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更新日:2018.11.26 / 掲載日:2018.11.26
日産シーマのおすすめの中古車をまとめてみた

グーネット編集チーム
シーマは日産のラインナップの中でも長い歴史を持つ高級セダンである「セドリック」「グロリア」の系譜に属します。1988年1月に、ラグジュアリーでスポーティなパーソナルユーザー向けのプレミアムセダンとして誕生しました。
日本が好景気に湧いた1980年代後半、より高級セダンを求めるニーズが高まり、当時のY31 系「セドリック」「グロリア」をベースにボディサイズの拡大とともに、3.0L V型6気筒DOHCターボエンジンを搭載しています。当時はまだ少数であった3ナンバー専用車として開発されました。
バブル景気の中、「シーマ現象」と呼ばれる程、爆発的な人気を誇った初代モデルは、リヤを沈ませて豪快に加速するパワフルな3.0L V型6気筒DOHCターボエンジンのイメージが鮮明であり、当時の世相からも憧れの対象となりました。
若干スラントさせたボンネットフードに薄型のフロントマスクを備え、ロングノーズ&デッキへ続くややエッジに持たせた伸びやかな専用ボディはピラーレスの4ドアハードトップのみのボディタイプが設定され、日本車離れしたスポーティなスタイリングからも人気を博しました。
2代目モデル以降は、格式を感じる重厚さを備えた厚みのある4ドアセダンへと変貌を遂げ、4.1L V型8気筒DOHCエンジンが搭載されるなど、プレステージ性をより一層高めます。
4代目モデルが2010年に生産および販売終了から約2年にあたる2012年5月、5代目モデルが登場し、ハイブリッド専用モデルとして生まれ変わります。
重厚感のあるラグジュアリーなスタイリングを採用する、日産を代表するフラッグシップセダンながら、環境性能・低燃費性能にもこだわった、次世代に向けたこれからの高級車の在り方を強烈にアピールするモデルと言えるでしょう。
ここではシーマの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、シーマのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
シーマの特徴・どんな方におすすめなのか
ここでは、2012年にフルモデルチェンジを受けた5代目モデルについて取り上げます。
【シーマの特徴】
・ロングノーズ&ショートデッキスタイルの抑揚のある重厚な佇まい
・3mを超えるロングホイールベース
・3.5L V型6気筒エンジン+ハイブリッドシステム「インテリジェントデュアルクラッチ コントロール」を生み出し、圧倒的な動力性能と環境に配慮したクラストップレベルの省燃費性能
・ダンピングの利いた快適な乗り心地を提供するコンフォートサスペンション
・アクティブ・ノイズ・コントロールの装備をはじめ、徹底した吸音・ノイズ対策が施された静粛性の高いキャビン性能
・後席の乗員に対し最高のホスピタリティを提供する、くつろぎのある上質な室内空間
・職人の手による華やかで室内をラグジュアリーに演出する本木目フィニッシャー
・しっとりとしたなめらかな肌触りが心地良いセミアニリン本革シート
・インテリジェントエマージェンシーブレーキやインテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)&インテリジェントBUI(後退時衝突防止支援システム)など、全方位の衝突を防止する充実した先進の安全装備
・臨場感のあるライブ映像を再生するBOSE製 5.1chサラウンド・サウンド付後席プライベートシアターシステム
【シーマはこんな方におすすめ】
5代目モデルは歴代モデルの遺伝子を引き継ぎながら、時代の求める環境性能や省燃費性能を両立し、ハイブリッド専用車としてリリースされました。
それまでのフラッグシップセダン「プレジデント」がシーマに統合されたため、先代までのドライバーズカーとしての性格から、ややショーファードリブンカーとしての需要も兼ね備えたプレステージモデルです。
パーソナル性を重視しながらも、大切なゲストを乗せる機会の多い方々におすすめのモデルです。
シーマの人気車種・おすすめグレード

グーネット編集チーム
シーマの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは2012年にリリースされた5代目モデルについて取り上げます。
5代目 日産 シーマ Y51系(2012年~)のおすすめ人気車種・グレード
日産 シーマ(CIMA)ハイブリッド VIP G(2016年6月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)245/50R18(後)245/50R18
エンジンタイプ:VQ35HR型 V型6気筒DOHC+モーター
排気量:3498cc
最高出力:306ps(225kW)/6800rpm
最大トルク:35.7kg・m(350N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:16.6km/L
車両重量:1950kg
新車価格:8,400,000円
自動車税:年間58,000円 ※
※自動車税は2018年9月時点で参照したものとなります。
■主な装備
【エクステリア】
・18インチタイヤ&アルミホイール
【インテリア】
・セミアリニン本革シート
・本革巻ステアリング&シフトノブ(プレミアム)
・銀粉本木目フィニッシャー
・スエード調ルーフ
・パーソナルドライビングポジションメモリーシステム(ステアリング/運転席/ドアミラー、/ナビゲーションシステム/エアコン)
・運転席パワーシート(スライド/リクライニング/リフター/ランバーサポート)
・助手席パワーシート(スライド/リクライニング)
・助手席パワーオットマン機構
・前席エアコンディショニングシート
・後席パワーリクライニングシート(シートバック中折れ機構、オートリターン機構付)
・後席ヒーター付シート
・リヤセンターアームレスト内蔵コントロールスイッチ(オーディオ/エアコン/シートヒーター/リクライニング)
【安全装備】
・クリスタルブルーバイキセノンヘッドランプ(ハイ/ロービーム、プロジェクタータイプ、オートレベライザー付)
・アクティブAFS
・バックビューモニター(カラー、車幅/距離/予想進路線表示機能付)
・サイドブラインドモニター(カラー、左側車幅/前端表示機能付)
・インテリジェントクルーズコントロール
・インテリジェントペダル(ディスタンスコントロールアシスト)
・後席テンションリデューサーELR付3点式シートベルト(左右席)
・EBD(電子制御制動力配分システム)
・LDP(車線逸脱防止支援システム)
・LDW(車線逸脱警報)
・FCW(前方車両接近警報)
・インテリジェントブレーキアシスト
・エアバッグ展開連動ハザードランプ
【快適装備】
・インテリジェントキー
・電動チルト・テレスコピックステアリング
・フォレストエアコン
ゆらぎ風/アロマディフューザー/湿度制御機能/プラズマクラスター(肌保湿、除菌機能付)など
・電動ガラスサンルーフ
・トランクオートクロージャー
・リヤドアオートクロージャー
【ナビゲーション・オーディオ】
・カーウイングスナビゲーションシステム
・BOSE製5.1chサラウンド・サウンド付後席プライベートシアターシステム
【その他】
・コンフォートサスペンション
・ダブルピストンショックアブソーバー
・アクティブ・ノイズ・コントロール
■特徴
・圧倒的な動力性能と優れた省燃費性能や環境性能を実現した3.5L V型6気筒エンジン+モーターの先進のハイブリッドシステム
・徹底した吸音・防音・制振処理が施された静粛性の高いキャビン
・エアコンディショニング機能付後席パワーリクライニングシートなど最高級のホスピタリティを提供する後席の居住性
・ドライバーの設定した最適なドライビング環境を常に呼び出すパーソナルドライビングポジションメモリーシステム
・臨場感あふれる高音質な映像を再生するBOSE製5.1chサラウンド・サウンド付後席プライベートシアターシステム
・身体を優しく包み込む、なめらかな手触りと快適な掛け心地を提供するセミアリニン本革シート
・職人の手による繊細な仕上げが美しい銀粉本木目フィニッシャー
・フラットでしなやかな乗り心地を実現するコンフォートサスペンション
・インテリジェントブレーキアシストやLDP(車線逸脱防止支援システム)をはじめ、LDW(車線逸脱警報)やFCW(前方車両接近警報)など、充実した安全装備
・1年を通して快適な室内空間を提供する高機能フォレストエアコン
シーマの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

グーネット編集チーム
5代目モデルは先代までのパーソナル性を重視したパッケージデザインから、やや後席のおもてなしを重視したショーファードリブンモデルとしての設計が特徴です。
搭載するパワーユニットは1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステムを採用する1タイプのみの設定です。
日産の最高級セダンとして充実した快適・安全装備が施されています。
本革シートをはじめ、Bose製の5.1chサラウンドオーディオシステム付後席プライベートシアターシステムや後席エアコンディショニングシートなどは、後席に大切な方々を乗せる機会の多い方にはおすすめの装備です。
なお、しなやかな手触りが心地良い最高級セミアニリン本革シートは「VIP」グレード以上には標準装備されますが、オプション設定はされていないので、チェックをおすすめします。
たくさんのオプション装備の中から、5代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・リヤスポイラー
・アカンサスエンブレム(シルバー)
・18インチアルミホイール
【インテリア】
・シート地(スエード調トリコット&ダブルラッセル:内装色:ベージュ)
・シート地(本革)
・前席エアコンディショニングシート
・前席シートバックグリップベルト
・フロアカーペット(プレミアムforエグゼクティブ、吸音/消臭機能付)
・後席ヒーター付シート
・キッキングプレート(LEDイルミネーション付)
【安全装備】
・LEDフォグランプ
・ドライブレコーダー
【快適装備】
・アンビエントライトシステム
エクステリアハンドルライト+イルミネーション付キッキングプレート+インナーシルライト+フットライト
【ナビゲーション・オーディオ】
・BOSE製5.1chサラウンド・サウンド付後席プライベートシアターシステム
ヘッドレスト一体型高精細7インチワイドVGAディスプレイ、ワイヤレスヘッドフォン2個、後席ディスプレイ用リモコン、BOSE 5.1chサラウンド・サウンドシステム(16スピーカー、AUDIOPILOT 2、Centerpoint 2)、VTRジャック(センターコンソール背面)
シーマのライバルとなるおすすめ車種

グーネット編集チーム
存在感のあるクォリティーの高い重厚な外観デザインをはじめ、素材の質感やタッチにこだわったラグジュアリーなインテリアに加え、卓越した動力性能など日産の誇るフラッグシップセダンとして人気の高いシーマの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
トヨタ クラウンマジェスタ 210系(2013年~)
中古車平均価格相場:123.7万円(2018年9月25日時点)
クラウンマジェスタはトヨタの高級セダンとして長い歴史を持つ「クラウン」の上級モデルとして1991年10月に誕生しました。
初代モデルは1980年代後半から1990年代前半にかけての好景気を背景に開発されました。
クラウンとは異なる全幅1800mmの専用3ナンバーサイズのフルモノコック構造のボディが与えられ、堂々とした品格を備えた高級な佇まいが印象的なモデルです。
4輪ダブルウィッシュボーン式電子制御式エアサスペンションを採用し、4.0L V型8気筒自然吸気エンジンとともに、静かで余裕のあるジェントルな走りを提供するプレステージサルーンとして、成功を収めました。
2006年にはトヨタのフラッグシップセダン「セルシオ」が「LS」としてレクサスブランドへ移行したため、同時期の4代目モデル以降はクラウンマジェスタが、同社のオーナーズカーのフラッグシップモデルとなります。
以降もエンジン排気量の拡大や洗練された重厚な内外装デザインの採用など、プレステージ性を高めつつ、2013年9月にフルモデルチェンジを受けた6代目モデルへバトンタッチしました。
アトキンソンサイクル直噴 3.5L V型6気筒エンジンに専用ハイブリッドシステム「2段変速リダクション機構付THS II」を組み合わせたパワートレインへ刷新され、時代のニーズに対応した優れたエコロジー性を兼ね備える、最高級セダンとして生まれ変わりました。
後席の快適性を重視したパッケージデザインの採用や先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense P」の搭載などからもシーマを購入する際に比較される人気の高いモデルです。