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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2019.03.08
トヨタソアラの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム
2代目 トヨタ ソアラ 20系(1986年~1991年)

グーネット編集チーム
2代目ソアラは、一見して初代モデルから外観上の違いは感じにくいキープコンセプトモデルに見えながら、バランスの良さはそのままに質感を高め、空力特性に磨きをかけています。
安定感のあるボディデザインを採用し、1986年1月に誕生しました。
【エクステリア】
初代モデルからのデザインフィロソフィーである、台形フォルムにロングノーズ&ショートデッキスタイルを受け継ぐウエッジシェイプフォルムはそのままに、全面に3次元ガラスを採用しています。
徹底したボディ面のサーフェイス化を施した、飛行機のキャノピーをイメージさせる「フラッシュサーフェイス・キャノピー」デザインが特徴です。
また、細身のAピラーやリヤクォーターピラー、剛性感の高いプレスドア、大きくクリーンなガラスエリア、薄型ヘッドランプを備える低いフロントマスクなど、初代モデルを彷彿させるラグジュアリーな2ドアスペシャリティクーペです。
【インテリア】
独特な上質な肌触りが特徴のスウェード調素材をドアトリムやダッシュボードなど随所に使用したグランベールインテリアをはじめ、ソファのように掛け心地の良いラグジュアリーシート、後席の乗降性を高めるユニークなドアヒンジ構造を持つ「イージーアクセスドア」など、厳選した高級な素材を用いた、乗員に安らぎを与える居住性・乗降性の高いインテリアが特徴です。
また、視認性の高い未来的なデザインの「スペースビジョンメーター」をはじめ、エアコンやオーディオ類のコントロールを液晶パネルスイッチで行う世界初の「マルチコントロールパネル」などの先進的な装備が施されています。
【パワートレイン・メカニズム】
性格の異なる4つのパワーユニットが用意されています。
優れた経済性とフレキシブルな実用域の扱いやすさに定評のあるベーシックな2.0L直列6気筒OHCエンジン、余裕のある軽快な動力性能を誇る2.0L直列6気筒DOHCエンジン、中低速からピックアップの良いダイナミックな走行性能を誇る2.0L直列6気筒ツインターボDOHCエンジンに加え、全域にわたりトルクフルで圧倒的な動力性能を発揮する3.0L直列6気筒インタークーラー付DOHCターボエンジンに電子制御式4ATもしくは5速MTが組み合わされます。
いずれもユニットもスペシャリティクーペに相応しい、ストレスのないスポーティな走行性能を提供します。
足回りには4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用し、シーンを選ばないフラットで重厚感のある乗り心地を誇る電子制御式エアサスペンションや優れた操舵性能、走行安定性を誇る電子制御サスペンションTEMS(トヨタ・エレクトロニック・モジュレーテッド・サスペンション)が設定され、質の高い走行安定性能を誇ります。
トヨタ ソアラ(SOARER)3.0GT-リミテッド(1989年4月モデル)
ボディタイプ:クーペ・スポーツ・スペシャリティ
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4675×1725×1345mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1820×1415×1105mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/60R15 90H(後)215/60R15 90H
エンジンタイプ:7M-GTEU型 直列6気筒DOHC24バルブICターボ
排気量:2954cc
最高出力:240ps(177kW)/5600rpm
最大トルク:35.0kg・m(343.2N・m)/3200rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:8.3km/リットル
車両重量:1530kg
価格:3,758,000円
自動車税:年間51,000円 ※
「3.0GT-リミテッド」は、歴史的な名車である「トヨタ2000GT」に搭載されたM型6気筒ツインカムエンジンの流れをくむ、3.0L直列6気筒インタークーラー付DOHCターボエンジンを搭載しています。
シャープなレスポンスとともに、中低速域から豊かなトルク特性を生かし、ドライバーを刺激するなめらかで圧倒的な加速性能と優れた燃費性能を両立するトップグレードモデルです。
中でも、1988年1月のマイナーチェンジでは、それまでのレギュラーガソリン仕様からプレミアムガソリン仕様へ変更がなされ、出力・トルクともにパワーアップがなされているモデルです。
西ドイルのベネッケ社との共同開発により誕生した、ソアラ専用の贅沢なスウェード調素材をふんだんに使用したグランベールインテリア、パワー機構を備える本革製スポーツシート、高音質な音楽を奏でるサウンドコントローラー機能付カセット一体AM/FM電子チューナー付ラジオ+フロントダブルコーンボックススピーカー&2wayリヤボックススピーカーなど、上質なインテリアと充実した快適装備が施されています。
足回りにはライトベージュに飾られたイントラ製15インチアルミホイール、ピレリ社との共同開発により生まれた快適な乗り心地と優れたグリップ性能を誇るP6タイヤの装備となっています。
走行状態に応じショックアブソーバーの減衰力を自動制御し、快適性と軽快なハンドリング性能を両立させる電子制御サスペンション「TEMS(トヨタ・エレクトロニック・モジュレーテッド・サスペンション)」に加え、滑りやすい路面のブレーキ性能を高める4輪ESC(エレクトロニック・スキッド・コントロール)などの先進の技術からによって生み出された安全装備です。
また、本グレードは電子制御オートマチックトランスミッションを搭載し、トルクバンドを積極的に使った胸のすくスポーティドライブを提供する人気グレードです。
ボディカラーは上品で純白な輝きが特徴の上品なスーパーホワイトIIIを含め、全2色が設定されています。
※自動車税は2018年1月時点で参照したものとなります。
・主なオプション
LSD(リミテッド・スリップ・デフ)、エアロバンパー&ウイング式リヤスポイラー、サイドマッドガード、電動式ムーンルーフ、トヨタ・エレクトロマルチ・ビジョン、ビジュアルインフォメーションカセット、マルチコントロールパネル、CDプレーヤーなど。
・カラーバリエーション
スーパーホワイトIII、クリスタルホワイトトーニングII。
3代目 トヨタ ソアラ 30系(1991年~2000年)

グーネット編集チーム
3代目ソアラは、先代までのウエッジシェイプを活用したロングノーズ&ショートデッキスタイルから大きく変貌を遂げ、塊感を表現するスカルプチャーデザインを採用しています。
なめらかな曲面を用いたダイナミックで躍動感のある佇まいが特徴の2ドアスペシャリティクーペとして、1991年5月に誕生しました。
【エクステリア】
歴代モデルが国内専用モデルとして、5ナンバー登録のボディサイズをベースにデザインされていたのに対し、3代目モデルでは北米のレクサスブランドの立ち上げにあわせ、よりデザインの自由度の高い3ナンバーモデルへ改められました。
のびやかで安定感のある、流麗でグラマラスな空力特性に優れたダイナミックなスタイリングへと生まれ変わりました。
低く構えたフロントグリルに角型ヘッドライトを備える先代モデルまでのフロントビューから一転し、コーナーランプを内蔵する異径ヘッドライトと独立した丸型ハイビームを備えています。
量感あるボンネットフードからキャビン、リヤトランクエンドまで流れるような落ち着きと躍動感を融合させた優雅なワンモーションシルエットが印象的です。
また、フロントフェンダーアーチからリヤフェンダーエンドまで続くシャープなキャラクターラインがのびやかでスポーティさを演出し、なめらかな形状のリヤバンパー、フラットサーフェイス化されたリヤコンビネーションランプとトランクリッドの処理と相まって、洗練されたモダンな印象を与えます。
【インテリア】
先代までのアバンギャルドな先進的なインテリアデザインから、曲面と丸みを帯びた落ち着きのある洗練された上品な意匠へと変更されました。
希少なバーズアイメイプルを使用した本木目オーナメントや贅沢に天然皮革を使用した仕立ての良い本革シートなど、素材やタッチにこだわった質の高いインテリアはドライバーや乗員に安らぎを与え、静粛性の高いモダンリビングをイメージさせる優雅な室内空間を提供しています。
上質さの中にも機能性を重視し、ドライバーがストレスを感じにくい、クルマと一体となったコックピットデザインを採用しています。
また、世界初の採用となる後席へのアクセスを容易にするパワーウォークイン機構付助手席シートやクリアで奥行きのある立体的な音楽を再生するソアラスーパーライブサウンドシステムをはじめ、高速走行の安全性を高める便利なオートドライブの装備など、充実した快適装備が施されています。
【パワートレイン・メカニズム】
搭載するパワーユニットは、パワフルでレスポンスの良いスポーティ走行を提供する2.5L直列6気筒ツインターボエンジン、優れた経済性と低速から高速域までドライバビリティの良さが特徴の3.0L直列6気筒自然吸気エンジン、湧き上がるような豊かなトルクを発生するダイナミックな走行性能を発揮する4.0L V型8気筒自然吸気エンジンの3タイプです。
レンジの広い4速オートマチックトランスミッションもしくは2.5Lエンジンモデルのみ5速マニュアルトランスミッションが組み合わされます。
足回りには改良を受けた新設計の4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用され、先代モデル同様に車高調整機能を備えるフラットで快適な独特な乗り心地を提供する電子制御エアサスペンションや、硬めのセッティングながら、走行状況に応じて減衰力を制御し、路面からの衝撃や突き上げを和らげるピエゾTEMSの設定など、グレードの特徴にあわせたサスペンションが用意されています。
【安全性能】
後退時の安全確認をアシストするバックモニターや超音波雨滴除去付ドアミラー、衝撃吸収ボディ構造やサイドドアインパクトビーム、デュアルSRSエアバッグシステムに加え、車両の安定性を高める電子制御スロットルシステムの採用など、先進の安全性能を備えています。
トヨタ ソアラ(SOARER)3.0GT Gパッケージ(1999年8月モデル)
ボディタイプ:クーペ・スポーツ・スペシャリティ
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:4900×1805×1350mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1825×1490×1110mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)225/55R16 94V(後)225/55R16 94V
エンジンタイプ:2JZ-GE型 直列6気筒DOHC24バルブ
排気量:2997cc
最高出力:230ps(169kW)/6000rpm
最大トルク:31.0kg・m(304.0N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:9.3km/リットル
車両重量:1570kg
価格:3,490,000円
自動車税:年間51,000円 ※
「3.0GT Gパッケージ」は、VVT-i機構を備える3.0L直列6気筒エンジンを搭載し、運転席パワーシートや後席への乗降性を高める助手席パワーウォークイン機構、クルーズコントロールなど、実用性の高い快適装備を備えたトップグレードです。
本グレードは1999年8月に小変更を受けたモデルで、2.5Lツインターボエンジン搭載モデル、3.0Lを搭載する中でもスポーツグレード「Sパッケージ」と同様に16インチロープロファイルタイヤ&アルミホイール、16インチ大型ディスクブレーキを装着した人気の高いモデルです。
インテリアには質感の高い艶やかなバーズアイメイプルを使用した本木目オーナメント、エクステリアにはメッキ加飾の施されたウインドモールを装着するなど、トップグレードの相応しいラグジュアリーな仕様が特徴です。
ほかにも助手席を前倒しすると電動で前方向へ電動スライドし、後席の乗降性を高める助手席パワーウォークイン機構や周囲の明るさに応じて自動でヘッドライトを点灯・消灯するコンライト、最適なドライビングポジションが設定可能な電動チルト&テレスコピックステアリングが搭載されています。
それらに加え、紫外線をカットし日差しを和らげるUVカットウインドガラスなどの快適装備、雨天走行の視界性を高める安全装備である撥水ドアガラスなど充実した装備が施されています。
シャープなレスポンス、のびやかな加速フィールと優れた省燃費性能を両立する3.0L直列6気筒自然吸気エンジンは、ドライバーの指向を判断しシフトポイントを自動変更するAI-SHIFT(自動変速制御)が組み込まれ、ドライバーと一体になった気持ちの良いスポーティドライブをアシストします。
また、オプションでラグジュアリーな本革シートが唯一選択できるのも大きな魅力です。
ボディカラーは精悍で引き締まったスポーティな佇まいを演出するブラックを含め、全7色が設定されています。
※自動車税は2018年1月時点で参照したものとなります。
ソアラ 3.0GT Gパッケージ装着車(1999年8月) のカタログ情報(1000848)|中古車の情報なら【グーネット】
・主なオプション
本革シート(フロントアームレスト/コンソールボックス)、前後調整式リヤシートヘッドレスト、チルト&スライド電動ムーンルーフ(グリーングラス)、間欠リヤワイパー、ハイマウントストップランプ付リヤスポイラーなど。
・カラーバリエーション
ブラック、ダークグリーンマイカ、レッドマイカ、シルバーメタリック、スーパーレッドIV、ブルーマイカメタリック、ホワイトパールマイカ。