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更新日:2019.06.24 / 掲載日:2018.11.06

トヨタカローラフィールダーの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

トヨタカローラフィールダーの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

カローラフィールダーは、トヨタの数多いラインナップの中でも、20世紀を代表する名車「カローラ」を系譜に持っています。コンパクトなステーションワゴンとして、2000年8月に誕生しました。

21世紀に向け、新たな価値観を創造する多機能ステーションワゴンとしてデザインされ、ヨーロッパ製ワゴンを彷彿とさせるモダンな佇まいが特徴的です。

縦に厚みのある量感あふれる5ナンバーサイズのワゴンボディを身にまとい、ロングホイールベース&ビッグキャビンの伸びやかなスタイリングを採用することで、ミディアムセダン並みの居住性を実現しています。

立体駐車場にも対応する全高ながら、ヘッドクリアランスにも十分な余裕を確保し、広さを実感する開放的なユーティリティスペースと使い勝手の良いラゲッジスペースが、ツーリングワゴンの魅力を高めます。

また、前後のオーバーハングを切り詰めることで、ロングホイールベースを実現しながら、最小回転半径4.9mを達成しています。そして、運転席からの視界性とボディ四隅がつかみやすいボディデザインから、誰もが運転のしやすさを実感できる安心感の高いパッケージデザインです。

インテリアには、厚みのある疲れを感じにくいシートをはじめ、パネル間のチリやグローブボックスにダンパーを装着して開閉フィールにも拘るなど、クラスを超えた上質な室内空間を提供しています。

軽量ボディを軽快にフットワーク良く走らせる1.5Lエンジンや、圧縮比を高めつつパワフルな動力性能を発揮するVVTL-i(Variable Valve Timing & Lift-intelligent:連続可変バルブタイミング&可変リフト機構)付1.8Lエンジン、余裕のあるトルクフルな走行性能と優れた低燃費性能を両立するVVT-i(Variable Valve Timing & Lift-intelligent:連続可変バルブタイミング&可変リフト機構)付1.8Lエンジンに加え、低回転域の粘りのある走りを提供する2.2Lディーゼルエンジンなど、個性的なパワーユニットが設定されているのも、初代モデルの大きな特徴です。

2006年10月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルでは、ベースとなるカローラが10代目モデルとなる記念すべき節目にあたり、新開発の1.8Lエンジンの搭載やプリクラッシュセーフティシステムやインテリジェントパーキングアシストなど、「新しい尺度でのクルマづくり」をテーマに開発されました。

外観上は当時のトヨタ車に共通するデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」を具現化し、クリーンで躍動感あふれるスポーティな意匠を採り入れています。

2012年5月にリリースされた3代目モデルでは「大人4人が、安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」を開発テーマに掲げています。

カローラ本来の原点に戻り、ワゴン本来のダイナミックさやツーリング性能、安全性能を重点に、日本市場にマッチしたクルマづくりがなされています。

ここではカローラフィールダーの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

ロードスターの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

ロードスターの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

3代目 トヨタ カローラフィールダー 160系(2012年~)の主なグレードの特徴

・1.5X
1.5Lガソリンエンジンを搭載するベーシックグレードです。
15インチタイヤ&スチールホイールやプロジェクター式ハロゲンヘッドランプ、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーが装着され、ウレタン3本スポークステアリングホイール、ワイヤレスドアロック、マニュアルエアコン仕様となります。
また、シートはトリコット、スピーカー数は2個となります。

・1.5G
「1.5X」グレードに対し、LEDリヤコンビネーションランプ、リバース連動機能付オート電動格納式リモコンカラードドアミラー、高輝度シルバー塗装加飾付ウレタン3本スポークステアリングホイールへと変更されます。併せてセンタークラスターなどがピアノブラック調、センタークラスターノブなど随所にメッキ加飾が施され、シート地がスエード調トリコット、オーナメント加飾が合皮巻きとなるなど、室内の上質感の向上がはかられています。

ほかにもUVカット機能付プライバシーをはじめ、ナノイー機能付オートエアコン、4スピーカー、ステアリングスイッチが追加装備されます。

また、本グレードから衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」、先行車発進告知機能などの安全装備が標準装備されます。

・1.5Gダブルバイビー
「1.5G」グレードに対し、16インチタイヤ&アルミホイール(4WDモデルは15インチ)やスモーク塗装アッパーグリルをはじめ、ドットパターンフロントロアグリルやカラードサイドマッドガード、リヤロアガーニッシュなどのエアロパーツが装着され、スポーティな外観が特徴のモデルです。

ほかにもBi-Beam LEDヘッドランプ(LEDクリアランスランプ+ブラックエクステンション+コンライト)やスモーク塗装が施されたリヤコンビネーションランプ、フロントフォグランプ等が追加装備されます。

また、シート地がステッチ入りの合成皮革&ファブリックのコンビタイプとなり、ステアリングホイールがピアノブラック加飾+ステッチ入りの本革巻き、加えて室内のピアノブラック加飾のエリアが拡大します。

・1.8S
1.8Lガソリンエンジンを搭載するグレードです。
基本装備は「1.5G」に対し、外観上はグリップ式アウトサイドドアハンドルがカラード+メッキタイプ、15インチサイズながらタイヤスペックが185/60R 15へ変更され、マフラーカッターが装備されます。

また、Bi-Beam LEDヘッドランプ(コンライト機能付)やスマートエントリー&スタートシステム、7速スポーツシーケンシャルシフトマチック+CVTスポーツモードが追加されます。

・1.8Sダブルバイビー
「1.5Gダブルバイビー」グレードに対し、4WDモデルにも16インチタイヤ&アルミホイールが標準装備されます。

それ以外では、「1.8S」グレード同様にマフラーカッターやスマートエントリー&スタートシステム、7速スポーツシーケンシャルシフトマチック+CVTスポーツモードが装備されます

・ハイブリッド
ハイブリッドシステムを搭載するベーシックグレードです。
プロジェクター式ハロゲンヘッドランプ、サイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラーが装着され、高輝度シルバー加飾付ウレタン3本スポークステアリングホイール、トリコットシート、15インチタイヤ&スチールホイール仕様となります。

・ハイブリッドG
「ハイブリッド」グレードに対し、ブラック塗装フロントロアグリル、ドアベルトメッキモールディング、ドアミラーがオート格納式+リバース連動+ヒーター+レインクリアリング機能付タイプへとエクステリアが変更されます。

インテリアはピアノブラック加飾が施されたセンタークラスターをはじめ、合皮巻きオーナメント加飾やセンターレジスターのメッキ加飾など、質感の高い仕上げが特徴です。

併せてステアリングホイールは高輝度シルバー加飾付本革巻きとなり、シフトノブも同様に本革巻き+ブルー加飾、シート地がスエード調トリコットへとグレードアップされます。

また、フロントウインドウガラスが高遮音性ガラス、フロントドアガラスが撥水機能付、スピーカー数も4個へと変更されます。

・ハイブリッドGダブルバイビー
「ハイブリッドG」グレードをベースに、エアロパーツやステッチ入りのファブリック&合成皮革のシート地など、ガソリンエンジンを搭載する「1.8Sダブルバイビー」の仕様が搭載されます。

トヨタ フィールダー 160系の中古車検索ページ

カローラフィールダーの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

カローラフィールダーの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、カローラフィールダーの型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年6月時点で参照したものとなります。

2代目 トヨタ カローラフィールダー 140系(2006年~2012年)の燃費・維持費

・NZE141G:1.5L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:20.0km/L
年間ガソリン代:約67,500円(500.0L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約102,000円 ※3

1.5X(2010年4月モデル)

・NZE144G:1.5L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:15.0km/L
年間ガソリン代:約90,000円(666.6L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約124,500円 ※3

1.5X Gエディション(2009年10月モデル)

・ZRE142G:1.8L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:18.6km/L
年間ガソリン代:約72,580円(537.6L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約112,080円 ※3

1.8Sエアロツアラー(2010年4月モデル)

・ZRE144G:1.8L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:15.6km/L
年間ガソリン代:約86,538円(641.0L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約126,038円 ※3

1.8S(2010年4月モデル)

3代目 トヨタ カローラフィールダー 160系(2012年~)の燃費・維持費

・NKE165G:1.5L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:34.4km/L
年間ガソリン代:約39,244円(290.6L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約73,744円 ※3

ハイブリッドG(2017年10月モデル)

・NRE161G:1.5L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.0km/L
年間ガソリン代:約58,695円(434.7L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約93,195円 ※3

1.5X(2015年4月モデル)

・NZE164G:1.5L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:16.0km/L
年間ガソリン代:約84,375円(625.0L×135円) ※1
自動車税:年間34,500円 ※2
年間維持費:約118,875円 ※3

1.5G(2015年4月モデル)

・ZRE162G:1.8L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:15.6km/L
年間ガソリン代:約86,538円(641.0L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約126,038円 ※3

1.8S(2012年5月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年6月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

カローラフィールダーの中古車価格相場から選ぶ

カローラフィールダーの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

カローラフィールダーは人気の高いコンパクトステーションワゴンモデルであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。

トヨタ カローラフィールダーの主なグレード・型式の中古車価格帯

2代目 カローラフィールダー 140系:14.1~149.9万円
NZE141G:13.9~148万円
NZE144G:14.8~129.8万円
ZRE142G:16~108万円
ZRE144G:33~149.9万円

1.5X Gエディション:14.8~118万円
1.5X エアロツアラー:15~107.5万円
1.5X HIDセレクション:23.2~69万円
1.8S エアロツアラー:16~165万円
X 202:32.8~139万円

3代目 カローラフィールダー 160系:42.8~247.4万円
NKE165G:92.9~247.4万円
NRE161G:98~239.8万円
NZE164G:53~199.8万円
ZRE162G:59.9~189.8万円

1.5G:59.9~189.9万円
1.5G ダブルバイビー:135~239.8万円
1.8S エアロツアラー・ダブルバイビー:98~165.9万円
ハイブリッド:94.8~221.4万円
ハイブリッドG:92.9~229.9万円
ハイブリッドG ダブルバイビー:129.9~247.4万円

カローラフィールダーは、2000年8月の発売以来、スタイリッシュで洗練された上質なスタイリング、安定感のある余裕のある走行性能、ミドルセダン並みの快適性能と使い勝手の良さから人気の高いモデルです。そのため、中古車登録数も多く、年式次第では値ごろ感のあるのが特徴です。

2006年10月に発売された2代目モデルでは、年式的には最終モデルである2012年式までほぼ偏りのない分布が見受けられます。価格帯は40万円以下から90万円台を中心に広く分布し、走行距離も5万kmから15万km未満までの登録車が多く、ほぼ年式相応と言えるでしょう。

2012年5月に発売された3代目モデルでは、2013年から2015年式を中心に80万円台から180万円台まで、価格レンジが広い傾向があります。これは人気の高いハイブリッドモデルが価格相場を牽引していることが起因していると思われます。走行距離は1万kmから9万km未満まで広く分布しており、数多い登録車の中から予算にあった1台が見つかることでしょう(上記中古価格帯については、2018年6月27日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

カローラフィールダー(トヨタ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

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トヨタ カローラフィールダーの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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