中古車購入
更新日:2019.06.21 / 掲載日:2018.12.07

ダイハツキャストの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

ダイハツキャストの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

キャストは、親しみやすく普遍的なデザインを採り入れながら、張りのある面構成を持つ力強い佇まいが特徴の軽トールワゴンです。

ユニークな個性を持つ3つのスタイル「アクティバ」「スタイル」「スポーツ」を設定し、2015年9月のリリース以来、男女を問わず若い層のユーザーをはじめ、幅広い層の方々から支持を集める人気の高いモデルです。

クロスオーバースタイルのタフな意匠を採用する「アクティバ」は、ほかのモデルより30mm最低地上高が高いモデルです。併せて、下廻りを保護する樹脂製ガーニッシュの装備や前後のアプローチ&デパーチャーアングルにより、オフロードの走破性を高めています。

また、4WDモデルには不整地や滑りやすい路面のグリップ性を高めるグリップサポート制御や急な下り坂を早々する際に、自動ブレーキを掛けながら安全に降坂する「ダウンヒルアシストコントロール:DAC」制御などの安全機構を備えています。

フロントグリルやロッカーモール、バンパーモールなどにメッキ加飾を施し、都会的な洗練された上品さを備えた「スタイル」は、ブラックとベージュの2トーンのインテリアカラーを採用し、エレガントなモデルです。

ハイグリップ16インチタイヤや専用サスペンションを備える「スポーツ」は、レッドピンストライプ付エアロバンパーやフロントLEDイルミネーションランプを装着したエクステリア、レッドステッチを効果的に配したブラック基調のインテリアなど、走りの質を高めたユニークなモデルとして位置づけられます。

ダイハツ独自のフィルムを使用した「Dラッピング」によるファッショナブルな2トーンルーフやポップなボディカラーを揃え、室内の豊富なアクセントカラーをともに、個性豊かな表情を生み出しています。

DVVT機構付直列3気筒自然吸気エンジンとインタークーラー付ターボエンジンが設定され、軽量・高剛性「Dモノコック」をはじめ、樹脂製パーツを使用した軽量ボディ、エンジンの燃焼効率に大きく寄与する「クールドi-EGR」などとともに、環境に配慮した優れた省燃費性能と爽快な走行性能を実現しています。

ここでは、キャストの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。 

キャストの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

キャストの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

初代 ダイハツ キャスト LA200S系(2015年~)の主なグレードの特徴

・スポーツ SAIII
「スポーツ」は直列3気筒インタークーラー付ターボエンジンを搭載するモノグレードです。組み合わされる全グレードに共通して、駆動方式は2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定され、トランスミッションはCVTとなります。

フロントグリルおよびBi-Angle LEDヘッドランプが、スポーティなダークメッキ仕上げとなり、レッドピンストライプ付エアロバンパー(フロント/リヤ)&サイドストーンガードやフロントLEDイルミネーションランプが装備されます。

室内は、レッド&ブラックのアクセントカラーをはじめ、パドルシフト付MOMO製革巻ステアリングホイール、マニュアルモード付本革巻インパネシフト(シルバー加飾、メッキシフトレバーボタン付)、運転席/助手席シートヒーターが装着され、シート表皮はブラックのレザー調になるなど、レッドの自発光式2眼メーターと併せて、質感の高いスポーティなインテリアを備えます。

加えてCVTには、なめらかなシフトダウンを可能にするブリッピング機構を追加されます。
また、先進の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が装備されます。

足回りは、16インチタイヤ&アルミホイール仕様となり、2WDモデルのみ減衰力を高めた専用スポーティサスペンションが装備されます。

・アクティバX/アクティバX SAIII
樹脂製アンダーガードなどを備える「アクティバ」のベーシックグレードです。
搭載するエンジンは直列3気筒NAエンジンとなります。

助手席側サイドアンダーミラーやバンパーアンダーガード(フロント/リヤ)が装備され、ロアボディ(フロントバンパー、サイドシル、リヤバンパー、ホイールアーチ)とサイドドアモールがガンメタリック塗装、ドアアウターハンドルとバックドアガーニッシュがメッキ仕上げ、リヤクォーターピラーパネルがブラック仕上げとなります。

室内は、アクセントカラーがシルバー、センタークラスターがプレミアムシャインシルバーとなります。

また、マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ(マニュアルレベリング機能付)、ウレタン巻ステアリングホイール(メッキオーナメント付)仕様となります。
足回りは15インチタイヤ&フルホイールキャップが装着されます。
「SAIII」モデルにはバージョンIIIへ進化した、先進の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が装備されます。

・アクティバG SAIII/アクティバGターボ SAIII
「アクティバX SAIII」グレードに対して、フロント&リヤメッキバンパーガーニッシュ、Bi-Angle LEDヘッドランプ(マニュアルレベリング機能・LEDクリアランスランプ付)、LEDフォグランプが追加されます。

ステアリングホイールが革巻となり、ドアアームレストがプレミアムシャインシルバー、オーディオパネルがファインブラックへとインテリアの質感の向上が図られます。
足回りは15インチタイヤ&アルミホイール仕様となります。

・アクティバGプライムコレクションSAIII/アクティバGターボプライムコレクション
「アクティバG SAIII/アクティバGターボ SAIII」グレードに対して、スーパーUV&IRカットフロントドアガラス、スーパークリーンエアフィルター、運転席/助手席シートヒーター、純正ナビ装着用アップグレードパックが追加されます。

室内は、アクセントカラーがブラックもしくはボディカラー対応色となり、センタークラスター&ドアアームレストはプレミアムシャインブラックとなり、シート表皮はブラックのレザー調仕様となります。

・スタイルモデル
クロスオーバースタイルの「アクティバ」と比較して、メッキ加飾のバンパーモール(フロント/リヤ)やサイドロッカーモールが装着された、上品でスマートなエクステリアの意匠を採用しています。「プライムコレクション SAIII」はインテリアのアクセントカラーがブラウンへ偏されますが、それ以外の装備はほぼ「アクティバ」モデルに準じます。 

ダイハツ キャストのLA200S系の中古車一覧

キャストの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

キャストの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、キャストの世代ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、軽自動車税は2018年8月時点で参照したものとなります。

初代 ダイハツ キャスト LA200S系(2015年~)の燃費・維持費

・LA250S:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:30.0km/L
年間ガソリン代:約45,000円(333.3L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約55,800円 ※3

アクティバX(2017年10月モデル)

・LA260S:0.66L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:26.8km/L
年間ガソリン代:約50,373円(373.1L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約61,173円 ※3

アクティバX SAIII(2017年10月モデル)

・LA250S:0.66L/CVT/FFモデル/ターボ
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:27.0km/L
年間ガソリン代:約50,000円(370.4L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約60,800円 ※3

アクティバGターボ SAIII(2017年10月モデル)

・LA260S:0.66L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:24.6km/L
年間ガソリン代:約54,878円(406.5L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約65,678円 ※3

スポーツ SAIII(2017年10月モデル)

軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。ここでは発売時期から10,800円の税額を用いています。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

キャストの中古車価格相場から選ぶ

キャストの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

キャストは、親しみやすい飽きのこない洗練されたスタイリングを採り入れ、使い勝手の良い広々とした室内空間や様々なカラーコーディネートが楽しめる個性豊かなインテリアなど人気の高い軽トールワゴンモデルであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。

また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力といえるでしょう。

キャストの主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 ダイハツ キャスト LA200S系:69.5~169.8万円
LA250S:73.5~168.2万円
LA260S:79~169.8万円

アクティバX:78~149.5万円
アクティバG プライムコレクション SAII:117.5~155万円
アクティバG ターボ SAII:94.7~168.8万円
アクティバG SAII:115.9~168万円
スタイルG プライムコレクション SAIII:121~158.8万円
スタイルX:81.5~145.8万円
スタイルG プライムコレクション SAII:109.7~154万円
スポーツSAIII:119~169.8万円
スポーツSAIII:138.8~168.2万円

キャストは2015年9月に誕生し、発売からそれ程年数が経過していないことと、人気の高いモデルであるため、中古車相場は高値傾向といえるでしょう。

2017年10月の一部改良時に衝突回避支援システムが、歩行者にも対応した「スマートアシストIII」へ進化したタイミングで中古車登録台数が大幅に増加している傾向が見受けられます。

中古車の分布を見ると、上記の2017年式モデルを中心に110万円台から130万円の価格帯に多くの登録車両が分布しています。
走行距離では1000km未満のデモカーや未使用車が数多く見受けられるのも大きな特徴といえるでしょう。

実際に登録され使用されている車両に関しても、年数に比例して3万km未満の低走行車が中心になります(上記中古価格帯については、2018年8月21日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。 

キャスト(ダイハツ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ダイハツ キャストの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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