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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.12.03
トヨタセルシオのおすすめの中古車をまとめてみた

グーネット編集チーム
セルシオは、世界に通用する新たな高級セダンを目指し、トヨタが海外で展開しているプレミアムブランド「レクサス」向けの専売モデルとして開発されました。
海外市場では「レクサス LS400」として、華々しいデビューを飾っていましたが、国内の好景気によるニーズの高まりもあってか、1989年10月に日本市場にも投入されました。
堂々とした気品あふれる大型ボディに圧倒的な動力性能を誇る4.0L V型8気筒エンジンを搭載しています。トヨタが誇るフラッグシップラグジュアリーセダンとして、法人ユーザー・個人ユーザーを問わず高い支持を集めました。
ボディの段差を極力軽減したフラッシュサーフェイスボディに加え、アンダーフロアのフラット化や空気の流れをコントロールすることで、徹底した遮音・吸音・制振処理を実現しました。静粛性の高いV型8気筒エンジンとともに、市街地走行から高速巡行時でも最大限の静けさを感じられる1台です。
電子制御サスペンション「ピエゾTEMS」や電子制御エアサスペンションが設定され、ダンピングの利いたフラッグシップセダンに相応しい重厚な乗り心地と姿勢変化の少ない優れた操縦安定性能を両立しています。
当時オーバークオリティとも称され、世界のプレミアムセダン市場にも一石を投じた、エポックメイキングな名車として知られます。
1994年10月にリリースされた2代目モデルでは、ボディデザインは初代モデルを踏襲しながら、オーバーハングの短縮やホイールベースの拡張による、小回り性能や後席の居住性の向上が図られています。
併せてボディの軽量化やエンジンのVVT-i(連続可変バルブタイミング機構)化によるエンジンの出力アップ、オートマチックトランスミッションの多段化などにより、走行性能が大きくブラッシュアップされています。
2000年8月にフルモデルチェンジを受けた最終モデルとなる3代目モデルでは、エクステリアに丸みを与え、立体的なフロントマスクを備える優雅なデザインへと変貌を遂げます。
搭載するエンジンは4.3L V型8気筒エンジンへ置換され、さらなる空力特性の向上や室内空間の拡大に加え、プレステージ性を追求したエレガントなインテリアの採用や先進の安全・快適装備が施されています。
また、3代目のセルシオは、揺るぎない高級セダンとしての資質を備えたことで、発売から1ヶ月間で月間販売目標台数2,000台に対し、約25,000台を受注するなど大成功を収めたモデルです。
その後、国内のレクサスチャネルの立ち上げに伴い、4代目モデルは「LS」としてレクサスの専売モデルとなり、3代まで続いた輝かしいセルシオブランドは惜しまれつつ消滅します。
ここではセルシオの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、セルシオのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
セルシオの特徴・どんな方におすすめなのか
【セルシオの特徴】
・プレステージ性を感じる堂々とした存在感のある佇まい
・徹底的にフラッシュサーフェイス化が施された先進の空力ボディ
・艶やかで深みのある高品質ボディ塗装
・全域にわたりトルクフルで余裕のある走りを提供する、静粛性の高いV型8気筒エンジン
・長距離の移動でも疲れを感じにくいダンピングの利いた重厚な乗り心地
・大人5人がゆったり快適に移動できる優れたキャビン性能と優れたホスピタリティ
・細部のチリや材質の質感・触感にこだわったラグジュアリーなインテリア
・パーソナルユースから、ショーファードリブンとしての用途まで、さまざまな用途を想定したラインナップ
・欧州仕様の足回りを強化した「eRバージョン」グレード
・実用性の高い大容量トランクルーム
・世界トップレベルの安全性能を実現するVSC(Vehicle Stability Control:車両安定性制御システム)や衝突安全ボディGOA(Global Outstanding Assessment:世界トップレベルの安全性評価)などの先進技術
【セルシオはこんな方におすすめ】
1989年10月に誕生して以来、トヨタの誇るフラッグシップセダンとして3代にわたり、進化を続けてきたモデルです。
2006年9月以降、レクサス「LS」として引き継がれ、レクサスを牽引する旗艦モデルとして位置付けられます。
大排気量V型8気筒自然吸気エンジンを搭載し、重厚で高級感あふれるダイナミックな走りと圧倒的な静粛性を提供します。
パーソナルユースのドライバーズカー、後席の居住性を重視したショーファードリブンカー、高速走行の走行安定性を重視したスポーティグレードなど、個性的なグレードが用意されています。
ダウンサイジング傾向が強まる中、現在では希少となりつつある大排気量V型8気筒エンジンならではの、色褪せないトルク変動の少ないエレガントな走行性能が大きな魅力といえるでしょう。
上質なパーソナル空間を大事にしたい、高速道路を使った長距離移動が多い方におすすめしたいモデルです。
セルシオの人気車種・おすすめグレード

グーネット編集チーム
セルシオの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは、レクサス「LS」へ移行する前の最終モデルである3代目モデルを取り上げます。
3代目 トヨタ セルシオ 30系(2000年~2006年)のおすすめ人気車種・グレード
トヨタ セルシオ(CELSIOR)eR仕様(2004年7月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)245/45R18 96W(後)245/45R18 96W
エンジンタイプ:3UZ-FE型 V型8気筒DOHC
排気量:4292cc
最高出力:280ps(206kW)/5600rpm
最大トルク:43.8kg・m(430N・m)/3400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:8.9km/L
車両重量:1830kg
価格:6,510,000円
自動車税:年間76,500円
※自動車税は2018年8月時点で参照したものとなります。
■主な装備
【エクステリア】
・18インチタイヤ&アルミホイール(245/45R18 96W+18×7.5JJ、スーパークロームメタリック)
【インテリア】
・本革シート&トリム表皮
・フロント10ウェイパワーシート
・運転席クッション長可変シート
・本木目パネル&トリム
・オプティトロンメーター
・マルチインフォメーションディスプレイ
・左右独立温度コントロールフルオートエアコン&インテリジェントスイングレジスター
【安全装備】
・ディスチャージヘッドランプ(ロービーム)
・インテリジェントAFS(ヘッドランプコントロールシステム)
・足元照明付リバース連動ワイドビューカラードアミラー(メモリ機能付電動格納式・ヒーター付レインクリアリングミラー)
・デュアルステージSRSエアバッグ&SRSニーエアバッグ
・SRSサイドエアバッグ
【快適装備】
・マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ
・全ドアイージークローザー
・トランクリッドイージークローザー
・電動チルト&テレスコピックステアリング
・マイコンプリセットドライビングポジションシステム
・フロントウインドウシールドグリーンガラス(低反射・UVカット機能付、トップシェード付)
・プライバシーガラス(リヤドアガラス+バックウインドウガラス、UVカット断熱機能付)
・クルーズコントロール
・スマートキーシステム
【オーディオ】
・カセット一体AM/FMマルチ電子チューナーラジオ&インダッシュ6連奏CDチェンジャー
【その他】
・ユーロチューンド・サスペンション
■特徴
・優れた空力特性を実現したエアロダイナミクスボディ
・圧倒的な静粛性と動力性能を誇るVVT-i機構付4.3 L V型8気筒自然吸気エンジン
・高速走行時のスタビリティを高めるユーロチューンド・サスペンションと18インチロープロファイルタイヤ&アルミホイール
・スムーズで力強い走行性能と優れた低燃費性能を実現するスーパーインテリジェント6速オートマチックトランスミッション
・トルクバンドを積極的に使ったスポーティな走りを提供するシーケンシャルシフトマチック
・身体をしっかりホールドするクッション長可変機構付フロント10ウェイパワーシート
・掛け心地の良い質感の高い本革シート
・本木目パネル&トリムを備えたラグジュアリーなインテリア
・ハンドルの舵角と車速に応じ、ヘッドランプの照射軸を左右に可変し、夜間走行の安全性を高めるインテリジェントAFS(Adaptive Front-lighting System)+ディスチャージヘッドランプ
・採光性を高め室内の快適性を高めるマイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ
・全ドアイージークローザー&トランクリッドイージークローザーやスマートキーシステムなど利便性の高い充実した快適装備
セルシオ中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

グーネット編集チーム
セルシオはトヨタを代表するフラッグシップセダンであり、先進の快適・安全装備をはじめ、豪華なインテリアが特徴のモデルです。
メモリー&オートリターンやバイブレーター、シートヒーター機能付電動リヤシートをパッケージにした後席の居住性・快適性を高めるパッケージやしっとりとした肌触りが特徴の高級天然皮革を使用したシートなど、人気の高い豊富なオプションが用意されています。
また、レーザーレーダーセンサーやミリ波レーダーセンサーなどにより、先行車の車速や車間距離を認識し、一定の距離を保ち追従する「レーダークルーズコントロール」はドライバーの負荷を減らす安全装備として、高速道路を積極的に利用するユーザーにはおすすめしたいオプションです。
ほかにも人気の高いオプションとして四季を通じ室内を快適に過ごすマイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフやオートエアピュリファイヤーは人気の高いオプションとして装着率も高く、装備の有無をチェックしたいアイテムです。
さらにセルシオ用に専用設計された、高級オーディオメーカー「マークレビンソン」製のプレミアムサウンドシステムは、音楽をゆっくり楽しみたい方には魅力的なオプション装備です。
たくさんのオプション装備の中から、3代目モデルに人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・18インチタイヤ&アルミホイール(245/45R18 96W+18×7.5JJ、クロームメッキ)
【インテリア】
・本木目ステアリングホイール&本木目シフトノブ
・本革シート&トリム表皮
・クッション長可変運転席シート
・リヤパワーシート
・リヤ電動調整式ヘッドレスト
・リヤ大型センターアームレスト(カップホルダー、各種コントロールスイッチ付)
【安全装備】
・プリクラッシュセーフティシステム(レーダー方式)
・レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
・音声ガイダンス機能付カラーバックガイドモニター
・クリアランスソナー
・リヤフォグランプ
【快適装備】
・マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ
・光脱臭機能付オートエアピュリファイヤー
・フロントシートヒーター
・リヤシートヒーター
・コンフォータブル・エアシート
【ナビゲーション・オーディオ】
・セルシオ マークレビンソン プレミアムサウンドシステム(11スピーカー)
・セルシオ スーパーライブサウンドシステム(9スピーカー)
・後席用液晶カラーTV
・6連奏MDチェンジャー
【その他】
・寒冷地仕様
セルシオのライバルとなるおすすめ車種

グーネット編集チーム
金属を削り出したような存在感のあるエレガントなスタイリングや圧倒的に静かな重厚な室内空間など、トヨタが世界に誇るプレミアムセダンとして人気の高いセルシオの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
4代目 日産 シーマ F50系(2001年~2010年)
中古車価格相場:85.3万円(2018年8月8日時点)
シーマは1988年の誕生以来、日産を代表するフラッグシップセダンとして高い人気を誇るモデルです。
中でも初代モデルは当時の時代背景を象徴する「シーマ現象」を生みだす大ヒットモデルとなり、1988年度の流行語大賞にも選ばれるほどの一大センセーションを巻き起こしました。
3ナンバー専用ボディが与えられ、3.0L V型6気筒ターボエンジンを搭載した、圧倒的な動力性能が象徴的なモデルで、以降日産のフラッグシップセダンとして、確固たるポジションを築きます。
2001年1月にリリースされた4代目モデルでは、「Dynamic & Modern」をコンセプトに掲げ、21世紀を象徴する高級セダンを目指し開発されました。抑揚のあるスタイリングとなっています。4.5L V型8気筒直噴エンジンを搭載することで、圧倒的な動力性能・静粛性を実現しながら、環境に配慮したクラストップレベルの低燃費性能を達成するなど、まさに新世代フラッグシップセダンに相応しいスペックを備えています。
ホスピタリティに満ちた、上質な室内空間はもとより緊急通報システム(ヘルプネット)や世界初のレーンキープサポートシステムなど、先進の安全技術を搭載し、セルシオを購入する際に比較される人気の高いモデルです。