の良さは走りの質感やパワフルさなどとも関係してくる。さまざまなエコ系パワーユニットの中から、自分のフィーリングに合った走りを持つ低燃費車を見つけたい。

  • icon クリーンディーゼル:マツダ CX-3

    マツダ CX-3の画像

    WLTCモード燃費 23.2km/L
    ★中古車相場価格 130万から250万円
    ヒットモデルCX-5の小型版として誕生したSUVで、ディーゼルが選べる珍しいコンパクトモデル。6速MTの設定も走りの楽しさを主張するマツダらしさだ。

  • マツダ CX-3の画像

  • icon 軽自動車:スズキ アルトラパン(現行型)

    スズキ アルトラパン(現行型)の画像

    JC08モード燃費 35.6km/L
    ★中古車相場価格 60万から130万円
    数ある軽自動車のなかでもスタイルにこだわったモデルで、燃費性能も軽トップクラス。レトロ感のあるデザインからは、チープな雰囲気は感じられない。

  • スズキ アルトラパン(現行型)の画像

  • icon ハイブリッドカー:トヨタ プリウス(現行型)

    トヨタ プリウス(現行型)の画像

    JC08モード燃費 39.0km/L
    ★中古車相場価格 140万から250万円
    ハイブリッドカー普及の立役者は現行型で4代目。新車販売首位の座は譲ったものの、相変わらず人気は高く、燃費性能も常にトップクラスを維持している。

  • トヨタ プリウス(現行型)の画像

クルマのプロに聞け! 燃費を良くするためにはどう走ればいいの?

燃費のイメージ画像

 アクセルオフにしている間はエンジンがかかっていても燃料を噴射しないので、アクセルを踏まずに惰性で走行する時間を少しでも長くなるよう心がけること。どんなクルマでも有効だが、そのためには信号や前走車の動きなど先を読んだ運転が必要となる。
 加速時もやはりアクセルの踏み方が重要で、基本的に、踏み始めはグイッと踏まず、穏やかに踏んだほうがよい。また、爪先を微妙にコントロールするのがコツで、かかとを軸にして動かすようにするといいだろう。
 ただしCVT車の場合は、ある程度エンジン回転を上げると自動的に効率のよい領域を使いながら加速してくれるので、踏み込む量をやや大きめにしたほうが好ましい。逆にターボ車はできるだけ過給されないようにするのが有効だ。
 さらに、エコゲージが付いているクルマなら、エコゾーンからできるだけはみ出ないように意識すること。上り坂でアクセルを踏むと瞬間燃費がガクンと落ちるので、上り坂では不要な加速をせず、速度維持に徹するべきだ。
 運転操作以外で気をつけるべきこともある。たとえばエアコンの負荷を減らすため、駐車する際は寒暖差がないよう、できるだけ屋内や日陰に止めるのが好ましい。また、タイヤの空気圧は高い状態のほうが接地面積が小さくなって抵抗が減るので、指定値より1割程度上限を高くするのも有効だ。

TEXT/モータージャーナリスト 岡本幸一郎

COLUMN【最新版 モード燃費徹底解説】

モード燃費のイメージ画像

 低燃費車に乗ると、カタログの燃費値を出してみたくなるが、カタログ値を超えることはまずないだろう。この「モード燃費」は、メーカーが特殊な走行状態で算出した数値だからだ。ただこの数値、ここ数年でいくつかの種類が入り交じっている。他車との比較をする時などは、同じモード同士を並べてみると参考値として役に立つだろう。

10・15モード
この3つでは最も古く、1991年に定められた燃費測定方法。当時の自動車使用環境を参考にして設定された計測方法なため、現代の環境下では同様の数値を出すことは難しくなっている。

JC08モード
10・15モードから20年後の2011年に変更された日本オリジナルの燃費測定方法で、より実際の走行シーンに即した環境で試験された。10・15モードと並列表記されることも多かった。

WLTCモード
2018年10月に導入されたばかりで、最も実燃費に近いモード。JC08モードより速度域が上げられたことで、よりリアルな走行内容での計測がなされる。3つの走行モードも併記される。


「片づけの魔法」で車内も車外もクルマの不満はある程度解消できる!

  • 自動車ライター 清水草一の画像

  • 自動車ライター 清水草一
    自動車専門誌や一般誌、週刊誌など様々な媒体に連載記事を持つ人気自動車ライター。趣味は「クルマを買うこと」で、軽自動車からフェラーリまで幅広く中古車を購入してきた。

車内を整理するだけでときめくクルマに大変身

 近藤麻理恵さん、略して「こんまり先生」の名著『人生がときめく片づけの魔法』が、日本だけでなく、世界的なベストセラーになっている。
 実際、家の中の不要なもの(こんまり先生によれば“ときめかないもの”)を捨てると、家全体がオシャレさんになる。ぶっちゃけ、ドラマなどに出てくる部屋が大抵オシャレさんなのは、モノが少ないからだ!
 これはクルマにも当てはまる。余計なモノが少ない車内はそれだけでオシャレさんだし、広く感じられて気持ちがいい。ついでに車内を軽く掃除すると、溜まっていた不満も解消され、「もう飽きたから、買い替えたいなぁ」と思っていた愛車への愛だって、突如復活するというもの。
 愛が復活すると、なにをしたくなるか。さらなる掃除である。車内の掃除に続いてボディをサッと洗い流せば、「オレのクルマってこんなにイケてたのか!」と驚愕するはずだ。
 かつて、タレントのジローラモさんはこう言っていた。「車内にはなにも置きません。それがイタリアのオシャレです」と。この「なにも置かない」には、カーナビも含まれる。もちろん後付けカップホルダーもだ。当時ジローラモさんが乗っていたマセラティには、純正カップホルダーはなかったが、もちろん後付けカップホルダーなど論外。「のどが渇いたら、クルマを止めて、どこかでなにかを飲めばいいんです」。
 車内に物がなにもないマセラティ。そりゃもうオシャレに決まってる。しかし国産大衆車でも、物がなくて車内が清潔で、ついでにボディだって光っていれば、スペースが広くなり、運転もしやすくなり、燃費も少しくらい良くなるかもしれない! なかでも片付けるべきはティッシュの箱だろう。これがあるだけで、愛車の所帯臭さは5倍増なのだから。
 愛車に不満があるなら、とりあえず車内の物を捨てる、あるいは全部トランクに移してみてほしい。それだけで不満が解消される可能性大だ。

イメージ画像

運転席まわり
最も片付けるべき部分。不要なものをなくせば運転操作も楽だし、視界も良くなる。ヘタすれば足もとにゴミが転がってきて運転の妨げになる危険性もあるぞ!

エンジンルーム
一度もボンネットを開けたことがないという人も多いが、エンジンルーム内も汚れるし、不要な物が溜まる。たまに掃除するだけでトラブル防止につながる。

外観
いつもピカピカにしておけば自分も大切にしたくなるし、周囲の人からぞんざいに扱われることも減るだろう。ウインドウの汚れも除去しておけば視界も良好だ。

後席
後席をあまり使っていない人は、ここに荷物などを散乱させていることが多い。不要物は無駄な重荷となるし、動いた時に車内を傷つけることもある。

荷室
トランクに大荷物を積みっぱなしにしていると重量が重くなり燃費の悪化を招くこともある。また、しっかり固定されていないと運転時に動いてストレスに。

総括【今の愛車より不満の少ないクルマを探しだそう!】

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日本には8つもメーカーがあり、輸入車も購入しやすい状況にあるため、不満を解消できるクルマを見つけやすい環境にある。

 長年乗っていれば愛車に対する不満が生じて当然だ。購入時には多少の不満など不満と思ってなくても、年月が経つにつれて不便なところは目立ってくる。愛車が劣化するのは当然だし、より便利なクルマや性能の優れたクルマだって次々に発売されるのだ。 なにひとつ不満の生じないクルマは存在しないだろうが、より自分好みで、今よりネガな部分や不満が少ないクルマを選び出し、また購入時の喜びを味わおうではないか。

※中古車価格はグーネット 2019年4月調べ。記事中の価格は参考であり、中古車価格を保証するものではありません。
構成・文/フォッケウルフ 撮影/茂呂幸正

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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