中古車購入
更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.11.12
ランドローバーレンジローバーの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム
レンジローバーは、1970年に「万能ラグジュアリー4×4」として、初代が発売されSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の世界に大きな足跡を残しています。
誕生以降40年以上に渡り、世界中で人気を拡大させたこともあり、高級SUVユーザーがクルマを購入するときの選択肢として挙げられるモデルです。
ボンネット前部の両端を盛り上げた特徴的なクラムシェル・ボンネットと、伸びやかなルーフライン、途切れの無いウエストラインが特徴なスタイリングは美しさと力強さを兼ね備えています。
また、上質な本革シート、高音質なMeridianオーディオシステムをはじめとする最高級の装備、静粛性にも優れた室内空間、質感の高いインテリアが特徴となっています。
そして、2012年にリリースされた4代目モデルでは、軽量化と高剛性のオールアルミニウム製軽量モノコックボディ構造を採用しています。
通常走行や高速走行では、しなやかに路面の凹凸を吸収、オフロードでの走破性を向上につながる自動車高調整式エアサスペンションを採用し、いかなる路面状況でも安定感のある快適な乗り心地を提供するモデルです。
派生モデルには、走りを追求したレンジローバースポーツや、デザインの美しさを重視したレンジローバーヴェラール、エントリーモデルに位置する直列4気筒2.0エンジンを搭載したレンジローバーイヴォーグがラインナップされています。
いずれも高級SUVに相応しいラグジュアリーな室内空間と、V8 5.0Lスーパーチャージドエンジンをはじめ、余裕のある高い走行性能と卓越した洗練性を持ち合わせています。
燃費向上も実現したV6 3.0Lスーパーチャージドエンジンは、より排気量がより小さいガソリンエンジン需要がある、世界の主要マーケット向けの魅力的な新しい選択肢として追加されています。
4代目モデルでは、使用燃料に軽油を使用する燃費性能に優れ、環境に配慮したV6 3.0Lディーゼルエンジンもラインナップされ、余裕のある動力性能を提供します。
普段使いから、安定した乗り心地と快適性を発揮する高速道路を使ったロングドライブ、フォーマルなビジネスシーンでも高い満足感の得られる人気モデルです。
さらに、後席の乗員に上質なエンターテイメントを提供するリヤシートエンターテイメントシステム、迫力あるエクステリアと足元を引き締める22インチタイヤ&アルミホイール、低速から完全に停止するまで連続的に使用できる、全車速追従機能を持つACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などが搭載されています。
ほかにも身体に馴染み、経年とともに愛着の増すラグジュアリーな本革シートを標準装備しています。
このようにレンジローバーは用途や目的に合わせ、さまざまな個性豊かなモデルが選択できる魅力的な1台となっています。
ここではレンジローバーの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。
レンジローバーの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム
4代目 ランドローバー レンジローバー LG系(2013年~)の主なグレードの特徴
・V6 3.0Lスーパーチャージド ヴォーグ
レンジローバーのエントリーモデルに位置するグレードですが、装備内容は充実しています。レンジローバーの走行性能に関わる自動車高調整機能付エアサスペンションやボディ構造仕様についてはヴォーググレードから標準仕様になるのが特徴です。
さらに、エマージェンシーブレーキアシスト、運転席&助手席エアバック+サイドエアバック、8速オートマチックトランスミッション、20インチアルミホイール、Meridianオーディオシステム、3ゾーンフルオートエアコンディショナー、レザーシート、ナビゲーションシステムを標準装備します。
2014年に登場した4代目モデルでは、緊急自動ブレーキや、LEDヘッドライトを標準装備します。オプションで22インチまでのアルミホイールも設定されます。
日本国内では、5.0Lエンジンと3.0Lエンジンとの年間自動車税の差額は37,000円であることや、燃費性能もJC08モード8.5km/Lと燃費性能にも優れる人気グレードです。
・V8 5.0Lスーパーチャージド ヴォーグ
標準のヴォーグや3.0Lスーパーチャージドヴォーグの装備に、スライディング・パノラミックルーフやフロントシートクーラー機能、21インチアルミホイールが装備されます。
510馬力を発生させる5.0Lスーパーチャージドエンジンは、あらゆる路面状況でもゆとりのパワーを発揮します。
・オートバイオグラフィー
V8 5.0Lスーパーチャージドヴォーグの装備に、22インチアルミホイール、4ゾーンフルオートエアコンディショナー、リヤシートクーラー、Meridianオーディオシステムなどは20スピーカーシステムを持つ高音質オーディオを標準装備する最上級グレードです。
なお、ヴォーグとオートバイオグラフィーの各グレードに、V6 3.0Lターボディーゼルエンジンも2016年より設定されています。
使用する燃料は、レギュラーガソリンよりも約20円お求めやすい軽油のため、維持のためのランニングコスト削減に貢献するのが、ディーゼルエンジン搭載モデルです。
レンジローバーの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム
ここでは、レンジローバーの主な世代・型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/L、軽油115円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。
4代目 ランドローバー レンジローバー LG系(2013年~)の燃費・維持費
・LG5NA:5.0L/8AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:5.8km/L
年間ガソリン代:約250,000円(1724.1L×145円) ※1
自動車税:年間88,000円 ※2
年間維持費:約338,000円 ※3
・LG5SA:5.0L/8AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:5.3km/L
年間ガソリン代:約273,584円(1886L×145円) ※1
自動車税:年間88,000円 ※2
年間維持費:約361,586円 ※3
・LG3SB:3.0L/8AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:8.5km/L
年間ガソリン代:約170,588円(1176L×145円) ※1
自動車税:年間88,000円 ※2
年間維持費:約258,588円 ※3
・LG3KD:V6 3.0L/8AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:軽油
JC08モード燃費:12.4km/L
年間ガソリン代:約92,741円(806L×115円) ※1
自動車税:年間51,000円 ※2
年間維持費:約143,741円 ※3
※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/L、軽油115円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。
レンジローバーの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム
ランドローバー レンジローバーの主なグレード・型式の中古車価格帯
3代目 レンジローバー LM系:78~418万円
LM42S:138~295万円
LM44:78~498万円
4代目 レンジローバー LG系:698~2398万円
LG3KD:1128~1398万円
LG3SB:778~1298万円
LG5SA:858~1399.9万円
オートバイオグラフィー:1218~1399.9万円
ヴォーグ:98~1398万円
4.6HSE:77~189万円
3.0 V6スーパーチャージドヴォーグ:778~1298万円
レンジローバーの中古車では、中古車市場での流通台数は少ないものの、平成17年式、平成27年式のレンジローバーが目立ちます。
3代目レンジローバーのLM系は10年以上経過したモデルのため200万円以下の中古車も多く存在します。
4代目モデルのLG系はリリースされて年数が浅いため(※2018年7月時点)、1000万円を超える中古車も多いため、高値で推移しています。
クルマのランクにより価格帯が広く信頼できるショップから安心して乗れるレンジローバーを探すことがポイントです(上記中古価格帯については、2018年7月12日時点での数値となっています)。
年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や修復歴の有無、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。
レンジローバー(ランドローバー)の価格相場|中古車なら【グーネット】
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