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更新日:2019.06.22 / 掲載日:2018.12.19

スバルインプレッサG4の中古車購入の際の選び方の参考ポイント

スバルインプレッサG4の中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

インプレッサG4は、スバルのミディアムスポーツセダンとして2011年11月のデビュー以来、走りと環境性能を高次元でバランスさせた新世代のスポーツセダンとして高い人気を誇ります。フルタイム4WDに加え軽快な走りの2WD(FF)も用意され、新開発FB20型水平対向4気筒エンジンとリニアトロニックによる優れた走行性能と環境性能、先進運転支援システム「アイサイト」を含めた優れた安全性能が特徴です。

また、進化型のSIシャシーを採用することで、路面の凹凸をしっかり吸収しながらも、瞬時に反応する優れたハンドリング性能と安心感のある快適な乗り心地を実現しています。

派生モデルには、使い勝手に優れたハッチバックモデル「インプレッサスポーツ」や200mmのロードクリアランスを持つSUVスタイルの「XV」がラインナップされ、いずれも扱いやすいボディサイズを採用しています。

水平対向エンジン+シンメトリカルAWD(All-Wheel Drive)と呼ばれるスバル独自の4WDシステム(4WDモデル)を採用し、高い走行安定性と動力性能を提供するモデルです。普段使いの市街地走行から持ち味を発揮するワインディングや高速道路を使ったロングドライブ、ビジネスシーンでも高い満足感の得られる人気モデルです。

初代モデルでは、先進運転支援システム「アイサイトver.2~3」を搭載したモデルを用意し、2代目モデルでは「アイサイトVer.3」を全グレードに標準装備しています。

上質なインテリアを演出する本革シートを装備したブラックレザーセレクションや18インチアルミホイール、スポーティかつスタイリッシュなデザインで定評のある、スバルテクニカインターナショナル株式会社(STI)の純正パーツを用意しています。用途や目的に合わせ、さまざまな個性豊かなモデルが選択できるのも大きな魅力の1台です。

ここではインプレッサG4の中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。 

インプレッサG4の主なグレードの特徴と比較から選ぶ

インプレッサG4の主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

初代 スバル インプレッサG4 GJ系(2011年~2016年)の主なグレードの特徴

・1.6i
新開発の1.6L水平対向エンジンと新開発リニアトロニック(CVT)を組み合わせたベーシックグレードです。エアコンはマニュアルタイプですが、運転席&助手席SRSエアバッグのほか、横滑りを抑制し車両の安定化を図るVDCや優れた制動力を発揮する4輪ディスクブレーキを標準装備し安全装備を充実させました。当時、車両本体価格155.4万円とコンパクトカークラスに匹敵する価格も魅力のひとつです。

・1.6i-L
1.6Lの充実装備グレードです。1.6iの装備に加え、フロントフォグランプ、フルオートエアコン、外観をスタイリッシュに演出する15インチアルミホイールを標準装備します。

なお、2015年10月に追加されたアイサイトモデルはアイサイトver.3を搭載しています。

・1.6i-S
1.6Lのスポーティグレードです。16インチアルミホイールや本革巻ステアリングホイールを標準装備します。本革シートもオプションで選択可能なグレードで、本革シートが装備された中古車も探すことが可能です。

1.6i-Sも1.6i-L同様2015年10月にアイサイトver.3を搭載したモデルも追加されています。

・2.0i
軽いアクセルの踏込でもスムーズな加速感が味わえるゆとりを持つ2.0Lエンジン搭載車のベーシックグレードですが、フルオートエアコン、1アルミホイール、本革巻ステアリングホイール、フロントフォグランプを標準装備し、1.6i-Sと変わらない装備内容で充実しているのが特徴です。

さらに、リニアトロニックはパドルシフトを搭載しスポーティなドライビングを楽しむことが可能です。

・2.0i-Lアイサイト
ゆとりのある2.0Lエンジンを搭載し、2.0iの装備内容に加え、スバルの先進安全技術「アイサイト」を搭載するモデルです。

初代インプレッサG4登場時からアイサイトが搭載されているグレードで、発売当初はver.2でしたが、2014年11月の改良にて、アクティブレーンキープや全車速追従機能付クルーズコントロールの性能を向上させたver.3を採用しています。

・2.0i-Sアイサイト
17インチアルミホイールやリヤスポイラーを標準装備する最上級スポーティグレードです。2.0i-Lアイサイト同様、アイサイトを搭載し安全装備も充実しています。運転席のシートポジションをきめ細やかに調整可能なパワーシートを標準装備しています。 

スバル インプレッサG4 GJ系の中古車一覧

2代目 スバル インプレッサG4 GK系(2016年~)の主なグレードの特徴

・1.6i-Lアイサイト
2代目インプレッサG4のベーシックグレードですが、アイサイトver.3や歩行者エアバッグ、7つのエアバッグを全車標準装備し、安全装備にグレード間の差がない点が特徴です。

快適装備は、フルオートエアコン、フロントフォグランプ、16インチアルミホイールを標準装備し、LEDハイ&ロービームランプやブラックレザーセレクションを選択することで本革シートのオプションも用意され、充実装備のグレードです。

・2.0i-Lアイサイト
2.0Lモデルは、1.6Lモデルに加え、スポーツと燃費性能重視のインテリジェントの2種類のドライビングを実現するSI-DRIVEを搭載します。

アルミホイールは17インチとなっており、本革巻ステアリングホイール、エアコンは左右独立温度調整機能が加わり上質な仕上がりとなっています。外観の特徴は、ドアミラーにサイドターンランプを搭載することも2.0Lモデルの特徴です。

・2.0i-Sアイサイト
最もスポーティなグレードが2.0i-Sアイサイトです。2.0i-Lアイサイトの装備内容に加え、アルミホイールは大径の18インチを採用、LEDハイ&ロービームランプ、アルミパッド付スポーツペダル、運転席&助手席8ウェイパワーシートを装備したグレードで、スタイリッシュな外観と上質なインテリアを併せ持つ最上級グレードです。 

スバル インプレッサG4 GK系の中古車一覧

インプレッサG4の燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

インプレッサG4の燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、インプレッサG4の主な世代・型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年11月時点で参照したものとなります。

初代 スバル インプレッサG4 GJ系(2011年~2016年)の燃費・維持費

・GJ2:1.6L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:17.6km/L
年間ガソリン代:約76,704円(568.1L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約116,204円 ※3

1.6i-L(2011年12月モデル)

・GJ3:1.6L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:16.2km/L
年間ガソリン代:約83,333円(617.2L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約122,833円 ※3

1.6i-L(2011年12月モデル)

・GJ3:1.6L/5MT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:15.6km/L
年間ガソリン代:約86,538円(641.0L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約126,038円 ※3

1.6i(2011年12月モデル)

・GJ6:2.0L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:17.2km/L
年間ガソリン代:約78,488円(581.3L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約117,988円 ※3

2.0i-S(2011年12月モデル)

・GJ7:2.0L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:15.8km/L
年間ガソリン代:約85,443円(632.9L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約124,943円 ※3

2.0i-アイサイト(2011年12月モデル)

2代目 スバル インプレッサG4 GK系(2016年~)の燃費・維持費

・GK2:1.6L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:18.2km/L
年間ガソリン代:約74,175円(549.4L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約113,675円 ※3

1.6i-Lアイサイト(2017年10月モデル)

・GK3:1.6L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:17.0km/L
年間ガソリン代:約79,411円(588.2L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約118,911円 ※3

1.6i-Lアイサイト(2017年10月モデル)

・GK6:2.0L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:17.0km/L
年間ガソリン代:約79,411円(588.2L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約118,911円 ※3

2.0i-Lアイサイト(2017年10月モデル)

・GK7:2.0L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:16.8km/L
年間ガソリン代:約80,357円(595.2L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約119,857円 ※3

2.0i-Lアイサイト(2017年10月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年11月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

インプレッサG4の中古車価格相場から選ぶ

インプレッサG4の中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

インプレッサG4は人気の高いスポーツセダンであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、2011年に販売開始された比較的新しいモデルであることと、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。

インプレッサG4主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 スバル インプレッサG4 GJ系:22.8~224.7万円
GJ2:59.9~110.2万円
GJ3:39.9~178.2万円
GJ6:43.8~132.9万円
GJ7:27.8~191.7万円

2代目 スバル インプレッサG4 GK系:139.9~248.4万円
GK6:149~239.8万円
GK7:139.9~245.2万円

1.6i:49.8~125万円
1.6i-L:39.9~144.9万円
2.0i:27.8~130.7万円
2.0iアイサイト:59.8~179.3万円
2.0iアイサイトプラウドエディション:88~175.8万円
2.0i-S:76.8~135.9万円
2.0i-Sアイサイト:64.8~249.9万円
2.0i-Lアイサイト:139.9~218万円
1.6i-Lアイサイト:159.9~213.9万円

インプレッサG4の中古車では、150万円以上の車が多く存在しています。その中でも、平成29年式、平成25年式、平成24年式のインプレッサG4が豊富です。平成29年式の新車と変わらない新しいモデルは、ディーラーの試乗車が多くなっています。初代GJ系は、80万円前後を中心に探すことが可能で、新車登録から7年未満のモデルが中心ですので、古さを感じさせない新しいモデルに乗ることが可能です(上記中古価格帯については、2018年11月21日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、駆動方式、修復歴の有無、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。 

スバル インプレッサG4の価格相場

スバル インプレッサG4の中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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