中古車購入
更新日:2019.06.22 / 掲載日:2018.12.19
ランドローバーレンジローバーイヴォークの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム
レンジローバーイヴォークは、ランドローバーのプレミアムコンパクトSUVとして2012年3月にデビューしました。誕生以来、レンジローバー・デザインキューを受け継ぐクラムシェルボンネット、美しく流れるようなフローティングルーフを採用しています。加えて、エキサイティングなスタイリングと、レザーを使用した質感の高いインテリア、そして直列4気筒2.0Lのターボを搭載したエンジンと剛性を高めたボディが特徴です。
また、しなやかでストロークの長いサスペンションと大径ガスダンパーストラット、高剛性の独立構造のサブフレームにより、巧みにコントロールされた吸収力のある快適な乗り心地と、走行困難な悪路を走行する場面でも十分なパフォーマンスを提供するモデルです。
派生モデルには、よりスポーツ感を強調した3ドアモデルのレンジローバーイヴォーククーペや、世界初のラグジュアリーコンパクトSUVのコンバーチブルモデルのレンジローバーイヴォークコンバーチブルがラインアップされます。
いずれもレンジローバーブランドに相応しいラグジュアリーな室内空間と、最高出力240馬力を発揮する直列4気筒2.0Lターボエンジンを搭載しています。余裕のある動力性能と高いオフロード走行性能を提供し、普段の通勤やショッピングから高速道路を使ったロングドライブやアウトドア、ビジネスシーンでも高い満足感の得られる人気モデルです。
上質なインテリアを提供するラグジュアリーなレザーシートをベーシックなグレードを除き標準装備します。17インチから20インチアルミホイールを用意し、サスペンションのブランドで有名なビルシュタイン製車高調整サスペンションキットも装着可能です。車高を10mm~30mm下げたローダウンスタイルは、コーナリング時にロールの少ないより安定した走りを可能にします。
また、安全面では、エマージェンシーブレーキアシストを標準装備するほか、車線をはみ出した時に警告するレーンデパーチャーワーニングや死角の部分を映像化する安全装備ブラインドスポットモニターがオプションとして用意されるなど、用途や目的に合わせ、さまざまな個性豊かなモデルが選択できるのも大きな魅力の1台です。
ここではレンジローバーイヴォークの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。
レンジローバーイヴォークの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム
初代 ランドローバー レンジローバーイヴォーク LV系(2012年~)の主なグレードの特徴
・SE(ガソリン/ディーゼル)
レンジローバーイヴォークのエントリーグレードです。9速オートマチックやランドローバーのシンボルともいえるテレイン・レスポンスを採用し、さまざまな天候や地形に対応した悪路走破性を備えています。
さらに、17インチアルミホイール、左右独立式フルオートエアコンディショナー、クルーズコントロール、エマージェンシーブレーキアシスト、サイドカーテンエアバッグ、Meridianプレミアムサウンドシステムなど充実した装備内容です。
LEDシグネチャー付キセノンオートマチックヘッドライトや18インチアルミホイール、InControlナビゲーションプロをオプション設定としますが、レザーシートや電動12ウェイフロントシートの設定が無いのが特徴です。レザーシートを必要としない方へのグレードとして位置付けられています。
・SEプラス(ガソリン/ディーゼル)
SEグレードの装備内容に加え、LEDシグネチャー付キセノンオートマチックヘッドライトや18インチアルミホイール、InControlナビゲーションプロ、パーフォレイテッドグレインレザーシートや電動12ウェイフロントシートを標準装備します。19インチや20インチアルミホイールをオプションで選ぶことが可能です。
・ランドマークエディション(ガソリン/ディーゼル)
SEプラスの装備に加え、車両後部の車体の下で足を動かすことで、テールゲートの両側に装備したセンサーが反応し、テールゲートを自動的に開くハンズフリーテールゲート、カルパチアングレーコントラストルーフ・スポイラー、メタリックペイントを設置しています。
ランドマークエディション専用19インチアルミホイールを標準装備していますが、20インチアルミホイールの設定はありません。
・HSE(ガソリン/ディーゼル)
SEグレードの装備内容に加え、リアシートの空調を快適に保つエアコンディショナーリアベント、オックスフォード製レザーシート、ドライバーのシートポジションを記憶するメモリー付電動12ウェイフロントシート、19インチアルミホイールを標準装備します。
HSEダイナミックも用意され、20インチアルミホイール、ダイナミックボディスタイル(クラッディング、バンパー、サイドシル、ロワードアクラッディングインサート)を装備している点が特徴です。
・オートバイオグラフィ(ガソリン/ディーゼル)
HSEプラスの装備に加え、テールゲートを自動的に開くハンズフリーテールゲート、サブウーファーを含む17スピーカーを持つMeridianプレミアムサウンドシステム、アクティブLEDヘッドライト、20インチアルミホイール、ウィンザー(オックスフォード)レザーインテリアなどを標準装備しています。レンジローバーイヴォークの最上級グレードに相応しい豪華な装備内容が特徴です。
・ピュア
直列4気筒2.0Lターボガソリンエンジンと2013年11月までは6速オートマチック、以降は9速オートマチックを搭載するレンジローバーイヴォーク登場時のエントリーグレードです。基本的な装備内容は、17インチアルミホイールなど後継グレードとなったSEグレードに準じます。
・プレステージ
エンジンやトランスミッションはピュアと共通であり、19インチアルミホイールやレザーシートを標準装備するレンジローバーイヴォーク登場時の上級グレードです。基本的な装備内容は、HSEグレードに準じています。
レンジローバーイヴォークの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム
ここでは、レンジローバーイヴォークの主な世代・型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/L、軽油115円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年11月時点で参照したものとなります。
初代 ランドローバー レンジローバーイヴォーク LV系(2012年~)の燃費・維持費
・LV2A:2.0L/6AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:9.0km/L
年間ガソリン代:約161,111円(1111.1L×145円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約200,611円 ※3
・LV2XB:2.0L/9AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:10.6km/L
年間ガソリン代:約136,792円(943.3L×145円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約176,292円 ※3
・LV2NB:2.0L/9AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:軽油
JC08モード燃費:13.4km/L
年間ガソリン代:約85,820円(746.2L×115円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約125,320円 ※3
※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/L、軽油115円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年11月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。
レンジローバーイヴォークの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム
レンジローバーイヴォークは人気の高いプレミアムコンパクトSUVであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、新しいモデルでも流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力といえるでしょう。
レンジローバーイヴォークの主なグレード・型式の中古車価格帯
初代 ランドローバー レンジローバーイヴォーク LV系:248~748万円
LV2A:248~680万円
LV2NB:439.8~728万円
LV2XB:528~748万円
ピュア:248~399.9万円
プレステージ:248~498万円
ダイナミック:427.9~648万円
SE:329.8~528万円
SEプラス:409.8~619万円
HSE:375~725万円
HSEダイナミック:469.9~748万円
ランドマークエディション:610~628万円
レンジローバーイヴォークの中古車では、500万円以上の車が多く存在しています。
その中でも、ディーラー試乗車や登録済未使用車が多い平成29年式、平成30年式のレンジローバーイヴォークが豊富で、新車保証が継承される安心のモデルが狙えます。平成25年レンジローバーイヴォークも多く販売されています。平成25年のモデルは9速オートマチックになる以前の6速オートマチックモデルで、車両価格は300万円前後から探すことが可能です。フルモデルチェンジをしていないモデルのため古さを感じさせないことと、抜群の走行性能と耐久性が人気です。
経済性と低速トルクに優れたディーゼルターボエンジン車は、走行距離5千キロ未満のディーラー試乗車が多く、比較的高い中古車価格を維持しています(上記中古価格帯については、2018年12月4日時点での数値となっています)。
年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離やキズやヘコミなどの程度、エンジンの種類やボディ形状、修復歴の有無、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。