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更新日:2019.04.22 / 掲載日:2019.04.22
トヨタセリカのおすすめの中古車をまとめてみた
グーネット編集チーム
セリカは1970年12月に発売された、日本発のスペシャリティカーとして約36年間販売された、輝かしい歴史を持つ人気モデルです。
初代モデルは「ダルマセリカ」の愛称で親しまれた2ドアハードトップと日本車離れしたスポーティなリヤテールゲートを備える3ドアリフトバックが用意されました。
ユーザーの好みでインテリア、エンジン、トランスミッション、外装などが選択できる「フルチョイス・システムフム」が導入されるなど、センターピラーを持たないスポーティなスタイリングとともに若者を中心に絶大な人気を誇りました。
ソレックスキャブレターを2連で装備し、豪快な咆哮を放つヤマハ製DOHCエンジンユニットをはじめ、5速マニュアルトランスミッションや5眼メーター、ハイバックスタイルの一体型フロントバケットシート、逆ヒンジ式ボンネットフード、偏平率の低いラジアルタイヤの設定など、多くの若者の心を揺さぶる魅力的なスペックを備えていました。
初代モデルから3代目モデルは、やや武骨なスポーツカーだけでなく、「流面体」をテーマに滑らかなフラットサーフェスボディも兼ね備えています。そして、FF駆動へ変更された4代目モデル以降は、コンバーチブルモデルをラインナップに加えるなど、さらにスペシャリティカー度を高めていきます。
併せて、4代目モデルから6代目モデルまではツインカムターボエンジンにフルタイム4WDシステムを搭載したスポーツグレードが用意され、WRC(世界ラリー選手権)へ本格参戦します。
その後、1999年9月にリリースされた7代目モデルは「ライトな新感覚GT」として開発されました。初代モデルからのDNAであるスペシャリティカーとしての原点回帰を図りますが、2006年4月に惜しまれつつ、生産を終了しました。
ここではセリカの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、セリカのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
セリカの特徴・どんな方におすすめなのか
ここでは、1999年9月にフルモデルチェンジを受けた7代目モデルについて取り上げます。
【セリカの特徴】
・未来的で洗練されたスタイリッシュな3ドアクーペ
・スペシャリティカーらしいロングノーズ、ロングホイールベース&ショートオーバーハングのワンモーションフォルム
・実用性とスポーツ性を両立した2タイプのVVT-i付1.8L直列4気筒DOHCエンジン
・優れたロードホールディング性能としなやかな乗り心地を提供するダブルウィッシュボーン式リヤサスペンション
・優れた操舵性能を発揮するスーパーストラットフロントサスペンションを設定
・心地良い、包まれ感を演出するスポーツシートを装着した、ドライバーの操作性を重視したスポーティなコックピットデザイン
・実用性の高い2+2のシートレイアウトの採用やリヤバックドアを装備し、使いやすいラゲッジスペース
・クロスギアレシオを採用し、トルクバンドを積極的に使ったスポーティドライブを可能にする6速MTを設定
・安心感の高い夜間ドライブをアシストするディスチャージヘッドランプ
【セリカはこんな方におすすめ】
初代モデルから脈々と続くスペシャリティカーとしての遺伝子を継承し、個性的で時代をリードする先進のボディデザインをはじめ、パーソナル性を重視したコックピット、軽量ボディをダイナミックに走らせるスポーツ性の高いパワーユニットなど、いずれの世代のモデルも魅力あふれる特徴を備えています。
最終モデルにあたる7代目モデルは、WRC参戦車両のベースとなる過激なスペックを誇るツインカムターボ+フルタイム4WDを搭載するホットモデルはラインナップされていませんが、ドライバーとクルマが一体となった質の高いスポーティドライブを提供するモデルとして定評があります。
日常の市街地走行からロングドライブまでオールマイティに活躍する、パーソナル性を重視した流麗でスポーティなクーペモデルを求める方々におすすめのモデルです。
セリカの人気車種・おすすめグレード
グーネット編集チーム
セリカの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは1999年にリリースされた、最終の7代目モデルについて取り上げます。
7代目 トヨタ セリカ 230系(1999年~2006年)のおすすめ人気車種・グレード
トヨタ セリカ(CELICA)SS-IIスーパーストラットパッケージ(2002年8 月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)205/50R16 87V(後)205/50R16 87V
エンジンタイプ:2ZZ-GE型 直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1795cc
最高出力:190ps(140kW)/7600rpm
最大トルク:18.4kg・m(180N・m)/6800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:13.0km/L
車両重量:1140kg
新車価格:2,250,000円
自動車税:年間39,500円 ※
※自動車税は2018年9月時点で参照したものとなります。
セリカ SS-II スーパーストラットパッケージ(2002年8月) のカタログ情報(1011282)|中古車の情報なら【グーネット】
■主な装備
【エクステリア】
・フロントスポイラー
・フロントスパッツ
・サイドマッドガード
・リヤスポイラー
・マフラーカッター
・電動格納式リモコンカラードドアミラー
・16インチタイヤ&アルミホイール
【インテリア】
・専用ファブリックシート
・本革巻カラード3本スポークステアリングホイール
・本革巻シフトノブ
・アルミペダル
・スカッフプレート
・分割可倒式リヤシート
【安全装備】
・プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ
・フロントフォグランプ
・デュアルSRSエアバッグ
・EBD(電子制動力配分制御)付ABS(アンチロックブレーキシステム)
【快適装備】
・オートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル
・UVカット機能付ガラス
・トップシェード付リヤバックドアガラス
・キー一体ワイヤレスドアロックリモートコントロール(アンサーバック付)
【ナビゲーション】
・4スピーカー
【その他】
・スーパーストラットフロントサスペンション
・リヤパフォーマンスロッド
・ヘリカルLSD(リミテッドスリップデフ)
■特徴
・プロジェクター式ディスチャージヘッドランプが装備され、フロントバンパーやリヤコンビネーションランプの意匠が変更になった2002年式モデル
・リニアで伸びのある加速性能と切れのあるパワフルな走りを実現するVVTL-i機構付1.8Lエンジンと6速MTを搭載
・優れたハンドリング性能を発揮するスーパーストラットフロントサスペンション
・トラクション性を高め、剛性の高い走りを提供するヘリカルLSDとリヤパフォーマンスロッドを装備
・空力特性を高め、重心の低いスポーティなフォルムを創り出すエアロパーツ
・16インチタイヤ&アルミホイールやマフラーカッターなど優れた走りを予感させる外観装備
・1年を通じて室内の快適性を高めるオートエアコン
・室内をスポーティに演出するカラードタイプの本革巻3本スポークステアリングホイールやアルミペダル、専用ファブリックシートを装備
・安定した制動力を発揮する前後ディスクブレーキ
セリカの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション
グーネット編集チーム
ファイナルモデルとなる7代目では、先代モデルに装備され、評価を得たスーパーストラットフロントサスペンションが全グレードに設定されています。
優れた操舵性能からスポーティな走りを求める方にはおすすめのアイテムです。
エンジンは型式の異なる2タイプの1.8L 直列4気筒DOHCが設定され、VVTL-i機構により吸・排気効率を向上させた2ZZ-GEエンジン搭載モデルには、クロスギアレシオを採用した6速MTが選択可能です。
運転席&助手席SRSサイドエアバッグシステムはオプション設定となるため、装備の有無をチェックしたいアイテムです。
リヤビューをスポーティに演出する人気の高いリヤスポイラーは、1ZZ-GEエンジン搭載
モデルではオプションとなるので、併せてチェックしたいポイントです。
たくさんのオプション装備の中から、7代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・マフラーカッター
・15インチタイヤ&アルミホイール(205/55R15 87V+15×6.5JJ)
・15インチタイヤ&アルミホイール(195/60R15 88H+15×6.5JJ)
【安全装備】
・運転席&助手席SRSサイドエアバッグ
・フロントフォグランプ
・リヤフォグランプ
【快適装備】
・アウタースライド電動式ムーンルーフ
【ナビゲーション・オーディオ】
・DVDボイスナビゲーションシステム付ワイドマルチAVステーション
・セリカ・スーパーライブサウンドシステム
・CDカセット一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ&4スピーカー
【その他】
・寒冷地仕様
セリカのライバルとなるおすすめ車種
グーネット編集チーム
セリカは、日本車初のスペシャリティカーとして誕生し、流麗なスタイリングに仕上げたデザインとなっています。
また、2ドア/3ドアクーペやコンバーチブルボディなど多彩なバリエーションを持ち、常に時代をリードする先進的なモデルとして人気の高いセリカの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
初代 スバル インプレッサ GC系(1992年~2007年)
中古車平均価格相場:113.2万円(2018年9月28日時点)
インプレッサはスバルの上級セダンモデルである「レガシィ」の兄弟車として1992年11月に誕生しました。
5ナンバーサイズの4ドアサッシュレスのセダンボディに、レガシィ同様に水平対向エンジンとフルタイム4WD機構を備える、スポーティなモデルとして開発されました。
軽量・高剛性のコンパクトなボディは取り回し性にも優れ、WRC参戦車両のベースとしても最適なモデルでした。
発売当初より圧倒的な動力性能を誇る2.0L 4気筒インタークーラー付ターボエンジンを搭載する「WRX」グレードが用意され、スバルの関連会社が手掛ける本格的なスポーツモデル「STI」を含め、スバルのスポーツモデルとして確固たるポジションを確立します。
大型リヤウイングや大径タイヤ&タイヤを覆うブリスターフェンダー、エンジンの吸気効率を高めるボンネットのエアインテーク、ドライバーの身体をしっかり支えるバケットシートの装備など、魅力あふれるモデルとして高い人気を誇ります。
卓越した動力性能と人気を誇った1970年代の日産スカイライン、スペシャリティカーとしては双璧の人気を誇った1980年代のホンダプレリュードもライバルといえますが、90年代のラリーシーンを席捲した良きライバルモデルとして、セリカを購入する際に比較される人気の高いモデルです。